あらすじ・解説
1968年のメキシコオリンピックで、ボクシング・バンダム級で銅メダルを獲得した森岡栄治(武田真治)。プロ転向早々に網膜はく離を患い、25歳で引退した彼は家庭を顧みない生活を続け、愛想をつかした妻は家を出てしまう。さらに栄治は愛人の裕子(広末涼子)を連れてきて、娘の治子(藤本七海)と一緒に暮らし始める。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(43件)
- WXYは知ってても、それだけじゃ
3.0点
娘の回想で父の物語を語る、語りが説明調になってしまう。その分実在感よりも偶像感が増える。 自分は稼ぎもせずに豪遊、あげくの果てに働いてる妻を殴って離婚。 娘は引き取ったが、次の妻と長続きしたのは単に好運。 娘の回想で頭の中で美化したとして、この生き様。感動するような要素は無い、悲しいのは題名にある猫との別れの一瞬くらいか。
- kin********
5.0点
まずこの映画はキャスティングが良かったと思います。 主人公である森岡栄治はアホでスケベなエロ親父。だけど一本芯の通った人として魅力的な人物として描かれています。 そんなどこか憎めないダメ親父を持ち前のコミカルなキャラで武田真治がうまく演じてたと思います。試合シーンでの肉体美もこの映画の見所のひとつです。 他の出演者もすごく良かったと思います。 特に山崎邦正のダメ兄貴っぷりは見事にはまってました。ちょっと他の演技も見てみたいと思いましたねw この映画の一番のポイントはなんと言っても、ダメ親父を娘の視点から描いてるところです。 そしてまた娘役の藤本七海ちゃんがすばらしい。泣いたり笑ったり怒ったり、「いっとわ~い」と言ったりw 彼女の魅力がこの映画の魅力と言っても過言じゃないです。 波乱万丈の人生を生きた父とそれに振り回された娘。父の本当の強さが、いまわかった。 ジーンとさせられるいい映画です。
- elt********
5.0点
広末涼子さんが出てるから観ようかな…くらいの気持ちで見たのですが、とてもいい映画で面白かったです。 主演の武田さんやその娘役の藤本七海ちゃんが好演してます。
- tak********
4.0点
蒸し暑い夜でも「勝手にスポーツ映画祭り」汗だくで開催中。 第106弾は「元メダリストボクサー」映画でゴング! 先日、近大ボクシング部の部員が事件を起こしてしまいました。 挙句にボクシング部は廃部になったそうです。 一部のバカの為に他の部員の夢が立たれてしまった。 悲しい事件です。 本作の主人公も近大ボクシング部の出身。 草葉の陰でお嘆きの事でしょう。 ちょこって出演している赤井英和も同じボクシング部の出身。 本当に嘆いておりました。 本作ボクサー映画と言っても試合シーンは余り有りません。 ましてやタイトルになっている子猫もちょこっとしか出てきません。 元メダリストのボクサーの落ちぶれ振りと親子愛の映画です。 ホステス役のヒロスエのロングの髪型も素敵です。 やっぱり事件は起こしちゃイカンよ!
- sav********
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。
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