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チーム・バチスタの栄光 (2008)

監督
中村義洋
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3.15 / 評価:1319件

解説

現役医師・海堂尊による同名ベストセラー小説を、『アヒルと鴨のコインロッカー』の中村義洋監督が映画化した医療ミステリー。有能な心臓手術チームに起きた連続術中死をめぐり、内部調査を任された女性医師と、破天荒な切れ者役人のコンビによる活躍を描く。主演の竹内結子と阿部寛のほか、事件の鍵を握るチーム・バチスタメンバーには、吉川晃司、池内博之、佐野史郎、玉山鉄二といった人気、実力を兼ね備えた豪華キャストが顔をそろえる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

高難度の心臓手術「バチスタ手術」を26回連続で成功させていた“チーム・バチスタ”に、3度続けて術中死が発生。内部調査を任された田口(竹内結子)が適当な報告で締めくくろうとした矢先、厚生労働省から派遣された切れ者役人の白鳥(阿部寛)が現れる。2人はコンビを組んで、“チーム・バチスタ”のメンバーを再調査することになる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C) 2008 映画「チーム・バチスタの栄光」製作委員会
(C) 2008 映画「チーム・バチスタの栄光」製作委員会

「チーム・バチスタの栄光」話と映像にひろがりがでた主人公の設定変更

 この映画でもっともそそられたのは、海堂尊の原作では男性に設定されているニワカ探偵の主人公・田口公平を、田口公子という若い女性に変えた点だった。いったいどうなるのかと思ったが、意外にも違和感がなく話と映像にひろがりがでた。メスが持てない&外科は全くの素人という心療内科医の公子は観客代表で、彼女がバチスタ手術を学習していくプロセスは観客のそれと重なるのだ。竹内結子が公子をノホホンとした癒し系キャラとして演じていて、裏返せばどこか頼りないということになり、白鳥圭輔登場へのブリッジにもなりえている。田口&白鳥のコミカルさと、ひとりひとりのキャラが立ったチーム・バチスタのシリアスさは相反する要素だが、うまくひとつの流れになっていた。だが欲を言えば、問題の人たちの責任をもう少し明確にしてほしかった。

 ベストセラーは読者の数だけイメージがあるから、それを壊さずに映画化するのが難しい。中村義洋監督は手術場面をほどよく押さえて人間ドラマによることで、医療ミステリーのエンタテインメントに仕上げた。ドラマのほとんどが病院内で展開するため、冒頭とラストに付け加えられた映画オリジナルのソフトボールシーンの爽快さが、見終わった時の後味の良さに貢献している。(おかむら良)

映画.com(外部リンク)

2008年2月7日 更新

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