2008年2月16日公開

エリザベス:ゴールデン・エイジ

ELIZABETH: THE GOLDEN AGE

1142008年2月16日公開
エリザベス:ゴールデン・エイジ
3.3

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(377件)


  • hyo********

    5.0

    衣装とか雰囲気色々すごい。

    吹き替え版おススメ。視覚的にすごいのでじっくり映像を楽しむため。

  • ohg********

    3.0

    ネタバレイギリスって

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ジャビえもん

    5.0

    ネタバレ内なる戦い

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • cla********

    4.0

    あそう…なんてひどいよ。

    正面を向いて立つ時に、手の平が向こうを向くのは筋肉が…肩の筋肉が弱いとか何とか? それで肩が凝りやすいんですね…。 それは初めて、で出逢った日のこと…。 それにしても天国へ行けたのでしょうか。気になるところです。 大公殿下プリティですよね…。その「神様」の存在についてリアルに知っていくと、このスペインの有り様も、メアリー達の天国への考え方も理解できる訳ですが。 (空砲とか本格的にバカにしてる。彼はここにも出演していた…最近、彼の放送が多い) 他の宮廷映画に出てくるスペインも黒っぽくて暗い感じ。スペイン映画とか、そんな見ないから変なイメージ付くけど、どうなのかね。 この二枚舌男!!!でもお気に入りなのよね。バカにされてるのはわかるけど、嬉しい。 バカにされてるというか、相手にされてないと言うか…。命令に逆らえないだけ…と言うか。隠れて結婚なんて信頼を裏切るだけじゃないか。ひどいよ…ベス。 だから「いつも通りのウォルシンガム」って好き。でもデディアの方がイケメン。 残念だけど、「未来が在る」から、この作品もある訳で…。あ〜。イライラ!!!実際あの2人逮捕なの? big lady (*ノω・*)テヘ 『良心の自由』って、どの口が…みたいな。海賊して資源の乏しい国を養っていた癖に…。ご都合台詞が大河ドラマみたい…。 そのくらい私めも混乱しております。2人を許せない、と言うか、嵐来たりてそれどころじゃないと言うか。 (・∀・)じゃっ!またな。。 つまり評価↓は「屈辱的」 ウェーブヘアのお馬さん素敵ねっ!! 闇とか闇とか、うるさいよ!ぅぁぁごめんなさい!! なんだか博士が地味に1番イケメンかもな。。 裸足の散歩は楽しいよね。あ…灯台になっちゃったぁ。 you lest here. ウォルシンガム宅のお嬢さんが結構、普通にオマヌケさんキャラ。 ぁぁ男の子だって気はしてたよ。他でもそうでしたから by my self って、ぅん? まぁ分かんないからぃぃゃ。羽根生えちゃったね。有り難く頂戴致します…。いただけるものであれば。 私はケイト顔が好みなの。有難うございます。鼻がシュッとして下向きで高いのが。眉毛なくてもOKな感じ、かつ色白赤毛緑眼。でもメガネは、もっと好き。 ※参照ハリーポッター とりあえず自由満喫気分なので星が多い。 勝手なものだな。、では。。

  • スーザン

    3.0

    前作に比べると物足りない。

    再びケイト・ブランシェットが圧巻の演技ではあるが、作品全体のドラマ性は薄い。 エリザベスの女としての苦悩がほとんどの部分を占めており、ケイト・ブランシェットの独壇場であり、逆に言うとそこを観るだけ、の作品になった。 ウォルター・ローリーの件しかり、スペインの無敵艦隊の件しかり、メアリーの処刑の件しかり、エリザベスの心を悩ます案件が山盛り。 なかなかそれらが上手くミックスされなかったように思う。 ただ豪華絢爛な衣装やセット、メイクなどはため息ものであった。

  • kom********

    4.0

    ケイトの独壇場

    結構なキャスティングなのに女王の演技が凄すぎて相変わらずのケイト無双。エリザベス役のケイトだけで十分観る価値がある。 いかにも「映画を観た」という気分になれる良作。ブーリン家の姉妹→エリザベス→今作と続けてどうぞ。

  • pin********

    3.0

    かっこよくて美しい・・・

    「エリザベス」も観ず、世界史にも疎いのですが、ファッションとか映像が美しいだろうなというノリで観に行ってしまいました。 が、けっこう良かったです。 とにかくケイトブランシェット扮するエリザベス女王がかっこよくて美しいです。 その表情に、ずっと切なさが漂っている所に感服しました。 本当に素晴らしいエリザベス女王でした。 ストーリーは女王の黄金期というにはあっさりしていたかな・・・と。 「エリザベス」を観ていないので大きな事は言えませんが。 恋愛映画として観るのか、歴史映画として観るのか・・・。 恋愛映画としてなら、ローリーにキスをお願いする場面、もう少し情緒を込めてほしかった。特別にこのシーンに切なさが込められてる様には感じなかったですね。 歴史映画とするなら戦闘シーンをもう少し迫力ある物にして欲しかった。 イギリス側が劣勢にあったわりにあっさり勝ってしまった感じでした。 でも、歴史を扱ってるわりには内容も分かりやすかったし、良かったです。 民衆と共に戦う姿勢をとったエリザベス女王は本当にかっこよかった。 あんな女王なら民衆も着いて来るでしょうね。 ケイトブランシェットの美しさにはただただ脱帽です。 ★★★

  • kih********

    5.0

    帝国主義国家の元祖か

     「英西戦争」「Armada」などはヨーロッパの人々には必須知識か常識であろう。日本人にとっての「関ケ原」や「幕末・維新」と同じだ。ただし、「英西…」や「エリザベス」は日本人であっても概要は知っておくべき話だろう。でなければ、日本の近代史の背景としての「南蛮」や「列強」が分かり難いからだ。  その点、本作は“入門”あるいは“概説”として適切なテキストだ。教科書が一度読んでも分かり難いのと同じように、この映画も一度見て分かるものではない。私は前篇『エリザベス』を二回見て、続けて本作を見て、ウィキペディアの「無敵艦隊」の項を読んで、もう一度本作を見直した。かなり分かったような気分になった。  分かったような気分になったこと。  ・カトリック対プロテスタントは、教義というより国家間の争い。  ・カトリックこそが帝国主義の元祖か。  ・いずこでも、宗教は血なまぐさい戦争の元凶。  ・男と言わず女と言わず、貴賤を問わず、勢力=精力ありき。  教科書ではそこまで教えてくれない。うちでは勉強を兼ねる映画鑑賞だから、疲れる。

  • tar********

    4.0

    歴史は知らん

    歴史のことはまったくわからないのですが、衣装と髪型と化粧、音楽と背景の風景だけでも満足できる映画でした。 あと、メアリ(だっけ?)が幽閉されているところのシーンでノーリッチテリアらしき犬種の犬を抱いているシーンが複数回ありました。うちで飼っている犬なので親近感がわきました。

  • yok********

    5.0

    理想の強い女性。

    エリザベスに続き鑑賞。 国を治める女王としての覚悟に満ちた人生観が深く描かれている。 ウォルター・ローリーへの抑えきれない思いを自分はもう恋をするほど若くない事を自覚して苦悩する場面が美しい。

  • e_s********

    5.0

    イギリスの黄金時代

    ヘンリー八世と、妾のアン・ブーリンの間に生まれたエリザベス一世。 たくさん作られているエリザベスもの映画の中で、本作が一番好きだ。 女王で有るが故の苦しみも、わかりやすく描かれている。 ゴージャスな衣装、セット、ロケ地、特に、海上でのイギリス対スペインの戦艦バトルは圧巻! 全てがパーフェクトな上に、ケイト・ブランシェットの演技力は、本当に素晴らしい! チョイ役で、エディ・レッドメインくんが出ている。 ケイトから、オスカー像手渡されたシーンは、映画の中の1コマのようで、私まで夢見心地に… と、本年のアカデミー賞授賞式でありました。

  • yah********

    4.0

    ネタバレルー大柴ww

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • hys********

    2.0

    ネタバレ苦手です

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • fxn********

    5.0

    豪華絢爛! エリザベス黄金時代!!

    前作、エリザベスを見てから鑑賞。前日にエリザベスを見ていた為、スムーズに物語に入っていく事ができた。今作でも主演のケイン・ブランシェットの圧倒的な演技に翻弄されましたね! 女王としての不安・孤独・悲しみ・嫉妬・罪悪感など様々な感情を、見事に表現しており素晴らしい演技です。 また、衣装・セット・ロケーション等も、中世の時代を見事に再現しており、英国黄金期の豪華絢爛な世界を見せてくれました。 もともと歴史が好きなので、この手の作品は好きな私ですが、映像、物語に見入りましたね~。 本編が終わった瞬間、満足から思わず ニヤッと笑みが出ましたよ。 歴史物が好きな方には、超 お薦めします!! 歴史物が苦手な方にはお薦めしません。 そして、この映画は映画館の大きなスクリーンと大音響で見るべき作品です!! また、前作を見てから今作を見たほうがいいと思います。ただし、10年前の映画なので、レンタル店によっては無いこともあるので見つけるのに苦労するかも……私は苦労しました!

  • ねみねみ

    4.0

    ネタバレ守るべきものがあるから強くなれる

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • koc********

    4.0

    ケイトの女優魂とエリザベスの女王魂を観る

    うーん、歴史ものって、どこまで語るとネタバレになるのかがビミョーです。 一応、公式サイトに載ってること以外には触れていませんが、 予備知識なしで観たい!という方には邪魔になる話もあるかと思いますので、 スルーできるように、少し本文を下げておきます。 エリザベスが乗り移ったかのようなケイトの演技には脱帽。 ケイトの女優魂に、エリザベスの女王魂がリンクして、見応えがありました。 衣裳、ロケーション、すべてが美しく迫力も満点。 ただ、エリザベスの女心に寄った演出・物語のせいか、物足りなさもあります。 たとえば、メアリとの確執。 表面上は「お姉さま」「妹よ」と呼び合っていたというメアリとエリザベス。 それでいて、エリザベスはイングランドを訪れたスコットランド大使に、 何千着もの衣裳をとっかえひっかえして見せつけては 「メアリと私、どちらが美しいか」なんて質問を浴びせて困らせた、ともいわれています。 一方のメアリは、執拗に何度もエリザベスの暗殺を企てていたようです。 それなのに、エリザベスはメアリの処刑をとことん渋っていたわけで、 その理由は、国内のカトリック教徒を刺激しないため…だけではなかったように思えます。 そのへんのしがらみ、エリザベスの思いや苦悩の描き方が物足りず、ちょっと不満が残りました。 もとはと言えば、騒動の種をバラ巻いた女好きのヘンリ8世(エリザベスの父)がアカンのです。 (彼は晩年、梅毒で大変な目に遭ったそーだが、これぞ自業自得。足りないくらいだ!) 「女」というだけで振り回されたわが母や親族たちに、聡明なエリザベスは同情せずにはいられなかったのでは。 メアリはフランスへ嫁がされ、未亡人となった後は自国スコットランドへ戻り、 次々と男とすったもんだし、なぜか最後にはイングランドへ逃げ込んできた……。 その行動の陰に、陰謀を企む男たちの存在を、私でさえ感じてしまいます。 当然エリザベスも、メアリの陰に潜む男たちの危険な目を感じていたのではないでしょうか。 権力を欲する男たちに利用されながら、エリザベスへの憎しみを糧に生きるメアリ。 男どもに翻弄されるメアリへ思いを馳せる度に 「女ってだけで、いいように男どもに使われるなんて冗談じゃない!」 「あんたたち男の筋書き通りにはさせない!」 エリザベスの胸中に、そんな決意が湧き上がったとしてもおかしくはないですよね。 国内・国外関わらず、彼女たちの周りには、あらゆる男たちが邪念を持って近づいてきます。 そんな男たちの思惑をうまく利用して、イングランドを、そして己を守り続けたエリザベス。 メアリを処刑する……そんなエリザベスにとって、それが何を意味するのか。 そこをじっくり観たかったのですが……残念。 とはいえ映画では、ヴァージン・クイーンとしての悲壮な決意を抱くエリザベスだけでなく、 男どもをうまく手なずけるしたたかな女性としての一面、そして、揺れる女ゴコロも上手く描かれていました。 可愛がっている侍女ベスと、恋しい男ローリーの関係を知った時の怒りは、 自分が女として得られぬ幸せをベスが手にしたことよりも、 ふたりが自分に隠していた、ということが何よりもたまらなかった故の怒りかもしれません。 己が人並みの女としての幸せを得ることはない、とエリザベスは重々わかっていたはず。 それを、愛するふたりに憐れまれ、隠された……そのことがプライドの高い彼女には耐えられない。 自分の恋情を、その相手と恋敵に思いやられたら……そりゃ確かにタマりませんって。 そこでちゃんと爆発できるエリザベスが、なんとも可愛い。 ワタシだったらソコは笑顔でごまかして、後でヤケ酒かっくらいます。^^; ま、実際は、掟を破った彼らを罰しないと女王としての立場がなかったのかもしれませんが。(爆) さて、クライマックスとなるスペイン艦隊との戦いのシーン、こちらもイマイチでした。 特にエリザベスが鎧をまとって演説するシーン、 ロード・オブ・ザ・リングのアラゴルンやセオデン王の演説シーンとカブります。 (その前に、似てるシーンが出てくるから余計にね…) 一番ドラマチックな場面だけに、それがちょっと悲しかった。 でも、そこで他の映画を思い出しちゃったワタシが悪いっちゃ悪いんです、ハイ。(爆) ということで、物足りなさを感じつつも、映像美や役者たちの演技を楽しむ映画としてはオススメなので☆3つ。 さらに、ケイトの後光が差すような女王ぶりに敬意を表して☆1つ追加です。^^ まったくの余談。 映画を観ていて思ったこと。 山本鈴美香センセーイ!「七つの黄金郷(エルドラド)」を早く完結させてくださぁい!!(爆)

  • yut********

    5.0

    女王として女として、そして女王として

    イギリス・チューダー王朝最後の君主 エリザべス1世の黄金時代。 前作に引き続き、エリザベスを主演したケイト・ブランシェットの圧倒的な存在感を 予告編から期待していましたが、期待通りに、素晴らしい作品でした。     ・宗教問題(カトリックとプロテスタント・英国国教会)、 ・王位継承問題(正統派を主張するスコットランドのメアリー女王) ・それに関係したエリザベス暗殺事件 ・スペインとの戦争(義姉・前女王の夫フェリペ2世) 複雑な背景を必ずしも熟知していなくても、ストーリーはついていけますが、 それだけ史実を、比較的あっさり描いたのは、 エリザベスと言う人物像を、前面に見せたかったからでしょう。 前作では、エリザベス自身が若いということもあり、 幽閉された身から王位に就くという、翻弄された歴史の”1コマ”のように なっていたような印象がありますが、 今回は、すでに、オーラ全開の、文字通りケイト=エリザベスが終始、輝いていました。 (衣装も、彼女の美しさと威厳を引き立てて、素晴らしかったです。 特に、スペイン戦後のシーンのエリザベスの姿には、鳥肌が立ちました。)     エリザベス1世の肖像画は、影(しわ)がないと言われています。 絶対的な存在である女王に、影があってはならないようです。 一方、この作品のチラシのエリザベスも、一見、 肖像画を模したような、白塗りの面に見えますが、 よく観ると、わずかに影をたたえています。 照明のあやによる偶然かもしれませんが、 栄光に輝く女王エリザベスとともに、 影ある人間としての女性エリザべスを描いた、この作品を、 端的に表している姿ではないかと思います。 女王として、弱さを見せられない孤独。 判断を誤れない不安。 不本意な非情に対する、罪悪感....。 そして、 生身の女性としての、悲しみ。 「私は、国家と結婚している。」 こう宣言した彼女を、正面から見せていたようです。 外交・国策として、選んだ(選ばざるえなかった)道。 実際には、恋人は複数いたとも言われますが、作品は、 航海士ローリーへの淡い思慕、として描かれ、 ”対等に付き合えない”やるせなさ、もどかしさを はずませる息だったり、 怒ってみせたり、 少女のような視線だったり、 嫉妬に狂ったりして、見せますが、 印象的だったシーンを、以下に述べます。 ネタバレでもないですが、いいシーンだと思いましたので.....。 ▼▼▼▼▼ 今、この時代のあなたを愛している、と言ったローリーに、 エリザベスは、言いました。 「キスをして......。」 二人は、キスを交わしますが、その前に、別のキスシーンがあります。 それは、ローリーが、処刑された親族を悼む、エリザベスの侍女べスを、慰めたときでした。 そのとき、二人は、どちらからということもなく、 お互いに、惹かれるように、キスを交わしました。 (その後、二人は、秘密の結婚までします。) 惹かれあっているならば、心の赴くままに交わせるはずのキスでさえ、 女王であるエリザベスには、 懇願なり、命令でないと、交わすこともできないのか、と....。 自分を愛している、と言ってくれている人であっても....。 そう思うと、 女としての彼女の寂しさを、より深く感じてしまったのでした。 ▼▼▼▼▼ 自らが、一人の女として、母となることは、ありませんでしたが、 女王として、国民の母として、生きることを決意した、 ラストのエリザベス=ケイトの表情は、 作品に、品格の余韻を残していたと思います。 作品にはないので、余談になりますが、 エリザベスは、後継者に、処刑したメアリ女王の息子を指名しています。 それは、 正統性や、政治的な理由からだけでなく、 エリザベス自身も、同じような運命のなかにいたメアリ女王への 哀悼の気持ちも、あったかもしれないなどと、思っています。 ケイト=エリザベスに圧倒される作品でした。

  • ss1********

    5.0

    女王の甲冑姿と純白のマントにしびれた

    ◆傑作歴史劇『エリザベス』(1998年)の続篇で、エリザベス1世の《黄金時代》を、地味だった前作に対して意図的に豪華絢爛に描きつくした素敵な作品です。 女王を演じるケイト・ブランシェットの圧倒的なカリスマ性にしびれてしまいました。 アカデミー主演女優賞のノミネートも当然だと思いました。 特に多くの女性に観ていただきたい作品だと感じました。 まず、エンドロールに至るまで、音楽の効果が素晴らしく、女王の激しい心の起伏が見事に伝わってきます。 そして、圧巻は、息を呑むような女王のドレスと鬘(かつら)の数々。 ただ豪奢だけではなく、実に美しく、色鮮やか。 イングランドの女王として、エリザベスは、その圧倒的なカリスマ性に適わせて、豪華絢爛たるドレスと装飾品で家臣たちや、諸外国の大使たちを《ねじ伏せた》のです。 『マリー・アントワネット』など、真っ青になるほどの、《気品ある大人の装い》でした。 ◆ぼくは、エリザベスは16世紀のファッション・リーダーだったと考えています。 奇抜さ、どぎつさを排除した、真に高貴なる、しかも斬新なドレスの数々で、エリザベスは女王の威信を見せつけ、女王の権力に歯向かう者たちの気持ちさえも萎(な)えさせてしまったのでしょう。 エリザベスは、2000着を超えるドレスと、100ちかい鬘を所持していたと言われています。映画でも、女王の広大な衣装部屋が再現されていて非常に興味深かったです。 就寝前に鬘を脱いで、純白のネグリジェに着替えたケイトのショート・カットも逆にすがすがしく爽やかでした。 翌朝には、このショート・カットに、ハート型などの様々な趣向を凝らした鬘をかぶり、髪の色に適せた素敵な羽飾りを立てます。 女王を真似して、イングランドでも鬘が流行するようになったそうです。 朱、グレー、水色、イエロー、濃紺、グリーン、オレンジ、紫はもとより、ぼくなど何色と表現したらよいのかわからない微妙な色合いの立て襟のドレス、…その、美を追求し工夫を凝らされたデザインのすばらしいこと…。 その美しさが、中世の残酷な政治の世界や、宮中の深い陰謀の闇に映えるのです。これぞ、まさに真の映像美と言えるのではないでしょうか。 ◆この当時の世界最強の国【スペイン帝国】が、イングランドを征服するため、ついに一万人の【無敵艦隊】を出航させました。【無敵艦隊】がテムズ河口に上陸したら、イングランドは滅びます。 このとき、女王は、一国の運命を背負って、悩み、慄きますが、やがて自らに向かって毅然と言い放ちます。 『嵐に襲われたとき、人の対処はそれぞれ異なる。ある者は怖れ、ある者は逃げ惑う。しかし、私は鷲(わし)のように【翼】を広げ、風に乗って舞うのだ!』 女性にもかかわらず、エリザベスは、テムズ河の河口の最前線まで、勇気をふりしぼって出陣します。劣勢のイングランド軍を叱咤激励するためです。 そのときの女王のファッションが、最高に素敵でした。 白銀の甲冑をまとい、金の刺繍の入った純白のマントを羽織り、白馬に乗って、兵たちの前に現れたのです。 海峡からの風が、女王の純白のマントと長い赤毛をひるがえし、シルバーの鎧が陽光を跳ね返して輝きます。 『私も、あなたがたと生死をともにしてイングランドのために戦います!』 熱狂する軍勢のなかで白馬にまたがり、熱弁をふるうシルバーの甲冑姿のケイト・ブランシェットの凛々しさには、思わず見惚れてしまいます。最高の美しさでした。 エリザベスの強気の指揮は、奇跡の嵐を呼び、最強のスペイン【無敵艦隊】は海の藻屑と消えたのでした。 ◆『エリザベス』では、25歳の姫がロンドン塔に幽閉され、斬首寸前までいきながら、紙一重の運命で女王となり、寵臣ロバート・ダドリー卿との恋に溺れたり、度重なる暗殺の恐怖に慄き震えたり…一人の女性としての濃密な人間関係が見事に展開されました。 それから10年…この続編『ゴールデン・エイジ』では、文字通り成熟した女王の【黄金時代】が華麗に描かれ、それは、ケイト・ブランシェットという新人女優が【名優】として熟成したことを、目の当たりに魅せてくれました。 彼女の放つオーラ、最高権力者となった女性の寂しい後姿の演技、嫉妬に狂う【眼差し】の演技、高らかに命令する口調の格調あるカリスマ性…。 ◆斬首の寸前、間一髪でロンドン塔から開放されたエリザベスのごとく、当時、起用の決まっていた女優エミリー・ワトソンの多忙なスケジュールのお蔭で、『エリザベス』の大役を獲得したケイト・ブランシェット。 まさに、棚からぼた餅でした。 エミリー・ワトソンでは、続編の『ゴールデン・エイジ』は誕生しなかったでしょう。

  • yon********

    4.0

    女王という立場

    女王という立場に身を置き、そのプライドを守り英国を守ったエリザベスの姿に胸を打たれました。 エリザベスを演じていたケイト・ブランシェットの迫力が半端なかった。 高潔さ、神々しさ、まるで本物の女王でした。

  • すけきよ

    4.0

    宗教と歴史

    まず,前作があるなんて知りませんでした。恥ずかしい・・・・・。 これまで見てきた歴史モノはあんまり面白くなかったものですから(特に外国モノ)見てませんでした。「レイ」を見てから興味を持ち始めました。 なかなかよく出来ていると思います。 女王としての苦しみや,寂しさや,偉大さや,責任の重さ等が見事に表現されています。 これもケイト・ブランシェットの見事な演技の賜物だと思います。 そして,残虐性の中に後の失脚を予言するような演技も絡ませたりしている。 ちなみに,アナログ以前の「歴史に忠実」なんてことはありえないです。 一つひつとの事実だけが残り,その流れを我々が繋いで,ある種の物語にしていくのです。ドキュメンタリーではなく映画として招くのだから,「色」はつけますよ。 また,この映画は,ある程度のヨーロッパの歴史を知っていたほうがより楽しめるとおもいます。 もちろん,無敵艦隊でどんなんやろ!強そうだけどどうやって英国は撃破したのかな? という,ドラマティクナ場面を目にすることは,それは楽しいです。 一方で,イスラムの駆逐,カトリック教会の圧力,英国国教会設立までの経過(前作であったらごめんなさい) キリスト教がいかに戦闘的な宗教になってしまったかという現実も読み取れます。 繰り返し見ることの出来る歴史ファンにも面白い映画だろうなと感じました。 ただし・・・・・。 戦闘の場面は皆さんがおっしゃるように,何が何だか分からない。 嵐(日本で言う神風)がイギリスを助けたことはなんとなく分かりますが,圧倒的に不利な条件で,提督たちがどんな風に作戦をとって破ったかということを,面白く魅せてほしかった。こんなのは歴史に忠実でなくてもいいんです。その経過が楽しいんですね。 そこが残念です。 音楽は好みですが,クラッシックファンには透明で,美しいと感じました。

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