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エリザベス:ゴールデン・エイジ (2007)

ELIZABETH: THE GOLDEN AGE

監督
シェカール・カプール
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3.31 / 評価:730件

解説

『エリザベス』のシェカール・カプール監督が、再びケイト・ブランシェットを主演に迎え、エリザベス女王の“黄金時代”に焦点当てた歴史大作。当時ヨーロッパの最強国だったスペインとの宗教対立を軸に、君主として生きる女性の苦悩を画面に焼き付ける。前作同様宰相役のジェフリー・ラッシュほか、『インサイド・マン』のクライヴ・オーウェンら実力派俳優が集結。豪華絢爛(けんらん)な衣装に身を包み、心身ともにイギリス女王に成り切ったブランシェットの神々しさに圧倒される。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

1585年、エリザベス1世(ケイト・ブランシェット)はプロテスタントの女王としてイギリスを統治していた。だが、欧州全土をカトリックの国にしようと目論むスペイン国王フェリペ2世(ジョルディ・モリャ)は彼女の失脚を画策する。そんな女王の前に、新世界から戻ったばかりの冒険家ローリー卿(クライヴ・オーウェン)が現れ……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C) 2007 Universal Studios. All Rights Reserved.
(C) 2007 Universal Studios. All Rights Reserved.

「エリザベス/ゴールデン・エイジ」歴史好きには堪えられない場面が盛りだくさん

 圧倒的に優勢だったスペインの無敵艦隊が敗れたのは、風向きが変わってイギリス軍が風上になり、火船攻撃が効を奏したからだと、この映画を見て初めて知った。自然の力で勝ったなんて、まるで蒙古襲来の時の神風か、潮の流れが勝敗を決した〈壇ノ浦の戦い〉みたい。これだから歴史物は面白い。王位に就いたエリザベスが、女の幸せをあきらめきれず悶々とする話がメインだから、前作ほどドラマチックな展開にはならないけれど、スコットランドのメアリー女王を利用したスペイン+カトリック派の陰謀や、秘密警察の長官ウォルシンガムの暗躍、ウォルター・ローリーが水溜りにマントを敷いてエリザベスの注意を引いたエピソードなど、歴史好きには堪えられない場面が盛りだくさんだ。

 惚れた男なら女王の威光でベッドに呼び入れてしまえばいいのに、キスするだけで我慢するなんて、エリザベスの純情にもびっくりだ。衣装も豪華だが、自然に流れるように見える髪型まである鬘のバリエーションも凄い。ローリーに海賊上がりのドレイク提督のキャラをプラスしたのは許容の範囲としても、我慢できないのは逆立ちしても女王に見えないサマンサ・モートンのメアリー。さしもの演技派もミスキャストの落とし穴には勝てないってことね。(森山京子)

映画.com(外部リンク)

2008年2月14日 更新

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