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黒い家 (2007)

BLACK HOUSE

監督
シン・テラ
  • みたいムービー 42
  • みたログ 196

3.10 / 評価:98件

邦画に比べ優等生な作り

  • otorima さん
  • 2018年3月31日 22時31分
  • 閲覧数 1063
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

邦画を観たばかりなので違いが良く分かりました。
まず韓国版は、何故主人公が自殺に対して強いこだわりを持つのかという部分を描いていたり、全体的に構成が丁寧でタイトにまとまっていて観やすい。
主人公がいわゆる正義感とかで動く、定型的な主人公なので行動心理が単調で分かりやすい。

邦画は粗が目立ったり、出てくる人がトンデモな人だったり。
しかし、主人公も含め全ての登場人物に二面性など早々に内面が分からなかったりして、どこか病んでる様な世界観は邦画の方が上で、韓国版の上手い作りは少々平凡に感じてしまった。
会社のドロドロした面も随分あっさりしちゃってます。
それに韓国版は幸子が何故ああなったのかを語る部分が少なく、その点は邦画の方がしっかり描かれている。
役者も大竹しのぶさんに比べ普通の美人の女優さんで、主人公の妻の役をやっても同じじゃねって思えてしまう。
(あえて普通な感じを狙ったのかな)

この作品、怖いシーンだけでなく日常の言動から溢れる異常感にゾッとするのも魅力だと思うので、その点でも夫婦そろって邦画版が強烈。
この辺は好みが分かれそう。
幸子夫妻の家も、邦画は収入や生活感が見える様な家が逆に嫌な感じがするのに対し、韓国版は妙にオシャレでスタイリッシュにしちゃってるのもどうなんでしょう。

小説版を観てない自分は両方観る事によって一応補完出来た気分です。
韓国版は秀作、邦画版は怪作といった感じ。
エグイ描写の得意な韓国映画ですが、この作品においては少々無難な作りで、邦画版の方が異様な世界を堪能出来るという理由で好きかな。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 恐怖
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