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超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります! (2008)

監督
山口晋
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  • みたログ 187

4.28 / 評価:100件

映画には夢を詰め込んで

  • dotolsutaba さん
  • 2008年3月30日 9時57分
  • 役立ち度 11
    • 総合評価
    • ★★★★★

ついにケロロを劇場で見ました。
遅まきのファンとしては前売りも購入、もちろん大人だけでの鑑賞ですよ。

テレビシリーズからの劇場版、そんな作品ばかりが上映されるようになりました。
事の是非というより、テレビと劇場物の関係がより緊密になってきたというように思います。
その中で、あえて映画にすることの意味はそれぞれ異なるとも感じています。

このケロロ軍曹、原作者やスタッフが伝えたいことって何だろう・・・。
前作で原作者が望んでいたのは、自分達が幼少の頃に見た映画のイメージみたいなことを述べられていたと思います。・・・テレビとは違うスケール感や、暗闇の中で大勢で見る一体感、連帯感、そして何より夢と冒険に満ちた別世界への憧れ・・・生涯忘れえぬ思い出・・・。

ケロロという作品は、原作では感じられる萌えの要素とか、テレビで見られる、解説が必要なほどのパロディ、ギャグの魅力が詰まっていると思いますが、劇場版に関してはオーソドックスなほどに幼き子供達へのメッセージを感じます。
話の分かりやすさや定番ギャグの少なさなどは、確かにひねた大人には物足りませんが、そこには間違いなく『あの頃』見た漫画映画、アニメ映画の楽しさを感じます。
逆に言えば、大人などターゲットにしていないのでは。

今回の映画でも一本芯で通っているテーマが、「見えない絆」。
文字通り姿が見えなくても、通い合う思い・・・。
敵対するダークケロロが、どんなに力でねじ伏せようとも、決して変わることの無いケロロと冬樹のつながり・・・。

本当にベタな話ですが、昔話が変わらず語り継がれてきたのと同じく、この映画のスタッフの思いは、ストレートです。
子供達に伝えたいのでしょう。一番大事なことを。

余裕のない絶体絶命の危機、そこでわかる本質、いつもボケとツッコミで笑わせてくれるケロロ小隊と冬樹たちの心の奥底にある大事な気持ち。
それが映画では何の衒い(てらい)もなく、「信頼」する力の強さを見せ付けます。

正直こういう話には弱いです。
一度めの鑑賞では、ストレートすぎるのでそうでもないですが、二度目に見るときは、キャラクターへの感情移入が強くなってしまい号泣の危険性が(笑)。

奥行きのある画面構成、動きのある作画、スケール感のある演出、ひねた大人へのサービスギャグ(笑)。
劇場で味わえる楽しさはもれなく入っています。
製作スタッフが意識していること、作画や演出などでのテクニック的なものは当然劇場レベルであるとして、一番は昔話のようなオーソドックスさ、なんでは?

むかしむかし、ぺこぽんというところにカエルのような宇宙人がやってきました。
なまえはケロロといいます。
ケロロはふゆきとともだちになりました。
これは、そんなふたりと、かれらのなかまのゆめとぼうけんのおはなし・・・。

先日テレビでこの劇場版のアナザーストーリー的な「もう一つの世界」が放映されました。ケロロがパラレルワールドに迷い込んでしまうお話ですが、ケロロと冬樹の繋がりの深さを感じさせる感動作でした。それを踏まえるとまた泣けて(笑)。

ケロロ、超劇場版・・・そこには夢がつまっています。
恥ずかしいくらいのまっすぐな思いが、冒険と共に。

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