2008年3月15日公開

コントロール

CONTROL

PG121192008年3月15日公開
コントロール
3.5

/ 86

17%
35%
36%
7%
5%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(47件)


  • kat********

    3.0

    知らなかった

    イアンカーティス ジョイディビジョン 全く知らなかった。バズコックス然り。若くして亡くなったんですね。しかし若気の至り?というか責任感なさすぎで、残念。全編モノクロの映像と楽曲は良かった

  • snt********

    4.0

    ネタバレ屑とスターは紙一重

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kan********

    3.0

    苦悩

    ジョイ・ディヴィジョンのボーカル、イアン・カーティスの半生を描いた伝記映画。写真家アントン・コービンの長編監督デビュー作品である。全編モノクロ仕様。 ロックンローラーになる事を望み、その夢を実現させるところまでは順調だったが・・・ バンドの成功によるプレッシャー、妻と愛人の狭間で揺れる想い、そして持病の癲癇と イアン・カーティスは徐々に蝕まれていく そして選んだ悲しき決断 ジョイ・ディヴィジョンの終焉 全編モノクロなのが良い そして、イアン・カーティスを演じたサム・ライリーの陰鬱な表情がよかった 後々、イアン・カーティスの写真を見たが、似てる感じがする

  • 柳澤友加里

    3.0

    葛藤

    映画を観終わったとき、 イアン・カーティスしょぼいな と思った。 ただ繊細な男の子じゃん、と。 しかし思った。 監督はイアン・カーティスの そういったところを描きたかったのか。 ひとりの男、人間としての苦悩。 しょぼいと思ったが、 彼に心惹かれた。

  • kii********

    5.0

    たまらない

    噂ではよさげだったので観てきましたー. はじめは色がついていなかったので寝てしまわないか不安でしたか映画と音楽の世界に誘われました. 音楽はもちろんのこと,本来,繊細で不安定な主人公の苦悩がひしひしと伝わってくるのがたまりませんでした.きっと,女性の立場から考えると「なんなんこの○ァッキン野郎」となるかもしれませんが,儚さに美しさすら感じてしまいました. 不完全ゆえに美しい. そして,才能が枷となることもある. そんな映画でした.

  • kar********

    4.0

    24アワーパーティーピープルも観ましょう

    ジョイ・ディビジョンのボーカル イアン・カーティスの半生を描いた作品。 当然のごとくイアン・カーティスを知ってるか知らないかでその見方も変わる。 マイケル・ジャクソンと違って「誰でも知ってる」って訳じゃあ無い。 セカンド・サマー・オブ・ラブ、マンチェスター・ムーブメント、レイヴカルチャー。 その周辺の音楽事情を知ってる人間なら間違いなく知ってるだろうビッグネームだし、ガンズとかメタリカとかB'zだのジャニタレしか聴いてないなら知らない世界の物語。 レディオヘッドとかカサビアンしか知らないなら知らないかも知れない。 ハシェンダ及びマンチェスターでの音楽の流れについては映画「24アワー・パーティー・ピープル」を観れば解るし、この映画と被る部分もある。 監督はアントン・コービン。 ロック写真家としてお馴染みの名前。 個人的にはNIRVANAの「HEART SHAPED BOX」の監督としてのイメージが強い。 だから画造りはさすが。 ストイックに白黒にこだわったのもジョイ・ディビジョンのサウンドやイアンのイメージを意識したからでしょうし。 物語としては家庭を持つべきでない精神的に弱い男が、成功に向かいつつある仕事と、悪化しつつある病気と、崩壊寸前の家庭生活と、愛してしまった浮気相手との間に挟まれて刹那的に自ら命を絶つまでのお話。 カート・コバーンなんかにも類似するところもあるし、あそこまで追いつめられた感じではないのかも知れないし。 癲癇の発作を起こして目覚めた時、床の上で、独りで。 絶望的な気分でテレビを見てたら何もかもが絶望的に見えて。 発作的な死って言うのはそう言う日常の一瞬、その瞬間に忍び入ってくる。 普通の青年がバンドを始めて、恋に落ちて、自分の病気に気付いて、バンドは売れるが家庭は上手くやって行けず、やがて浮気に走り。 話だけなら実に俗っぽいし、大したドラマツルギーがある訳でもない。 サム・ライリーのイアン・カーティス像はどうなんだろう。もっとほっそりしたイメージがあったんだが。 イアン・カーティスという人物の人生であり、撮影したのがアントン・コービンで、サントラはボゥイからキラーズまでとこだわりまくった選曲で、役者人の演技は押さえ気味なんだけどカッチリしていて。 そーいうところの魅力が伝わらなければただの退屈な白黒映画かも知れない。 映画内の物語としてはここで終わってしまうけども、イアン・カーティスが死んでも世界は終わらず、イアンと言うボーカルを失ったジョイ・ディビジョンはその後ギターのバーニーをボーカルに据え新たに「NEW ORDER」と名前を変えバンドを始め、ハシェンダとファクトリーはやがて多額の赤字を抱えたまま倒産。 NEW ORDERは今も存在するがベースのフッキーが抜け、現在解散に向け突入中。 活動出来ない状態のまま、バーニーは新バンド「Bad Lieutenant」を結成し再起を図ってる。

  • iku********

    3.0

    苦悩×100

    くら~い、くら~い  全編モノトーンだからか?? うーん、いやいや、ずっと思い返してみてもイアン・カーティス役の男性の憂鬱な表情しか思い出せません。。 小ネタは散りばめられている様ですが、有名どころしかわかりませんでした。 ロックフォトグラファーのアントン・コービンが作られたみたいですが、 写真は今を切り取るものとして形作られますが、映像にすると全体が陰鬱で苦悩の幕に覆われた様な印象で1枚の大きな写真をのっぺり撮ったといった感じでしょうか。。 ジョイデヴィジョンもニューオーダーもうっすらしか知りませんが、サントラは当時の音楽が沢山入っていて楽しめました。ただしキャストVerのトランスミッションは頂けませんw もう1回見たらもっと評価を下げてしまいそうなので1回でおなかいっぱいこちらで☆

  • lem********

    3.0

    要所で飛び出す音楽がやっぱり最高なんだ

    「24 HOUR PARTY PEOPLE」ではエピソードのほんの端っこにイアンの自殺が語られていたけど、僕はそのシーンがいちばん印象深かったんだ。 今作はそのイアンに焦点が当てられた映画。 「ジョイ・ディヴィジョン」というよりは、<イアン・カーティス>その人に焦点が当てられた映画だから興味深く観た。 全編モノクロなのはいまどき大胆な試みだけど、この映画では見事に成功している。 ほとんどモノクロを感じさせない。むしろ画が映えて美しいのにちょっと驚く。 この辺は、流石に有名写真家アントン・コービンだけあって、どの場面も切り取りたくなるような、ロック雑誌のセンスの良いアーティストグラビアの様。 それにしても、イアンを演じたサム・ライリーという若者はかなり良かったな。ここまで「入ってる」感じだとは思わなかった。憑りうつってるようだった。 それに引き替え、奥さんのデボラ・カーティス演じたサマンサ・モートンは、パッとしない印象。 この物語のストーリーを全面的に事実と捉えてはいけないのかもしれない。 イアンの暗闇の底は、この映画で描かれているもの以外にも様々なものがあったはずだから。 この物語は、主にイアンの持病と女性問題に関してのことが表面だって語られているが、それは彼の暗闇の一側面でしかないのかもしれない。 アーティストとしての苦悩は、カートのそれと重なるが、ここでは多くは語られない。 とにかく、要所で飛び出す音楽がやっぱり最高なんだ。 もう、それだけで僕はこの映画に何も求めない。 充分良かったよ。 lemonsong

  • wai********

    5.0

    famous と parson

    私は、New Orderの1stアルバムをリアルタイムで買った世代 です、(中坊でしたが。。) 何も知らなかった私は、その後Blue MondayからJoy Division へ遡りました。Unknown Pressureのジャケを見た瞬間、この バンドのファンになってたと思いますね(笑) 当時、10代だった私には、喉元にナイフを突きつけられてる様 な感覚に陥り、尖んがった自分に突きつけていた。 当時のUK出身のバンドにはそんなバンドが多かったと思います。 Joy Divisionはそんな中でもイアン・カーティスの死でカリス マ化してましたね。 この映画はそんな死を見つめる映画です。 Joy Divisonを知らない人には面白く無いんでしょうね。 しかし、ファンにとっては最高の映画です。 繊細で才気があるが故に、人が見えないものまで見えてしまっ たイアン・カーティス、だからこその最高のパフォーマンスを 自分では望まなくとも人は讃え、自分を傷つけながら制御不能 になり、自己嫌悪に陥って行く。 全てが最高で、全てが未熟で。。だからこその輝き。 最後、涙が止まらなかったです。 イアン役の方、嵌りまくってました。

  • bun********

    3.0

    肥大化していく虚像

    1980年、23歳の若さで首吊り自殺した、 イギリスのロック・バンド「ジョイ・ディヴィジョン」の ボーカリスト イアン・カーティスの人生の蹉跌を描いた作品。 終始、主人公が不安気な表情をしている神経症的な映画で、 モノクロームの画面が、暗く淀んだ雰囲気を より一層際立たせている。 ミュージシャンとして肥大化していく虚像の自分や 持病のてんかんに対する恐怖、妻子と愛人の間で 宙ぶらりんになって、自分自身をコントロールできない 男の苦悩する姿が痛々しい。 「LEADERS OF MEN 」から始まり、 「SHE'S LOST CONTROL」「NO LOVE LOST」など 彼の楽曲が十曲余り挿入されているが、 監督は、物語の進行とともに、追い詰められていく主人公の 心理状態とリンクするように、楽曲を構成していく。 ♪新たな人生を誓った。君の人生を犠牲にして、 チャンスがそこまで来ている。♪ ♪それが迫って来る。誰を呼べばいいのか。 叫ぶたびに、それが迫って来る。来る日も来る日も♪ ♪つらくなったら叫べばいい。学んだ事など役に立たない。 言葉はいらない。サウンドだけ。♪ ♪時間を無駄にした。時間なんかなかった。 でも僕たちは覚えている。若かった時のことを。♪ ♪行動を命じる声。コントロールできない。♪ ♪闘いはムダだった。必死に努力した。 君に近づこうとしたのに。♪ ♪今までの事を恥じている。こんな自分が恥ずかしい。♪ ♪内なる人格同士の闘い。あらゆる真実を捻じ曲げる。 僕を呼び続ける。僕を呼び続ける♪ ♪自己嫌悪を身にまとい、沈黙のままで。 君の混乱。僕の錯覚。対立し、そして滅びる。♪ 彼の死に様は、決して美化されるものではない。 しかし、その死を招いた純粋さが、 彼の詩を生み出したことも事実だ。 死はひとつの伝説となり、彼の虚像はいつまでも生き続ける。 人間とは、何と矛盾を孕んだ生き物なのだろうか。 ミュージシャンの伝記ではなく、一人の若者として イアン・カーティスを描いた監督の視点は、 正しかったと思う。(70点)

  • bon********

    4.0

    ナチスの慰安所

     モノクロの映画が今撮られる意味とは何だろうか。この映画におけるそのくらいトーンがこの問いの一つの答えになっているような気がする。現代的なキメの細かいカラーのデジタル映像ではこの切迫感は出せないであろうからだ。  ジム・モリソンやカート・コバーンなんかが有名だが、どうしてロックスターは溶接するのだろうか。それもODや自殺が殆んどである。彼らと今生きている人間の違いとは何なのだろう。この映画の主となるストーリー上の問題がそれだ。サマンサ・モートン演じるデビーと、サム・ライリー演じる、伝説のバンド、ジョイ・ディヴィジョンのボーカル、イアン・カーティスの精神的な溝が先に問うた、生きている我々と生き急いだロック・スターとの差異なのだ。 デビーは決してステレオタイプのロッカーの恋人、先に挙げたコバーンの妻のコートにー・ラヴなんかがいい例だが、といった雰囲気の女性ではない。現実的且つ、地味で社会的な安定を望んでいる。イアンも元々は地に足の着いた職だった。しかし、彼は吸い込まれるようにロックバンドの世界に入っていく。彼の意欲的な意志は表面的な形では描かれない。その辺りが、天が彼を選び、最終的に呼び寄せてしまったように思わせるような神聖さを与えているのだが、ライブ・パフォーマンスにも神懸かりが見られる。友人に「特殊な」旦那を持ったように言われるデビーは「私にとっては普通の旦那。パンツも洗ってるんだから。」と答える。遠くに行ってしまうその旦那をつなぎとめようとするかのように唱える。男と女という意味で結婚、出産を機に離れていく二人を垣間見る場面だ。結果的に生み出される彼の浮気での決定的な軋轢に何よりも彼は苦悩する。感覚に任せて生きてきた彼の人生は、実は自分の感覚に生かされていただけのものだった。 寧ろイアンは自分の生活を「静」と「動」のバランスでどうにか保とうとしている。静が家庭で動がライブだ。実際に自殺してしまった彼の病状がどのようであったかはいま一つ図りかねるが、彼の癲癇の発作は体よりも、精神の圧迫感が具現化したもののように感じられる。 最期の日に彼は離婚を突きつけられ、発作を起こし、命を絶つ。静と動のバランスの崩壊。デビーに抱く感情は、彼女を異性とみなしての情熱的なものなど遥か昔に剥がれ落ちてしまったはずなのに、それでも強烈な愛情を感じ、彼女への依存を示すものであった。しかし、それを彼女は受け切れなかった。白黒の画面。それは酷く曇った日に家の中で窓を開けて電気に付けずに過ごしている時の部屋の色合いに似ている。映画のカラーが示したかったものはこの閉塞感と切迫感、そして数え切れないほどの人を熱狂させる重たいエネルギーの源泉だったのだろう。

  • mi_********

    4.0

    彼女を愛している、同時に憎んでもいる

    まじめすぎる人間は、「世の中にハマって生きていく」ことが難しい。 そして同時に「期待される偶像」として生きていくことが難しい。  二人の女性を愛し、弱さ故、繊細さゆえ、あきらめることよりもうそをつくことを選び、そしてそれが自分をさらに苦しめて・・・・  破滅的に生きることができなかった、というより、「天才、でも普通の感情をもった普通の人間」であるイアンが、自分ではコントロールできないいろいろなものに翻弄されていく様が、モノクロの映像でクールに描き出されている。  アニークも妻も「女」であり、彼を苦しめたけれども、同時に彼の救いにもなっていたはず。だが。繊細な人は、他人に癒されることなんてないのかも・・・・  女性はちょっと胸が痛みつつの映画かも。でもおもしろいよ。一人で観るの推奨。

  • alb********

    4.0

    一人の男として

    過去に『シド・アンド・ナンシー』や『ドアーズ』など、ミュージシャンの壮絶な伝記映画が数あったが、そこまで刺激的な映画ではない。 ドラッグやSEXが生々しく描写されているわけでもいないし、バイオレンスな雰囲気さえ皆無と言っていい程。 ここに描かれているのは、バンドの一人として、家族を持つ者としての男の苦悩である。 また妻子がいながらも、別の女性を愛してしまった自分への憎しみと苦しみが痛々しい程伝わってくる。 俺の勝手な解釈だが、モノクロ映像なのは、そういった心の闇を表現したかったからではないかな?

  • man********

    4.0

    死せる魂

    ブライアン・ジョーンズ、ドアーズ、ジャニス・ジョプリン、カート・コバーン、ジョン・レノン、シド・ヴィシャス、エルヴィス・・・ ロックミュージシャンの伝記映画は数多いが、どれも糞映画ばかりだった。 恐らく理由としては、ミュージシャン映画の場合、歌・演奏シーンがメインとなる為、単なるそっくりさんショーになってしまいがちなこと、或いは下手に神格化・誇張化しすぎて本質に迫れないからであろう。 その点、この映画でのイアン・カーティスの描き方はひたすら淡々と静かに綴っていて好感が持てる。勿論ライブシーンは多いが伝説のミュージシャンとして持ち上げるのではなく、妻と愛人の間で苦しむイアンの苦悩を静謐に描いていて胸に迫るものがある。モノクロの映像はひたすらに美しい。

  • マツコXL

    4.0

    ファンが楽しめればオーケー

    例えばビートルズファンが映画「マジカル・ミステリー・ツアー」をうっかり観て、その中身のしょーもなさにもかかわらず、音楽が良かったとか、ポールが可愛かったとかいった理由で容認してしまうような。 長尺のPVです。イアン・カーティス役のひとかっこいいじゃん、曲「コントロール」の録音でエアロゾルの音使ってた、レーベルのオーナーのトニー・ウィルソンが血判状書いて貧血で倒れているのがやっぱり笑える(24hrPP参照)、などの印象は少なくとも残りました。ジョイ・ディヴィジョンは好きです。 「シド・アンド・ナンシー」「デヴィッド・バーンの トゥルー・ストーリー」「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」なども内容は正直いってアレでした。だからといって観て後悔はしてませんが。ファンだから。

  • ku3********

    4.0

    ネタバレ音楽が最高

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ma_********

    3.0

    謎は謎のまま

    孤高の天才イアン・カーティスを死に追いやったのは一体何だったのか? 音楽活動を続けていく上でのプレッシャー? 何度となく発作を繰り返す癲癇に対する恐怖? 崩壊寸前の結婚生活への不安? おそらくそれら全てが複合的に重なり合った結果というのは想像できる。 だが、癲癇を除けば上に挙げたような悩みを持つ人は少なからずいると思うし、 そういった人たちが皆絶望しているかといったらそうでもないはず。 上記の理由以外で、 彼を自殺たらしめた真に決定的な要因があったのではないか。 それを期待してスクリーンを見つめていたが、 最後までその疑問を解消することはできなかった。 イアンの妻であるデビーが原作を書いていたのも一因だろうか。 劇中でのイアン・カーティスは、 あくまで「デビー」というフィルターを通して語られていたように見えた。 「妻から見た夫」という切り口では、 イアン自身の深い心の奥底を窺い知ることはとても難しい。 結局、自分が理解したのは、 彼の自殺した本当の理由など誰も(妻でさえ)分からなかったし、 それは永遠に解かれることのない謎なのだということだけだった。 所詮人が自殺する理由なんて誰にも分かるわけないのだろうか? でもそれだからこそ余計に切なくなる。 誰にも苦悩を共有されることのなかった孤独なロックスター…。 後に残されたメンバーがニュー・オーダーとして発表した楽曲 『ブルー・マンデー(=憂鬱な月曜)』の中で、 「どんな気分だい?そんな風にぼくを扱って」と彼の不在を歌ったように、 自分もまた、 本当の理由を明かさずに逝ってしまった彼に置いていかれたような気分になった。

  • 石井隼人

    1.0

    泣くかと思った。

    あまりのできの悪さにビビッた。演出も甘いし、シナリオなんて問題外。 アントン・コービンはフォトグラファーらしいけど、動画を撮る才能はないようです。演出の間も悪いし、カット割りのできない典型的な素人監督。2ショットシーンなんて素人ホームビデオなみの構図。冒頭のイアンが歩いてくるシーンを見た瞬間に嫌な予感がしたんだけど、当っていました。 一番最悪だったのが、デビット・ボウイとピストルズのライブシーン。後者のライブはイアンの人生のターニングポイントになったくらいの衝撃的なもの。それなのにライブの様子はOFFにして観客しか見せないし、その観客の演出も最高にダメ。カットくらい割れよ。ホントありえない。 シナリオもダメダメ!イアン・カーティスじゃなければできないドラマではなかったし、イアンのなにを描きたかったのか不明。これ、イアンじゃなくてもつまらないドラマとしていけたでしょ。ライターの「イアンじゃなければ描けない」というものがまったく感じられない。というか、ない。恋愛痴話喧嘩ばかりを描いていて、はたしてこのアホライターはイアンを描けたとでも思ったのかなぁ。しかもその痴話喧嘩もありがちすぎてビックリ。セリフも同様。癲癇だと判明する場面もさらっと過ぎて盛り上がりにかける。起・結なドラマ展開にうんざり。 そしてジョイ・ディビジョンとしてカリスマ化し(いつなったかも不明)、不安を覚えるところをダイアローグで語ったり、セリフで語らせたりと一番重要なシーンになるはずなのに深く描こうともしない点にイラッ。しかもそれまで不安感が一つも描けてなかった分、いきなりすぎてビックリした。どうしてあそこでイアンは自分の存在が大きくなりすぎて怖いと思ったのか。それまで浮気したり女と好き放題イチャイチャ幸せそうだったのに。おかしい!全然描けてない!無駄なシーンばかりが目立ち肝心な感情が一つもない。パーティシーンなんているの?倒れて病院で処置受けるシーンっているの? イアンがわからなすぎるし、奥さんも意味不明。なぜあそこまで耐えるのか。現実にはもっともっと複雑なドラマがあったはず。それを掘り下げられないままシナリオ書くんじゃないよ。単なる出来損ないの散文状態。 この人たちはイアン関連の映画とかドキュメントとかちゃんと見たのかしら?リサーチしたのかしら?というかそれ以前に人間ドラマって見たことあるのかな?本当にこの人たちはこれぐらいでイアンを、人間を描けたと思ってるのかしら? 「24・アワー・パーティ・ピープル」の中に描かれるイアンの方がきちんと描けていたし、ピストルズのライブはもちろんのこと、癲癇の事実を知るシーンや自殺など、知ってはいても衝撃的だった。自殺にいたる数日なんか10分たらずで描かれていたけれど、本作の2時間よりもドラマ性に満ち溢れていたし、リアリティがあった。こちらも何故自殺したのか謎に包まれたままだたけど、多くが語られないことによって理解できるものがあった。 ま、この監督の作品は最初で最後でしょうね。まったくあまりのできの悪さに怒りがコントロールできません。お金と時間を返して欲しい。

  • いやよセブン

    3.0

    このバンドは知らないが

    若くして逝ってしまったロック歌手の伝記映画。 モノクロ映像で語られるため画面に緊張感があふれている。 人気者になったが、二人の女の間で揺れる心、治らない病気にたいする絶望感がよく表われている。 妻役のサマンサ・モートンの体型作りはすごい!の一言。

  • mor********

    2.0

    内容の薄い、良スライドショー。

    映画公開前に、本屋で 『フォト・ダイアリー“IN CONTROL”』に遭遇。 あまりにも素晴しい写真の数々に魅了され、購入。 なので、映画作品に相当な期待をしてしまいっていました・・・。 序盤から違和感。 そうです。 「有名カメラマンが映画監督に!!」 で、よくあるパターン。 『絵が流れない。 美しい静止画のスライドショー的映像。』 この作品もそう・・・ 1カットの見え方へのこだわりはよく分かるし、 光りや画角など美しく、モノクロームも物悲しく良い。 でも、映画として提供する以上”静止画”が メインになるのはいかがなものか・・・ 絵・台詞・音・照明、全てが融合し活きるものでは。 至極個人的な意見ですが。 また、ジョイ・ディヴィジョン ファンとしての意見。 全く、イアンの高尚なカリスマ性や天才的な狂気が伝わってきません。 なのに、伝わらない・・・ 哀しいくらいに伝わらない。 伝わらないと言えば、 タイトルにもなっている「コントロール」 どんどん存在が大きくなっていき、自分自身をコントロール 出来なくなって・・・死を選ぶ。 とても明確で、本作品の要であるはずなのに コントロール出来なくなるまでの過程があまりにも薄く、 盛り上がらない。 しかも、終いにはイアン自身の台詞で説明。 ありえない・・・ 致命傷は脚本か?演出か? ”サム・ライリー”は悪くないです。 むしろ、彼の存在感はこの映画の救いだと思います。 今後が非常に楽しみな俳優さんです。 なのに、この始末。 わからない。 ドラマに寄りたいなら、もっと感情表現が必要 ドキュメンタリーに寄りたいなら、もっと深く壮絶に。 アート系に寄りたいなら、中途半端なドラマは不必要。 ワタシは、映画好きにも、イアン好きにも、アート映画好きにも お薦めできないです。 ※しかし、こちらでは非常に評価高いですね。 私の見解。 『フォト・ダイアリー“IN CONTROL”』で十分。

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