2007年11月24日公開

キヲクドロボウ

- 2007年11月24日公開
キヲクドロボウ
3.4

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(5件)


  • wat********

    1.0

    残念な出来の映画ごっこ

    とても面白い自主映画という触れ込みでレンタルしましたが、ストーリーは雑だし演出もグダグダ。ギャラを浮かせるために素人大量出演させているようでロレツの回らない演技は学芸会かと思った。CGは一部頑張ってる部分もあったが、やはり素人の限界かヘリコプターの飛行シーンや自動小銃の排莢描写の酷さに失笑を禁じ得なかった。おまけのメイキング集では、本来夏の設定を真冬に撮影したため、半袖の女優さんが低体温症になってしまったけど頑張りましたとコメントがあったが、それを見て呆れてモノが言えなかった。単なるスケジュールミス、マネジメント不足を演者に押し付けてるだけでしょうが。俺たちここまで頑張りました、すごいでしょうという自慢?を見せられてるようで、もうゲンナリです。そもそも何を伝えたかったのか、ストーリーに想いが感じられない映画ごっこでした。

  • ncq********

    1.0

    レビューの高評価について

    300万円の予算で制作されたのにも関わらず、口コミの高評価(視聴前の時点で4.33)という部分に興味をそそられて観たが、残念な作品だった。 確かに素人の作品ということを考えれば良く出来ている(素人作品基準での評価なら4.33は非常に妥当)とも言えるが、商業作品基準での評価となればどう贔屓目に見ても1点以上は付けられない。 ただ主人公役の正木蒼二さんはプロでも通用するレベルの色気があったので、今からでもチャレンジすればメジャーな役者さんになれる可能性があると思う。

  • taj********

    4.0

    妥協・手抜きなし。一見の価値ありです

     某氏が「下北沢トリウッド開闢以来の秀作」と評したり、あの船越英一郎さんやここのレビュアーでもあるアリコンさんが絶賛コメントを寄せていたり、はたまた下北沢駅前で宣伝チラシをティッシュ配りの兄さんたちにまぎれて始終撒いているだの様々な怪しい噂に加え、制作費がたったの300万円だというキワモノ見たさも混じってようやく今日、そういうわけで今年5度目(くらい)の突撃!となりのトリウッド(笑)。下北沢南口降りたら、たしかにB5の黒いチラシ配っとる若い男性がいらっしゃいました。ごく自然に受け取るふりをして、「あ、これから観に行くんですよー!」。平和な木曜の午後のひとコマです。と思ったら、すでに2人先客がおりました。トリウッドで「結果的僕だけの貸し切り上映」にならなかったの、今年初ちゃうか?(笑)。  えー、近未来の東京が舞台のSFアクションです。人間の記憶を健康なうちにデータ化し、老いたとき再移植できる記憶保存技術「レムバンクシステム」を開発した大企業に、大金の匂いを嗅ぎとったキヲクドロボウ、タロウ(正木蒼二さん)・スラッシュ(木村有さん)が挑む物語。終盤に、意表を突く謎解きの要素が編み込まれていたことにも驚き。監督は広告デザイナーの山岸謙太郎さんと、彼の映画サークルメンバーの石田肇さん。石田さんはVFXも担当。300万円の低予算っぷりをほとんど感じさせない、物語的にも技術的にもイイ感じの映画だと思いました。一見の価値ありです。  日本映画のVFXについては僕ずっと否定的だったのですが、「キヲクドロボウ」のVFX・CG技術は画面にかなり溶け込んでいて、ストレスなく観られました。近未来でIT技術を駆使した医療企業との電脳戦という設定がCGの利用にそもそも馴染むのもあったのですが、本作ではVFXが「ここでVFX使ってますよー!どーっすかー!」みたいな主張をしないわけです。「どーっすかー!」とギャンギャン叫んでいた先日の「ROBO☆ROCK」や「ネガチェ」よりもはるかに低予算なんだから、これはもうキヲクドロボウ制作陣のセンスの賜物でしょう。ケータイの画面を開いたり、レム社で瞳孔認証行なうときとかに、ふわり操作画面が浮き上がる、あるいは夜のハチ公前に空中通路が渡っている、そういったさりげない場面にCGが使われて、近未来の東京をクールに演出しています。「明らかな」CG使用場面といえば空中カーチェイスくらいなのですが、見苦しいものではありませんでした。石田さんの技術を感じさせます。  で、物語のほうなんですが、やるばなし(「遣る場なし」、大変の意)深いところをついてきましたなー、というのが率直な感想。否定でも肯定でもないけど。人間の記憶がすべて「データ」化できて外部ストック&移植可能、しかもそれがカネになるというお話です。これ、最近の防犯ブームが目指すところと同じじゃん。歌舞伎町の有名な防犯カメラ群の映像は、「とりあえず」全部録画しといて(たぶんこれをモニターする人はおらんはず)「何かあったら」そのデータの山から必要な情報を解析・抽出・判断するという仕組みをとっています。つまり、従来の生身の警備員による巡回警備が、人間による「解析・判断」→「情報ストック化」という流れだったのと正反対です。レムバンクシステムも歌舞伎町方式。人間の記憶は「ストック」→「解析」できるという思想に基づいているわけで、そこから「自分の行動が他者に潜在的に把握されている」という監視カメラ反対論者も出てきます。本作も反対論者の疑念に通じる描きかたをしていて、一人の記憶が複数人に分割されることの問題点や、解析に熱中しすぎる(人間をデータとしてしかとらえない)ことを、人を「理解する」という言葉を対極に置いて象徴的に批難していました。ちなみに僕個人は「誰かに“自分”をストックされても、俺が楽しけりゃよかろうもん」と考えています。社会(外部)をいくら批判しても最後は自分次第、という立場で暮らしとります。  そういった哲学的(?)にもいま熱いテーマと、エンタメとしてのCGアクションが意識的にか無意識にか融合し(無意識ならば、それは制作者の嗅覚のおかげです)、それぞれの描写の妙も相まって、かなり見ごたえのある映画になっていました。さすがに「トリウッド史上最高傑作」ではないと思いますけど(僕的には「虹色★ロケット」、というか2007年全作品中の第一位です)。同じトリウッド公開の「アリーナロマンス」から本作、12月は制作費50万円の「ジャーマン+雨」(@ユーロスペース)も待機中で、高品質の自主制作映画に恵まれたこの年末。東京版ミシュランではないですが、カネをかけて美味しいのは当たり前、“安くても”光を放っている映画を発掘してここに紹介できれば、などと高尚な趣味のふりをしています。「ふり」って自白してるけど(笑)。

  • m54********

    5.0

    すご~い!

    みなさん観てください!この一言です。 予算の話は関係ありません。良かったものはいいです。

  • kin********

    4.0

    無駄がない

    VFXにしても俳優たちの台詞にしても、必要な部分だけ、無駄にプラスしてない感じが良かった。 大金かけたCGより、やっぱり生身の人間のアクションが一番です。 ひとつ、効果音とエンディングに向かう時の曲は少々くどく感じましたが。 秀作。

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