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デイ・ウォッチ (2006)

DAY WATCH/DNEVNOY DOZOR

監督
ティムール・ベクマンベトフ
  • みたいムービー 70
  • みたログ 453

2.94 / 評価:122件

フリーダム 過ぎ

  • JUDE さん
  • 2008年9月23日 20時58分
  • 閲覧数 189
  • 役立ち度 14
    • 総合評価
    • ★★★★★

監督、前作のヒットがあってか、
かなり暴走してしまった感じ(笑)

演出面や映像面は前作を遥かに上回り、
監督のスキルがまた一段と上がった感じがします。

それを特に感じさせたのはオープニングで、
ことオープニングに関してはかなり完成度が高いと思います。

このオープニングを見る限り、
この監督は何れ大作を撮るだろうな、って気になります。

個別のシーンに限れば映像はかなりバージョンUPし、
演出面も洗礼されてきた感じを受けます。

が、肝心の本編ストーリーが微妙すぎる。

前作の終わりで、「これからえらい事になりまっせ」
的に煽って置きながら、
「どんな展開になるんだろう」と思った本作は意外にノリが軽い。

窮地に陥っているはずなのに、
前作よりも作風が軽いってどういうこと?

物語りもこじんまりとしてると言うか、
アットホームというとへんやけど、家族の喧嘩程度のほんわかしたもの。

特に一本通しの物語があるわけじゃなく、
その為映画が何処に向かうのか目的地が分からずにただ映像を見せられている感じになってしまった。

結局、前半と中盤、それいるの?
程度の展開が延々と続く為、パーツパーツは面白いのだけれど、
観ててどんどん飽きてくる。

中盤以降は監督の暴走というか妄想も大爆発した感じで、
最早観てる側には手がつけられないほど、内へ、内へと篭っていく。

監督が脚本も務めたという事もあり、
あまりに好き勝手やり過ぎた感じの映画です。

その為、時間以上に映画が長く感じ、
後半は「もう終わってくれ」とイライラしました。

ただ、これはこの系の暴走映画では何度も言うのですが、
だからこそ監督自身が持つポテンシャルと言うか、イマジネーションのエキスが濃い作品であり、
こういう作品を作る事は私は良いと思うし嫌いじゃない。

賛否両論の濃い部分があって、
興行的にそれをちょっと薄めると、深みのある美味しさになるのだと思う。

それだけに本作、もう全然分からなかったし、面白くはないけれど、
監督のポテンシャルの高さを感じた作品でした。

それに原作がある映画だし、どうしようもない部分はどうしようもない。

あと、主人公。どうも好きになれない。

クソの役にも立たない不細工の癖に、
緑の服着てフラフラフラフラされるとイラつく。
なんで緑やねん。

とは言っても、この主人公が見せる映画のラストはなかなかでした。
この映画、前作もそうなんですが、ラストだけはしっかりしてるんですよね。

あと、デコ広いと思ってたオリガが、徐々に綺麗に見えてきた。

あと、隣のヴァンパイアがなんとなくジョシュ・ハートネットに似てる。
特に雰囲気が。

まぁ監督はこれだけ濃いもの持っていて、
それをハリウッドのヘッドコーチがいい感じに薄めると、
面白い映画が生まれそうだな~、と、今後の作品が楽しみになる映画でした。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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