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エグザイル/絆 (2006)

EXILED/放・逐

監督
ジョニー・トー
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3.68 / 評価:183件

解説

香港映画界が誇るヒットメーカー、ジョニー・トーが監督を務めた、裏社会に生きる男たちの友情とロマンを描いたノワール・アクション。因縁の再会を果たしたマフィアの仲間たちが、ボスの追っ手から逃れるべく激しいガン・アクションを繰り広げる。アンソニー・ウォン、ラム・シュー、サイモン・ヤムといった、ジョニー・トー監督作品ではおなじみの役者たちが集結。緊迫感あふれるシーンの中でときおり見せる、男同士の純粋でユーモラスなやり取りにも胸が熱くなる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

ブレイズ(アンソニー・ウォン)、ファット(ラム・シュー)、タイ(フランシス・ン)、キャット(ロイ・チョン)の4人は、中国返還が迫るマカオで再会した。ボスのフェイ(サイモン・ヤム)を銃撃して逃亡したウー(ニック・チョン)を巡り、敵と味方にわかれることになってしまう。しかし、深いきずなで結ばれた5人の運命は予期せぬ方向へと突き進む。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2006 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.
(C)2006 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.

「エグザイル/絆」映画の興奮に事欠かないトー・アクションの決定打

 ここ数年のジョニー・トーの作品のレベルは多作にもかかわらず、世界最高水準を悠々とキープしている。香港映画の低調がいわれて久しいが、作品レベルからいえば現在が黄金期である。それはトーあってのことなのだ。「エレクション」「エレクション2」という、香港黒社会の成り立ちと現在のていたらくを描いた渾身の作品の後の虚脱期に、軽く気晴らしとして脚本なく撮影された「エグザイル/絆」の圧倒的なすばらしさ! 室内接近銃撃四戦のアイデア(ドア、カーテン、室内十数人の乱舞的乱れ撃ち)とかっこよさ! にはただただうなるしかない。屋外戦ではガン・マニア同士の寝返りのしびれる友愛。などなど映画の興奮に事欠かない作品なのだ。

 外地に逃げ一件落着のはずの仲間の一人が妻と赤ん坊をともなって帰ってきて、殺す側と守る側に二手に分かれ幼友達全員が再会を果たす冒頭、ロマンティシズムと緊張にあふれた“間”と構図は映画史に残るだろう。

 マカオで撮影された本作は集団セッションとしての映画作りの核をトーが掴んだかにみえる「ザ・ミッション/非情の掟」と配役(アンソニー・ウォン他)がほぼ同じで、ゆるい続編意識が漂うが、トー・アクションの決定打といっていい。ぜひ見てほしい。(滝本誠)

映画.com(外部リンク)

2008年12月4日 更新

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