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グラディーヴァ マラケシュの裸婦 (2006)

GRADIVA (C'EST GRADIVA QUI VOUS APPELLE)

監督
アラン・ロブ=グリエ
  • みたいムービー 3
  • みたログ 12

2.50 / 評価:4件

サディスティックな夢=現実

  • 文字読み さん
  • 2009年6月24日 1時05分
  • 閲覧数 873
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

2006年。アラン・ロブ=グリエ監督。画家ドラクロワの研究者が研究にのめり込むあまり、モデルの女性を夢に見るようになり、夢と現実の区別がつかなくなっていって、、という話。こう要約するとよくあるロマンティックな映画ですが、この夢というのがすさまじいサディスティックな拷問。女性を縛る、痛めつける、殺す。出てくる女性はみんな裸。たしかにドラクロワの絵にそういう傾向がないとはいわないけれど。

そして現実のほうもすさまじい。なにせ現実でも男はサディスティックな秘密クラブに出入りしているようであり、使用人の女性は奴隷のようであり、夢でみるモデルと同じ人物がいて、「他人の夢の中で演技をしている」と意味不明の告白する。つまり、現実原則をまっとうするフツーの「現実」ではない。

夢と現実の間を行き来するのではなくて、夢と現実の区別自体がなくなって夢=現実のような時空が生まれています。だから「どこからが夢で、どこからが現実で」という見方をしてはいけない。

夢を取り締まる警察とか、脚本家の女性とその分身とか、設定もおもしろい。そして、50歳を越えて惜しげもなく裸体をさらすアリエル・ドンバールの美しさに驚きましょう。

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