あらすじ・解説
大学を優秀な成績で卒業したクリス(エミール・ハーシュ)は車や財布を捨て、自由を手に入れるための放浪の旅に出る。労働とヒッチハイクを繰り返し、アメリカからアラスカへと北上。アラスカ山脈の人気のない荒野へと分け入り、捨てられたバスの車体を拠点にそこでの生活をはじめる。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(657件)
- ech********
4.0点
アラスカのサバイバル一辺倒と思いきや、アラスカまでのロードムービーと妹のナレーションが交錯した飽きない構成が特徴的な、なかなか味わい深い秀作です。 特に妹のナレーションは無軌道な兄の行動をタイミングよく弁護し、且つ切ない演出が冴えています。最後に出てくるおじいちゃん、どっかで見たと思ったらキャラハン刑事の宿敵でした。
- qqr********
5.0点
ネタバレすごく好きな映画
このレビューにはネタバレが含まれています。 - s07********
3.0点
家庭環境もあるが物質的にも才能的にも満たされた富裕層の若者が至りやすい道だろうか、結局は大自然の中でも文明の利器は必要なわけで、最後は生きるのに必死、生きたいなら前の生活が正解、まぁ貧困層にとってはとりあえず今は食えて住めてちょっとした娯楽があれば幸福で主人公のような生き方は贅沢で貧乏人には不可能かな、
- か
3.0点
利用している図書館で「ロードムービーの傑作」的な謳われ方をしていたので騙されて観てしまいましたが、なんてことはない青天の霹靂ムービーでした。 「文明や権威から離れて「真理」を追求したい」みたいな、まともに自省していれば少なくとも19くらいの時には折り合いをつけるような感傷を大学卒業まで燻らせていたというのだから、この主人公は聡明というよりはただ幼いというだけなのですが、その幼さをちゃんと幼さとして、頭でっかちを頭でっかちとして描いていた点は良かったと思います。ちゃんと臆することなく計画を実行に移せていたところも良いと思ったし、男の子はいいなあと純粋に羨ましくなってしまった。 実話ベースなので人物やストーリーは面白みに欠け、だからといってココロ震えるドキュメンタリーにもなっておらず、おふざけなしのロードムービーなので脚本もイマイチで、うーん?といった感想でした。ただ自然は素晴らしかった。たしかにnatureでなくwildだったね。
- ut3********
4.0点
面白かったようなそうでもなかったような、評価がしにくいですが、いろいろ考えさせられる作品でした。 必ずしも主人公の心情に一致するとは限らないが、世の中が嫌になって誰もいない所で生きたいと思ったことがある人は少なくないはず。 でもそう簡単には実行できないですからね。そんな人の気分転換・現実逃避に良さそうに思いました。 自由や自然は素晴らしいが、やはり大変ですね。分かり切ったことですが、頭で考えたり人に言われるより、違った形で再確認できたのが良かったような気がします。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
ゴールデン・グローブ第65回