イントゥ・ザ・ワイルド
s11********
3.0点
ネタバレまあ、そうなるよな…
こういう生活に憧れたことはありました。しかし、そういう旅に出る前にはどうしても死を意識せざるを得ず、大抵は諦めます。 だからせめて書物の中だけでも浸りたい。作中にも名前があがった作家、ヘンリー・D・ソローはやはり定番です。もう一人、ジャック・ロンドンは過酷な自然を描いた作家であり、主人公もそうなってしまう。 結局、トルストイの「人生の伴侶を見つけ、子供に愛情をそそぐ。それ以上の幸福があるだろうか」という言葉とともに、主人公は死の床で、本当は後悔したのだろうか?それとも幸せだったのだろうか? 私には、わかりません。
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