2008年5月31日公開

アウェイ・フロム・ハー 君を想う

AWAY FROM HER

1102008年5月31日公開
アウェイ・フロム・ハー 君を想う
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

結婚して44年になるグラント(ゴードン・ピンセント)とフィオーナ(ジュリー・クリスティ)の夫婦は、お互いを深く愛し、満ち足りた生活を送っていた。しかしある日、アルツハイマー型認知症の影がフィオーナの身に忍び寄る。物忘れが激しくなり、挙動に支障をきたしてきた妻を、グラントは辛抱強く見守るが……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(60件)

切ない28.7%悲しい22.0%泣ける15.3%ロマンチック10.7%知的7.3%

  • ad5********

    5.0

    彼女から離れるとは

    長年連れ添った配偶者の記憶から自分が無くなってしまう。 ストーリーが静かに辛く悲しく、現実の厳しさが強烈に後味悪く、ついわが身を思うと、、、、心ぐっと動かされた! サラ・ポーリー監督作品は、本作以外にテイク・ディス・ワルツを見たことがあります。 どちらも夫婦の話、「いつまでも一緒だと思っていた」男に現実は容赦ありません。 このあたりの心情を描かせたらこの監督スゴイですね。しかもなんと20代の作品、脱帽です。 カナダの自然がきれい、フィオナ役、グラント役の俳優さん素晴らしいです。 今年観た最高映画の一つ!

  • ike********

    3.0

    ネタバレラストをどう読み取るか?

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • den********

    4.0

    ネタバレエゴを超えた愛。痴呆を考える人へ

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • dob********

    5.0

    『君に読む物語』がお好きな方は・・・

    この作品も合うのではないでしょうか。 美しい夫婦愛の話です。しかし『君に読む物語』よりも現実的で、登場人物の不安や葛藤が克明に描かれていきます。僕は個人的な好みとしてはこちらの方が好きですね。美しいショットのインパクトでは向こうに軍配が挙がるものの、(と、言ってもこちらもとても丁寧に仕上げていると思いましたが・・)丹念な心理描写という点ではこちらが優れている気がしました。とても良い映画と思います。 話の流れを掻い摘んで纏めると、、 44年間連れ添った妻フィオーナがアルツハイマーに侵され、治療の為施設に入る事になる。一ヶ月間は近親者でも面会謝絶と聞き、困惑する夫グラントを妻は『心配しないで』と優しく励ます。グラントが去った後、フィオーナは看護婦に『44年間一緒に過ごして一ヶ月も離れた事無いわ、私にとっては大事件よ』と言う。 丁寧描かれていく夫婦の絆の強さが丁寧に描かれているので、お互いの『君と離れたくない』『彼を苦しめたくない』という想いが良く伝わってきます。 しかし一ヵ月後、妻は夫の事を忘れ、同じ施設の老人オーブリーに恋心を抱いていた・・・・(妻が献身的に愛情を注ぐのは、何も出来ない、言葉も話せない重度のアルツハイマー患者の男性) これまでの44年間の積み重ねが0になってしまった喪失感、初対面の人として再び関係を築かなければならないもどかしさや、病気だから仕方が無い、、と割り切れないやるせなさ、思い出してもらおうと足しげく通う度に目にする妻の眼差しが別の男に向けられている事への葛藤は、観ていて良く伝わってきました。そして今までの2人の絆さえあやふやに思ったり、妻が過去の自分の浮気を罰しているのではと疑ったりするように。しかし二人を見つめながら、『妻の自由にさせたいんだ、あの男に恋している。邪魔せずに見守ってやりたいんだ。それが妻の為なら・・』と彼は言います。(うぅ、切ないよぉ) やがてオーブリーはホームを去り、その事でフィオーナは生甲斐を失っていきます。 そんな彼女を見て、彼は我が家に連れて行きますが彼女の記憶は戻らず思い出すのはオーブリーの事ばかり。(ホント切ないよぉ・・泣) 彼は決心してオーブリーの家を訪ね、彼の妻のマリアンに懇願します。 『彼をホームに戻してくれないだろうか』と。 ここからの展開は、それぞれ同感、納得しかねる、との意見が判れそうです。 つまりは、それぞれが伴侶を大切に想っていても、反応を示す事のない夫を持つ妻と、他の男に恋をする妻がお互いに惹かれあう事になります。誰かの孤独を埋める為に、誰かが存在するように、、。誰が二人を『弱い人間だ』と責められるでしょうか。僕は『ロスト・イン・トランスレーション』の同志とも、恋人とも呼べないようなデリケートな関係を彼らに感じましたけど。。 ラストシーンは伏せておきましょう。ただただ切なくなります。 愛とは想う事。しかしその想いが上手く届かないとしても、良い映画は鑑賞者に伝わるんですよね。少なくとも僕には伝わってきました。そして同じ立場に自分が立たされたら、、と色々と考えさせられる作品でした。 もっと話題になってもいいような作品なのですが、結構知られてないのでしょうかね。 監督は、『死ぬまでにしたい10の事』『あなたになら言える秘密の事』の女優、サラ・ポーリーでこれが初監督長編作となります。が、、30前にして、この人間描写の巧みさは見事と思いました。音楽の用い方もしっとりとして端正だし、(グノーのアヴェ・マリアのメロディーとか、ニール・ヤングのハーヴェスト・ムーン(大好き)とか良いと思った)映像も自然美を丁寧に拾っているなと思いましたし。デビュー作だったら上出来ではないでしょうか。又一人、素敵な若手女性監督の誕生を予感させました。 女優サラ・ポーリーも大好きですが、監督としての彼女にも今後、大いに期待して良さそうです。 ☆5っつ (^~^)v

  • lyr********

    4.0

    覚えている方は、辛いかな

    日本の夫婦と、海外の夫婦。 海外の事を知っているわけではないけれど 海外の夫婦の方が、いつまで経っても 『恋人』って言う感じがする。 スキンシップの多さの違いとかあったりするからなのかな? 長年連れ添った夫婦が本当にいつまでも恋人のようで。 でも、アルツハイマーで相手の事 わからなくなっていく。 それを見ていかなくてはならない辛さ。 アルツハイマーだから仕方ないと言い聞かせるのか… 見守っていく姿に、複雑な思いがしました。 忘れていくのがわかっている時は、 きっと凄く怖いし辛いけど、 ずっと、覚えている方は… どんな想いをするのでしょう。 主観なのだけど… 日本だと「介護」ってイメージがするのは私だけ? 現実に近いからそう思ってしまうのか… 洋画だからこそ、 愛… 何というか、美しいものがあるような。 こんな風に愛されたいと、羨ましく思ったのかも。 もちろん、こちらも想っていないと成立しないのですが。 熟年夫婦を経験する時、 どんな日常を送っているのか… 何となく寂しく感じられるけど 愛のある生活があると希望を持って。 そして、老いるのは悪い事じゃないっ、て 友人、知人、家族…みんなで思えるとよいなぁ、と。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

ゴールデン・グローブ第65回

女優賞(ドラマ)

LA批評家協会賞第33回

ニュー・ジェネレーション賞

NY批評家協会賞第73回

女優賞新人監督賞

基本情報


タイトル
アウェイ・フロム・ハー 君を想う

原題
AWAY FROM HER

上映時間

製作国
カナダ

製作年度

公開日

ジャンル