2008年4月5日公開

ランジェ公爵夫人

NE TOUCHEZ PAS LA HACHE/LA DUCHESSA DI LANGEAIS/DON'T TOUCH THE AXE

1372008年4月5日公開
ランジェ公爵夫人
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

ナポレオン軍の英雄モンリヴォー将軍(ギョーム・ドパルデュー)は、スペインの修道院でずっと探し続けていた女性(ジャンヌ・バリバール)と再会する。その人は、5年前に将軍がパリの舞踏会で見初めたランジェ公爵夫人だった。夫人は将軍の愛を巧みに交わしていたが、本物の愛を知った公爵夫人を待っていたのは悲しい運命だった。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(21件)

ロマンチック21.6%切ない19.6%知的15.7%悲しい11.8%ゴージャス7.8%

  • kih********

    4.0

    フランス社交界の罪と罰

     先日『ある公爵夫人の生涯』というのを観た。そこに、レンタルショップで目に留まったのがこれ『アルジェ公爵夫人』。前者がイギリス、後者がフランス。英・仏の高貴な社交界の違いなどが見れたらいいな、って思って観た。  英・仏の比較などというのではなくて、これには主人公男女のストーリーに引き込まれてしまった。恋愛ゲーム、愛憎の激しさ、これがフランスというのでもなかろう。いくらかでも生活に余裕があれば、こういうゲーム展開があるだろう。古今東西、どこにでもあるのだろう。日本の古典文学においてさえ、こういう場面が珍しくない。  人のひたすらな思い入れは、ゲーム感覚で弄んではいけないよ、とそういう話だろう。恋愛ゲーム~その罪と罰、というところか。大いに恐れ入った。  ところで、ヨーロッパにも、社交界にも縁のない東洋の田舎の年金生活者には、基本的なことが分からない。それが筋を追う上でもちょっと障害になる。字幕で夫人は「公爵」、将軍は「侯爵」となっている。日本語ではどちらもコウシャクだから紛らわしい。どなたかの講釈を賜りたいところ。原語ではどうなんだろう。爵位としてはどちらが上なんだろう。(ま、これはウィキペディアでも見ればすぐ分かることだが。)  もうひとつ、この御夫人は未亡人? 見落としか勘違いなのだろうけど、未亡人の雰囲気ではない。だとすると旦那・公爵氏はどの人だった? 旦那がいるのに将軍侯爵とゲームができる? これって、浮気ゲーム? 分からないんだなぁ。(おそらく見落とし、勘違いだろう。)東洋の田舎っぺに分かり易いように、ちょっと(説明・解説的シーンや台詞を入れるなどして)丁寧にやってもらうと有り難いのだが。

  • tak********

    4.0

    リヴェットファンなら楽しめる

    映画を見る前にあらすじを確認するタイプですが邦題が分からず(海外在住字幕は英語で鑑賞)そのまま観ました。ところどころ夫に説明してもらい他の用事も済ませながら観たのですが(リヴェット作品はこの感じで観て再度見直すのが私流)、リヴェット作品にはパターンがあり、この作品も劇場風の演出でした。思ったより長くなく(3時間以内笑)、リヴェットらしくBGMのない世界が私には心地よかった。最近の過剰演出の映画を見てる人には楽しめないのがリヴェット映画。だって強い抑揚は無いし顔のアップどころか奇抜な演出もCGもない。他の映画(セリーヌとジュリー、北の橋、彼女たちの舞台、パリでかくれんぼは所有、secret defense, va savoir, とdon't touch the axeは最近鑑賞)を観てればリヴェットの演出と突然のオチ、無駄な説明の排除は自然と理解できる。ちゃんと他の作品も観てどういう監督か理解してみないと一生分からないリヴェット映画だけど、その良さは鑑賞後すぐ来るでもなく時間をかけて醸成されるものでこれはまさしく本物の芸術作品をみた後に訪れる自分だけが味わえる上質な脳内麻薬みたいなものです。リヴェットが解る自分で良かったと思います。実は一番大好きな映画監督。 あっ、ちなみにこの映画の主役女優さんは他の方も書いておられますが、私も適役ではないな、、と思いました。が、彼女はインテリの両親の元で育ちパリ第一歴史学修士を持ってる人なので、当時の空気を自然に演じる事ができるとリヴェットが思ったのか。va savoir でも主役やってて、モダンなイメージ(ガリガリ)だったので、彼女からは古典的な雰囲気は感じられなかったなあ。。。リヴェットの起用する女優はだいたい貧乳のガリガリが多いから監督の好みなのかなあ。。。それで星4つにしました。

  • fu_********

    4.0

    ジュテーム度高し。

    個人的にギョーム・ドパルデュー(「ポーラX」で見て以来、ちょっとオダジョー似)が好みなのと、久々のジャック・リヴェット監督ということで観てきました。 正直、「美しき諍い女」が超退屈だったので、リヴェットはもう観ない。。と思っていたのですが、今回は結構おもしろかった。 原作がある意味、フランスではもう誰もが知っている古典ということで、日本人には説明不足な感じですが、その分その核心だけを浮かび上がらせた作品。 それだけに、内容が濃かったです。さすがフランス映画、それにしても、2人の恋の鞘当ては長過ぎ、ジュテーム度高し。そしてお互いに考えすぎな故に悲恋。 やはりリヴェットでしか創れない映画でしょう。 そこに流れるムードと恋愛哲学にただ、浸りましょう。 10数年ぶりの岩波ホール。時の流れを感じました。朝1番の回に行ったせいか、周りはシルバー世代多しでした。 がちゃがちゃした今の映画はちょっと。。という世代には本当に心地良くこの画面の世界に入っていけるでしょう。 もっと若い人も観るべき映画です。人を愛することを真剣に悩む、、、若いうちにするべきです。 ミッシェル・ピコリ。。「昼顔」のあの殺し屋が好きだったなあ。 ひさびさにリヴェット監督の力量を見直しました。ギョーム・ドパルデュー主演という意味も込めて☆4つ

  • tsu********

    3.0

    さすが、おフランスざんした

    恋の駆け引きまったりと描いても、さすが18世紀はじめのフランスの文化の匂いが漂ってきます。ぎしぎしと歩くたびに音が鳴る床と、開けたてにむせび泣くドア、これが耳に残って、時代のリアリティーを感じてしまった。 貴族の社交界は、こういう非生産的な色恋沙汰に命をかける、暇のお金持ちの世界でした。でも、そこからしか今に残る音楽。絵画、文学の芸術が生み出されてもきたわけで。。 侮りがたしおフランスの恋愛遊戯の星みっつ。

  • kin********

    2.0

    共感できず、説得力に欠ける気がします

    フランス映画独特の雰囲気があり、映像や衣装など視覚では楽しめます。 内容の方は、男女のすれ違いというテーマですが、既婚者の女性が独身男性を弄んだり、好きになったりという危険度が高い恋愛のわりに、夫が一切出演しないので、あんまり危機感を読み取れるような内容でなかった。 既婚者の女性のはずなのに、まるで一人暮らしの娘のような生活に見えた。 思いが重ならないやり取りの繰り返しが延々続くので、途中で眠気が襲ってくるほど、進展がなく、一番最後のシーンが「え?」という程、あっさりしているので、今まで引っ張られた時間がなんだったのかと思えるほどの、オチがない展開。 終始、身勝手な女性に共感できる部分も少なく、退屈な上にラストもあっけなく、なんかすっきりしない映画でした。 配役に関しても個人的に、ジャンヌ・パリバールはこういうイメージではなかった。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ランジェ公爵夫人

原題
NE TOUCHEZ PAS LA HACHE/LA DUCHESSA DI LANGEAIS/DON'T TOUCH THE AXE

上映時間

製作国
フランス/イタリア

製作年度

公開日