のり
3.0点
東京をテーマに3人の監督による3作品、オムニバス映画。 どれも非常にあくが強く、観る人を選ぶ個性派ぞろい。 外国人から東京がどう見えているのか三者三様で、 リアリティよりもイメージ像を映像化したような作り。 「インテリア・デザイン」 自分の居場所・存在を究極の形で見つける話。 前半は割りと普通の作りだけど、後半のぐだぐだ感・・・ 「メルド」 下水道の怪人が東京の街中を闊歩する話。 前半はジョークと呼んでも良いけど、後半のネチネチ感は・・・ 「シェイキング東京」 引き篭もりがボタンを押しちゃう話。 発想がユニークで面白く、香川照之の一人舞台。 独創的、不思議と言えば聞えは良いが、 意味不明な不可解映画とも呼べる。 どれも抽象的過ぎて異質な東京。 インテリア・デザインは手ブラくらいしか印象に残らないし、 メルドはとにかくイミフで気分を害する恐れアリ。 シェイキング東京はシュールでどこかポップな感じ。 個人的にシェイキング東京はお気に入りですw 抽象的で異質な東京像をそれぞれ描いた、 三者三様のオムニバス。 非常にあくが強く、強烈な個性は排他的。 特に「メルド」は憎悪感・嫌悪感を抱く恐れアリ。 「シェイキング東京」はなかなかユニークな発想が面白く、 香川照之、蒼井優の演技に惹き込まれる。 「インテリア・デザイン」は空気w 物語というよりは”作品”と言った位置づけだろうか。
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