あらすじ・解説
坂口(豊川悦司)は一家惨殺事件の犯人として自ら名乗りを上げ、テレビの生中継で自身の逮捕劇を放映させた。そのニュースを見ていたOLの京子(小池栄子)は、坂口がカメラに向かってほほ笑んだのを目の当たりにした瞬間、自分たちは同類だと直感する。それまで孤独と絶望の中で生きてきた彼女は仕事も辞め、無我夢中で事件を調べ始める。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(180件)
- d
4.0点
接吻の意味はわからなくていい気がした。 むしろ、あれを理解してはダメなのではないか? 殺人犯の精神すら凌駕する、それを愛した者の行動や心理を我々が理解できないのは当たり前であり、理解できることの方が恐ろしいのかもしれない。 そして、その者を演じた小池栄子の滲み出る狂気は鳥肌ものである。 星4.0
- kae********
5.0点
小池さん、テレビドラマで拝見してから気になっていた女優さんでしたが、この作品を観てからはすっかりファンになってしまうほどの演技力や存在感でした 猟奇的な役演じたらもう敵なしって感じです 眼力がハンパないです かなり古いのかと思ったら2008年の映画なんですね トヨエツ、小池栄子、仲村トオルが出てるだけで観たいと思ったのだが、まさかこんな秀作だとはめっけもんでした トヨエツの台詞は少ないが、心情を表情や仕草などで表す演技力 小池栄子の、暗い陰気さや恐いくらい一途すぎる気持ちの表現力 ほんとに凄い作品です 監督、脚本、演技者全てにおいて満足です タイトルの『接吻』が最後の最後で、しかもトヨエツじゃなく仲村トオルにするものとは… そしてラストの、タイトルが赤字で出るのが一番印象的
- ats********
4.0点
ネタバレこの俳優人だからこそ成立った
このレビューにはネタバレが含まれています。 - WXYは知ってても、それだけじゃ
3.0点
従わせ都合よく使われる、仲間としては扱わない。従わないと悪し様に言われる。 そんな側にいる者が反旗を翻した、自分と同じ側の人間だと思ったので接近した。ただその情緒的な接近が逆に彼を違う側に引き戻した。 最後にその矛盾に気付く。 そんな変化を映す、冷静な凶悪犯も奇異。
- maru
5.0点
数年前に、新作で借りて一度観ただけですが、トヨエツの淡々とした演技が怖かった。 戸締まりには気を付けましたよ、しばらく。
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