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ダークナイト (2008)

THE DARK KNIGHT

監督
クリストファー・ノーラン
  • みたいムービー 1,283
  • みたログ 1.2万

4.41 / 評価:6,214件

アメコミ作品を凌駕し社会現象となった作品

  • bat***** さん
  • 2018年8月3日 23時16分
  • 閲覧数 1801
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

本作では、バットマンの「正義とは何か?」という葛藤がメインとなる。そのため、対立する立場にあるジョーカーにもかなり焦点が当てられている。

前作「バットマン ビギンズ」において明かされるバットマン誕生のきっかけとは、コウモリの姿をする意味とは、ウェイン自身が幼いころに体験した恐怖にある。バットマンは、恐怖の象徴となり街の浄化を目指すのである。そこには確かにウェインの「正義」があるのだが、これはハービーとジョーカーによって揺らいでいく。

ジョーカーは、「バットマン」シリーズ史上最強最悪とされる悪役で、その狂気によって人々を恐怖させる。バットマンとジョーカーは、動機、目的こそ違うが、同じ方法を取って恐怖を与えているのである。

他にも共通点はある。二人ともが過去の傷を抱えて生きていることである。バットマンはどうしようもない気持ちをきっかけに「正義」へと向かうが、ジョーカーは「悪」へと向かった。そこに初めて違いが生まれたのだ。

二人は表と裏の関係としてよく描かれている。そして「正義とは何か」という悩みからバットマンは成長する。

また、ジョーカーを演じたヒース・レジャーの演技には狂気を感じた。かなりこだわりを持って演じていたのがよくわかる。

ヒース・レジャーは、本作を撮ってすぐ、薬物中毒によって亡くなっている。28歳という早すぎる死である。死後、アカデミー賞助演男優賞を受賞し、その天才的な演技力が評価された。みんなが大好き「バットマン」。
でも、「ダークナイト」においては主役のバットマンよりももしかするとジョーカーの方が人気といえるかもしれない。それほど強く観客の心を掴んだのである。

そして、アーロン・エーカットのハービーは、正義に生きていたが、死んだ恋人を愛するがゆえに悪に堕ち、トゥーフェイスとなる。正義と悪の二面性を持つが、愛だけは変わらないという役を好演した。

街で一番の正義感を持った人物として登場するゴードン。悪役のイメージがついてまわるゲイリー・オールドマンが、まさかゴードンだなんて、と思った人も少なくないはずだ。
もしかすると、過去の作品のイメージと異なりすぎて、ゴードンをゲイリー・オールドマンが演じていると気づかない人もいたかもしれない。それほど意外で、しかしはまり役だった。

詳細評価

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