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ダークナイト (2008)

THE DARK KNIGHT

監督
クリストファー・ノーラン
  • みたいムービー 1,465
  • みたログ 1.4万

4.39 / 評価:7744件

悪も善もあってのアメリカ

  • par******** さん
  • 2020年11月29日 16時51分
  • 閲覧数 685
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

見ていて、どの人間にも二面性があって、危機に瀕したり、儲け話があれば、悪に手を染めるというのが通底にあるような描き方が、胸糞が悪くなる。バットマンがルールを守って、人を殺さないっていうのは、いかがなものか。ジョーカー一人にこれだけの人が殺され、悪に手を染めているのなら、瞬殺すべきであろう。それ位の悪を背負わなくてどうするって思う。そこのバランスが著しく悪い。
 しかしながら、別な視点から見れば、それは、アメリカの本質を表しているのかもしれない。アメリカは、軍事力をフルに使って、諜報員が工作をし、自分たちがより金儲けをできるように国ぐるみで仕組んでいるように見える。それ自体が、アメリカの富と権力、正義と悪を象徴している。
 バットマンがアメリカで受けるのであれば、それはアメリカの本質を描いているからなのだろう。自分たちで原因を作って、相手を悪と祭り上げ、やっつける。バットマンは億万長者。ジョーカーは、不逞の輩。底辺の生活、格差、精神を病むような環境。そうした資本主義を推し進めたのは、アメリカの自由と金を優先する社会システムだ。より多くのものを消費するために、欲望を肥大化させ、人は狂気に身を落としてしまいやすくなる。欲望が肥大化する社会では、悪も善も紙一重なのだ。
 悪も有り、正義も有り、両方があって、アメリカという国は、バランスを保てる。それ故に、悪にも無くなっては困る。そんな現実とのパラレルさを感じた。
 しかしながら、自分は、もうその世界はごめんだ。それ故に☆二つに。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不気味
  • 恐怖
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