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アメリカを売った男
2008年3月8日公開

アメリカを売った男

BREACH

1102008年3月8日公開

lip********

4.0

ネタバレおもしろさと難しさ

「事実彼はスパイをした 動機など知ってもいまさら意味などないだろう」 いやいやそこが1番大事なんですがー! 全体的に重めのトーンで淡々と物語は進んでいく。 地味ではあるが心理戦の描写がおもしろく退屈さは感じない。 ロバートは敬虔なクリスチャンで家庭を大事にし、孫たちからも好かれるような人格者。 自分の性行為を他人に見せて悦ぶといった倒錯的な一面もあるが、20年も国を売り続け10億ドルもの被害をもたらすような悪意や黒さを感じる人物ではなく金のためでもない。 スパイ行為や派手な逮捕劇よりも、人間ドラマにスポットを当てた映画です。 史上最悪と言われるほどのスパイの心情や動機を十分に描いてほしかった。 ロバートの言動の端々から感じるものもありますし、教会の懺悔室で涙を流すシーンも印象的でしたが・・・。 すべてが明らかにされてないということで難しい部分もあったのだろう。 実話ベースのおもしろさと難しさを感じた映画でした。

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