あらすじ・解説
目の不自由な按摩(あんま)、徳市(草なぎ剛)と福市(加瀬亮)が温泉場へと徒歩で向かっていると、2人の横を東京から来た三沢美千穂(マイコ)を乗せた馬車が通り過ぎていく。宿屋に呼ばれた徳市は、客が馬車の女と直感。美千穂の様子にほのかな恋心を覚えた。しかしその翌日、宿屋で宿泊客の財布が盗まれ、犯行時刻付近に宿にいた美千穂が疑われる。
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作品レビュー(284件)
- duk********
3.0点
冒頭の自然美が綺麗だった。以降も自然の美が楽しめます。彩りも良くて癒されます。 今と違って活気がある、会話がある旅館。昔はこういう旅館が当たり前だったのだろうか。 温泉街はセットとのこと。美術、セット担当の熱意を感じます。下駄の音と共に雰囲気が楽しめますよ。 草彅さん名演です。徳さん、コミュニケーションが上手で人を見抜きますね。早とちりがなんとも人間的でかわいい。 東京のお客様。昭和の品のある女性。今では見かけることが少なくて。女性らしさというものがいいにくい時代。逆に新鮮に感じました。(自分の抱く女性像かもしれませんが) 脇役もいい。仲間のあん摩さん、男子学生、女子学生、店主、番頭、中居さん…ほのぼのします。 ワンカットがフェードアウトで終わり小気味よくまわってました。欲を言えばもう少し長く見たかったというシーンが一つ二つありました。 日本の映画という感じ。言葉、人情、自然などが落ち着いたストーリーとともに楽しめます。
- midomido
5.0点
抒情的で趣旨も深く、会話面白く、そして映像が完璧に美しい映画です。 盲人の按摩さん描写や台詞がコンプライアンスに引っかかりがあるためか、なかなか放送されず残念です。 芸術作品とコンプライアンスは分けて頂きたいです。 草彅くんは、この頃から演技のセンスが素晴らしいです。
- 寺下
5.0点
映像が綺麗で雰囲気も良かった。役者さんも味のある良い配役だと思います。演出も良いです。 不思議な雰囲気で日本の美や面白さはあるけど盛り上がりにかけるのかなと思って見ていたら、クライマックスがすごく良くて作品全体がストンと納得できて泣けて、このための今までだったのかと言うくらい作品全体が素晴らしく感動し完成する感じ。なんともいえない。 最後に草彅剛の演技で一気に好きな作品になりました。くつがえされた。強烈な印象を残す。日本の良い映画です。 昔見たけど途中で断念してしまい今回、最後までみて良さがわかりました。 草彅剛は独特な俳優ですね。ホテル・ビーナスとも違うし。どことなくせつない色気もあり唯一無二の雰囲気を出せる役者さん。良かった。
- mak********
3.0点
草彅くんの雰囲気がいい感じで出ていて、それが全体的に広がっている映画でした。
- qaz********
1.0点
先週の水曜にGEO経堂店でレンタルし鑑賞しました。 なんだか昔の映画を元にしたのかダラダラと冗長な場面が続く感じがしせっかくの草なぎ君の魅力を殺している感じがしました。 続編はあるのか・・・
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