あらすじ・解説
中学生になったばかりのまい(高橋真悠)は登校拒否になり、大好きなおばあちゃん(サチ・パーカー)の住む田舎で過ごすことになる。日本に長年住むイギリス人のおばあちゃんは、西の魔女と呼ばれていた。まいはおばあちゃんから魔女の手ほどきを受け、何でも自分で決めるということを教わる。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(678件)
- nau********
5.0点
些細なことでも、共感できる所があれば絶対に心に刺さる映画だと思う。後半は泣きっぱなしでした。おばあちゃんから語られる言葉はとても大切なもので、大人になった今見返すと身に染みる。後半がより凄い映画。 魔女は言葉の通り魔女でもあるし、比喩でもあったな。精神年齢が高い中学生の女の子は大変だし、難しさを感じる。原作の本を読んでみたいと思わされる珍しい作品。
- oir********
3.0点
一頃、西洋の老女が造成したきれいな庭の本が流行ったような記憶があるが、本作もその延長上に作られたのかなと推測される。 山梨の自然豊かな林の別荘地が舞台ということもあり、いわゆる環境ビデオ的癒し効果は間違いなく感じられる。 中学でハブンチョになり登校拒否になった少女がイギリス人祖母宅でもある上の別荘で過ごすひと時を描いたストーリー。 興味深い点はサンクチュアリ的祖母宅の隣(田舎的な距離感覚の隣という意味)に対極的な下卑た俗悪人:木村祐一が住んでいるという設定。 彼の存在がなければ見る価値もない単なるドリームファンタジーに過ぎなかっただろうが、エロ本を読み漁り、狭い檻の中に大型犬を三匹閉じ込め、下卑た仲間が家にたむろするようないかにも敬遠したくなる俗悪人がストーリー上かなり重要なスパイスとなる。 映画の出来は正直並レベル程度とは思うが、魔女になる心構えや魂のお話は初歩的かつ根源的な教訓に満ちており、そして少女がクラス女子から仲間外れにされる過程はイジメ描写はないのに吐き気がするおぞましさ。女子友の皮相的有り様が端的に示されているようでため息が出ましたね。 それこそ神秘家グルジェフが語っていた「再カーストの細分化」。 ※群れ集うグループがどんどん弱者グループを追い立て、その弱者グループが群れに属さない人間をさらに追い立てるという人間特有の醜い悪習。 エンドで少女が抱いていた木村祐一に対する憎しみや誤解が全て解消したかあれではちょっと弱い感じだが、全て説明するよりはあの程度の曖昧さでよかったのかもしれない。 2.6の三ツ星
- tam********
3.0点
前半はファンタジックな雰囲気の中で、老女と女の子とのメルヘンチックなストーリーが展開したが、ラストは寂しく孤独死ってどういうこと?
- Yuu
5.0点
まいが帰るシーンの車から見るだんだん遠くなっていくお婆ちゃんが本当に切ない。 最後のメッセージもだけど、エンドロールの後ろに映っているマイサンクチュアリが一面お花いっぱいになってるとこを見て涙腺が決壊した。 大好きな映画です。
- sxa********
1.0点
哲学的なきっと大事な言葉はたくさん出てきているんだけど、登場人物の少なさ、まったりした展開に終始退屈してしまいました。 おばあちゃんの名言もなんか難しくて何を言いたいのかいまいちわからない。これが中学生の心に届くのだろうか。 期待して見ただけにちょっと残念。
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