あらすじ・解説
始めたばかりのスケートボードに夢中で、ボーダーたちが集まるお気に入りの場所“パラノイドパーク”に出かける日々を送っていた16歳のアレックス(ゲイブ・ネヴァンス)。しかしある日、彼はふとした弾みで1人の男性を死なせてしまう。目撃者が誰もいない中、不安や脅えに駆られたアレックスは……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(97件)
- dir********
2.0点
誤って人を殺してしまった少年の心境の変化を写す、 というのがテーマであるようだが、内容が薄い。 薄い内容の脚本を頑張って引き延ばして、無理やり 映画として成り立たせてる感じがした。 大きな見せ場は中盤の列車の誤って殺す、まさにそのシーンだけ 少しだけだけど、けっこうグロテスクな死に方してビビった。 主人公の俳優がパケ写で見て美少年だったから気になって見てみて、 実際に美少年だからよかったけど。 主人公がこの人じゃなかったら☆1つだったよ。
- jum********
4.0点
ネタバレ個人的で偏向的で恣意的
このレビューにはネタバレが含まれています。 - bad********
3.0点
最近、この映画に主演しているゲイブ・ネヴィンス(Gabe Nevins)の写真集を手にいれました。これを機にまた映画も見直したのですが、なかなかゲイブ君は美少年でしたね。さてこの写真集なんですがゲイブの少年から青年に移りゆく何年かを撮っていますが、それが酷い変わり様でございました。まるで、この映画の後日談のようですよ。やはりあれだけの秘密をかかえればあの後の人生は辛いものですよね。
- shi********
4.0点
冒頭から 引き込まれました。。。 言葉にならない なんともいえない感情が 映像とともに すごくグッとくる
- yos********
4.0点
何とも言えぬ、難解さを湛えた映画。 主人公アレックスはある日、ひょんなことから鉄道警備員の男を死なせてしまう。 その前後の日々の日常を、アレックスが回顧録的に振り返りながら、物語は進む。 いや、「物語が進む」というより、映画の尺が長くなって行くだけかもしれない。 「物語」という意味では、ほぼ進むことがないからだ。 基本的に画面に映し出されるのは、人間を一人死に至らしめた少年の煩悶と、何気なさを装いつつも恐怖に怯える日常だ。 何食わぬ顔をして学校に行き、悪友とつるみ、ガールフレンドとセックスして、問題を抱える家庭に帰って、眠りに就く。 その日常の最も遠いところからやってきたのは、殺人を犯してしまったという後悔の念と、彼に疑いの目を向ける刑事だ。 こうしてアレックスは、いつ終わりが訪れるとも知れぬ日常のなかで、手紙を綴り始める。 最初に「回顧録的」と書いたが、これは回顧録ではなく、アレックスがある人物に宛てて綴る手紙なのである。 彼は劇中でも時間を見つけては鉛筆を手に取り、一心不乱に手紙を書き綴っているが、アレックスが観る者に語る内容は、手紙の文面であると判断できる。 そのせいで物語が物語的ではなく、時系列がやや混沌としながら映画としての時間が経過していくのだ。 手紙自体は人を殺めてしまった後から綴っているから、この辺りは「殺人者」なってしまったことによる混乱、動揺が表出しているのだろう。 面白い(といっては語弊があるが)のは、アレックスを観察していても罪の意識があまり見て取れないところだ。 恐らくだが、人を殺してしまったという罪悪感や自責の念よりも、人の命があまりにもあっさりと喪われたことへの戸惑いが消えないでいるのではないだろうか。 乱れた時系列、殺人シーンの場違いなほどの凄惨さ、まったくと言って良いほど笑顔を見せない登場人物たち、温もりと労わりのない人間関係が、映画全体の雰囲気を重苦しくしている。 その雰囲気を払拭せぬまま、突然映画は終わる。 「実際には出さなくても、手紙を書くことで心が整理できる」という言葉を受け、手紙を綴り続けたアレックス。 果たして「物語」は、手紙を書き終えることによって結末を迎えたのだろうか。 人を殺した少年アレックスと、彼の独白に立ち会った観客は、気持ちの整理を出来ただろうか。
スタッフ・キャスト
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