郵便配達が待ち遠しい♪
- 一発太郎 さん
- 2010年6月12日 1時50分
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そういえば手紙って久しく書いたことがないなぁ。
いや正確には手紙は書いたことあるけれど郵便に出さなかったのかも。
(そうそう始末書は書いたことありますよ~♪カンケイナイカ?コリャシツレイ)
電話やメールだけでは伝えきれない気持ちって確かにあるのかもしれない。
今よりももっと年齢を重ねてくれば実感するのかな?
さてこの作品、全体的な雰囲気はとても良かったと思う。
千葉県の房総半島を舞台に繰り広げられる郵便屋さん一家の物語。
物語の起点とも言える灯台は千葉県いすみ市の太東崎灯台とのこと。
青い太平洋、緑の木々、そして白い灯台、まさに風光明媚といったところ。
ロケ地も郊外都市ならではの佇まいがあっていい感じでした。
…が、それ以外はどうにもこうにも。
ストーリー自体は悪くなかったと思います。
郵便配達員である父親と中学生の娘、そして小学生の息子の3人家族。
母親が亡くなってからの家族の絆であったり、地域の人々との交流であったり。
なんだろう?やっぱり脚本と長嶋一茂氏の演技力のなさが致命的なのかな?
製作総指揮も努めたという長嶋一茂氏。
そもそも役者でないのだから彼に演技力云々を求めてみても仕方がないか?
それにしてもだ…それにしても酷いじゃないか。
日本郵政のPR作品だということを差し引いても主役を張るには力不足だ。
“深み”なんだろうな、きっと。私生活では独身の彼が父親役だものね。
脇役にそこそこの演技達者を配置してどうにかなった感が否めないのだが、
娘役の北乃きい、郵便局員役の遠藤久美子の爽やかな演技は素晴らしい。
ただ、個人的にどこにでも出てくる竹中直人には少し飽き飽きしている。
さらに邦画にありがちなサプライズ出演も完全に余計。
自転車屋の木梨憲武って意味あるのか?何が友情出演だ!要らないよ!
こういったひとつの会社組織をバックボーンにした作品は嫌いじゃない。
結構奥深くまで業務の仕組みとか繋がりみたいなものを披露してくれるので
案外楽しめてしまうのだな、なるほどそうだったのか!みたいな♪
今回も郵便配達を詳しく説明してくれていたのでそういう意味では満足。
でも作品タイトルは『ポストマン』より『郵便屋さん』のほうが良かったと思う。
手紙やハガキは出さなくなったけれど、郵便配達を心待ちにしていることがあります。
けれど、なかなか届かないんだよね~映画試写会の当選ハガキがさ~(● ̄(エ) ̄●)ノ
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