“バカ真面目” を馬鹿にしてはいけない。
- 百兵映 さん
- 2016年7月6日 16時00分
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なかなかどうしてご立派でございました。どうせ軽-いお調子者のドラマだろうと予断を持って手にしたのだったが、どうしてどうして、結構な仕上がりでした。
民営化郵便局のイメージアップ映画と言えなくもないが、それはそれとして、現代に忘れられがちな家族とか学校とか地域とか、いわゆる“絆”を取り戻そうというハッピーな映画でした。
軽薄さを売りにしたTVタレントであるかと思っていたら(いや、失礼)、くそ真面目に自転車をこぐ姿や、娘と対立する親父の姿などは、自然体でいい味わいになっています。それよりもむしろ、画面の中に入る富士山などがわざとらしい感じがしました。
郵便局のTVコマーシャルで、“バカ真面目” のイメージを売りにしているが、郵便局員に限らず、家庭の父親にも “バカ真面目” さがあっていいんだよね。ほとんど、真面目のバカさ加減が馬鹿にされているからね。不真面目な子どもたちから。
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