2008年4月26日公開

あの空をおぼえてる

1152008年4月26日公開
あの空をおぼえてる
3.7

/ 303

31%
28%
23%
11%
7%
作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

地方都市で写真館を営む雅仁(竹野内豊)は妻(水野美紀)と小学生の息子(広田亮平)、幼稚園に通う娘(吉田里琴)と幸せに暮らしていた。だがある日、子どもたちが交通事故に遭い、息子は無事生還するが、娘は亡くなってしまう。雅仁は娘を守れなかったことで自分を責め、生き残った息子は何とかして両親をなぐさめようとする。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(235件)

泣ける27.0%切ない21.6%悲しい16.3%かわいい11.4%ファンタジー7.0%

  • ころりん

    5.0

    マイベストムービー

    交通事故で、妹が死んで、自分が助かった少年が綴る、母と父の姿、そして周りの人々。 ベストっていうか、宝っていうか、「命綱」か「恩人」かって、この映画。 原作は、アメリカの小説。 映画は、日本に舞台を移しています。 自分も、小説版を読んだ後、1歳の息子を亡くして、改めて映画を見て、涙が止まらず。 原作を読んで、心にしみて、息子が突然死で亡くなって、日本に舞台を移して映画化されたこっちを独りで観て、号泣。 Blu-rayも買って、何度観ただろう。 交通事故で、家族のひとりを亡くしても、「妹を亡くした兄」と「娘を亡くした父」と「娘を亡くした母」の喪失感が、重なり合い、すれ違い、痛みを増し・・・ それを、もどかしく見守る周囲の人たちも、あたたかく、かけがえなく、何も出来ないようでも支えになっている。 ずっと泣きっぱなしですが、結びの、兄のセリフ(告白)と、最後のシーンがもう、今思い出しただけで、泣いちゃってます。 この映画が、すくいになる(ぼくのような)人もいれば、つらすぎる人もいるでしょう。 この映画のように、家族が再生できるケースもあれば、できない(ぼくのような)ケースもあるでしょう。(子どもを亡くした夫婦の離婚率は、30パーセント増えるとも) だから、わが子を亡くした人に、簡単にススメはしないでね。 あなた自身が興味を持ったら、ぜひ観て欲しい。 そして、生涯の宝になってくれたら、それはそれでうれしい。 それ以上に、どんな人も、喪失とは無縁ではないのだから、それは避けられないけれど、その先に、あったたか~~い再生が(ぼくのように)あるんだと、信じています。

  • har********

    4.0

    子供を失った親の気持ちがよく描かれている

    ほかのレビューに「あの親はひどい」的なことが書かれていますが、それは児童虐待している親を「ヒドイ親」と責めているのと同じです。親とはいえ傷つき、自分の気持ちを処理しきれず、親しての機能を十分に果たせなくなることはあるわけで、その意味でこの映画は現実をよく描けていると思いました。不愉快に思った人たちは、自分も同じ状況になったら、あのような行動をとることが分かっていないだけだと思います。

  • Multiverse

    5.0

    文部科学省特別選定

    女優のイメージが、良くない。

  • アサシン

    1.0

    これは酷い親ですね

    いくら子供が死んだからとて、もう一人の子供を虐めたり家庭や人生を壊すのはいい加減過ぎる。 自分が弱く悪いのを、死んだ子供のせいにする、人間のクズです。

  • とみいじょん

    2.0

    原作の良さが粉々に…(ノД`)・゜・。

    原作は主人公ウィル(この映画では英治)があの空にいる妹ウィニーにあてて書いた手紙の形で綴られる児童文学。(原作原題の直訳『ウィニーは翼を持っている』)  山田玲司氏『絶望に効く薬』で知った(ありがとうございます)。  読後、心に灯がともったような気分にさせてくれた作品が映画化されると知って、喜び勇んで映画館で鑑賞した。 なんだ、これ?映画の持ち味を殺している。なんでここまで空々しい作品になってしまったんだ。 怒りを通り越して唖然として仕舞った。 原作は、悲しみ・寂しさ・臨死体験の残像、それを周りに理解してもらえない辛さ。それでも生きていかなければならない中で、親をはじめとするいろいろな人の無神経さに傷つけられた心が、少しずつ再生されていくと同時に家族も再生されていく様子を、子どもの目線で綴った名作。 だのに、映画の視点はどこを向いている?息子?父親?中途半端。 モノローグ形式の文学を映画化するのは、とても難しいと知っている。 思い入れのある原作の映画化だから、評価が厳しめになるとは思う。 それでも、この映画はひどい。 あの家の造りも、原作にもあったツリーハウスなども登場させて、日本舞台では違和感を感じるが、それなりに原作を尊重した作りと、百歩譲って良しとしよう。インテリアやエクステリアのしつらえが、テーマパークかと間違えるような作りも、原作尊重のためと仕方ないと諦めよう。 でも、人物設定が、あまりにもありえないので興ざめ。  一番ひいたのは、カウンセラー。あんな近づき方したら、どんな子どもも心を開かないよ。心の再生って笑顔にすればいいってもんじゃない。リサーチしたのかなあ?  そして家族が家族していない。夫婦が夫婦していない。事故の前から親が親ではない。他人同士の共同生活のよう。遊んで豪華な食事をするだけじゃ家族にはなれないんだよ。 作品中、重要なエピソードとなるオルフェウスも、日本ではどうなの?唐突に見えた。USAやヨーロッパなら、教養としての位置づけがあって原作ではすんなりと読めたが、日本舞台の映画では違和感ありあり。 と、脚本・演出がグダグダ。舞台を移しかえるにあたってもっと練っていただきたかった。だた、なぞるだけじゃなくて、物語の本質はどこなのか、変えられるのは?変えられないのは?筋からシーンを選ぶのではなく、主題からシーンを厳選してほしかった。 そう、原作を尊重・なぞっているように見えて、この映画は原作をかなり改悪している。 元々少年目線の話を、家族を俯瞰してみる脚本にしている。それは映画化するにあたってよく使われる手法だ。それ自体は悪くない。  そこに安易に臨死体験・あの空(あの世)の英治のイメージと、在りし日の妹の残像を織り交ぜる。そんなイリュージョンを組み入れるならば、現実をしっかりと描かなければ、映画が絵空事になってしまう。だのにこの映画は、デズニーランドのような家や、トレンディードラマの役者、上っ面だけのセリフ等、現実的でないからプロモーションビデオのようだ。かつ、ウィルが書いた手紙で使われていたような説明調のセリフを会話の中に入れるので、会話が他人行儀で、家族が家族していないし、子どもが子どもしていない。 改悪しているのは、目線だけではない。原作は、自分が死んだらどうなるのか、生きるとはという命題にも応えている、心の再生物語だ。”あの”トンネルを駆け抜ける勇気を持ち”あの空”でのびのびと駆け回っている妹と、駆け抜けられずに引き返してしまって、現世にいる自分との対比が繰り返し出てくる。  だが、映画は、少年のその葛藤はスルーしてしまって、安易な家族の再生物語にしてしまった。だったらもっと真正面からリアルな家族を描くべきなのに、家族そのものも現実味がない。 何もかも中途半端・上っ面だけなのだ。 加えて、竹野内氏、水野さんの演技がリアリティをもたない。演技を一生懸命にやっていることはわかるんだけれど、その佇まいやセリフに、子どもたちを育ててきた歴史が見えない。苦しんでいるさまが空回りしてしまっている。  子どもが生まれて子どもと共同生活していたけれど、心が親になり切れなくて、この出来事を経て”父”に”母”になる過程を映画で描き出したかったんなら、せめてラストには”親”の顔になっていて欲しかったが、それもなかった。  かえって子役の方が活き活きとしていた。 この映画のスタッフはこの映画で何をとりたかったのだろう。 ただ、トレンディードラマの役者を使っておしゃれに撮りたかっただけなのだろうか? 生と死に向き合う気を持って作っていただきたかった。 作品自体は原作を冒とくしているようにも思えて本当は☆マイナスにしたいが、子役に免じて☆2つです。

スタッフ・キャスト

人名を選択するとYahoo!検索に移動します。


竹野内豊深沢雅仁
水野美紀深沢慶子
広田亮平深沢英治
吉田里琴深沢絵里奈
小池栄子ユリコ先生
中嶋朋子笠井玲奈
品川祐高橋勇雄
小日向文世福田正幸

基本情報


タイトル
あの空をおぼえてる

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日

ジャンル