レビュー一覧に戻る
クリアネス
2008年2月16日公開

クリアネス

1122008年2月16日公開

sol********

2.0

ネタバレんー…相違?

うちのような田舎のレンタルビデオ屋ではきっと仕入れてもくれないだろうと思い見に行きました。 私はケータイ小説を読んで気になり見に行ったくちです。 恋空の時はあまりのばからしさに映画を見ようとは思わなかった。 そんな私を劇場に向かわせた小説での繊細な心理描写の部分がごっそり削られた作品だと思いました。 つまり別の作品になってしまってたような気がします。 あの映画をみれば『こんなので泣くなんて意味分からない』といわれても仕方ないと思います。 泣きたいほど好き、とか カレシじゃ心が満たされてなくて、とか なんでレオじゃなきゃだめなのか、とか そういう部分がごっそりなかったです。 どうせグダグダならばさくらの気持ちの移り変わり、 レオと接していくうちに生まれるレオへの恋心とかをもっとグダグダやったほうがよかったのではないでしょうか? あとレオに年齢を聞くシーンがなかったのも「え?」って思いました。 そこ結構重要だと思うんですけど。 さくらもレオが17才って年齢を聞くことで衝撃受けて一瞬は冷静になるシーンだと思うし、小説読んでない人はなんでレオがお酒飲まないのか分かってたのかな?って思います。 あれではあまりにも軽すぎる。 レオとの恋愛にも信憑性ゼロだし。 カレシが可哀相だと思う。(まぁ小説でも可哀相なのは変わりないが) だけどカレシじゃだめなの、という位さくらはレオに恋してなきゃいけないのに、 レオを買ったのもその気持ちが抑え切れなくなって故の半ば冷静を欠いた行動であるはずなのにただの楽しいデート、って描写になってるし。 そういう恋という病魔に冒されていく過程なんかも全然描かれていませんでした。 事件の後もレオはおたおたしてて格好よくなかった。 つまり一般的に見たケータイ小説ってこの映画なのかな、と冷静に考えもしました。 そう考えるとケータイ小説をとても分かりやすく描いているのかもしれません。 なんでもお手軽で主人公のいいように物語が展開していく主人公至上主義が人気ケータイ小説なのですから。 軽い故の虚しさとか レオの女を仕事以外では抱けない悲しみとか それが弊害となって簡単にはいかない恋模様とか そういう渇望感を映画には求めていたのですが… 残念です。 『今の若い子って軽いんだなぁ』っていう映画でした。 恋空みたいに上下巻あるほど長い話じゃないんだから脚本も工夫すればちゃんと収まるように出来ると思うのですが…

閲覧数680