2008年10月25日公開

リダクテッド 真実の価値

REDACTED

R15+902008年10月25日公開
リダクテッド 真実の価値
3.3

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

戦場をビデオ撮影し、映画学校入学のアピール材料にするというもくろみから、イラクでの兵役に志願した19歳のサラサール(イジー・ディアス)。検問所の任務に就いていたものの、大した映像が撮れないことに不満を感じていたサラサールは、ある夜、戦争遂行に役立つ証拠を捜索するという名目で、仲間とともに1軒の家に踏み込む。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(80件)

絶望的27.2%恐怖19.8%悲しい16.0%切ない9.9%不気味8.6%

  • dkf********

    2.0

    デパルマ監督の衰えが顕著な失敗作

    大傑作から失敗作まで波の多いデパルマ監督にあってこれは明らかな失敗作。 米軍兵士によるイラクでの蛮行を告発するモキュメンタリーだが、もはやテーマ、手法とも陳腐で手垢のついたもの。内容よりもビジュアルを重視したかのような技巧的な作りはドラマ性が希薄で、技巧だけではメッセージは伝わらないという悪しき典型になってしまっているように思う。まるで監督が自分の才能の衰えを技巧でごまかしたような印象も感じられて、見ていて痛々しささえ感じた。 上映時間も90分。脂の乗り切っていた80年代には3時間近い大作も剛腕で魅せてくれたデパルマとは思えない小品ぶりも全盛期を知るファンには何やら寂しい限り。まあ、こんな映画を3時間見せられても困るのだが。 これでヴェネツィア映画祭銀獅子賞授賞だそうだが、それは本作への純粋な評価ではなく、デパルマへの功労賞的な意味合いもあったのでは?と思わずにはいられない。

  • sou********

    2.0

    虫唾が走る。鬼畜が基地からやってくる。

    のっけから、この映画はフィクションである、実際の事件を元に描くが事件前後は想像である、証言者のコメントも本物じゃないです…的なテロップ。 う…む? 妄想? どのように観たら良いのやら…悩む。 そもそも、映画で実話ベースってそんなもんでしょ。より嘘っぱちに仕上げました、って意味か? と、 オープニングを観て、一旦DVDを止めてレビューした。 だって、興ざめじゃない?最初のお断りとしては…。 ここから先は、鑑賞後のレビュー。 どうも、観た事がある…ような気がする。あるいは、似た映画だったのか…。 そもそも、こんなミスをなくすために、映画を観たらレビューを残す事にしたのだ。その作業を怠ったか?これは、僕の中で稀な出来事だ。 ただ、エンディングの、本物っぽい民間人の戦争被害者の写真の数々…。かなり衝撃的で、僕が忘れるタイプの映画だとは思えない。 きっと、こんな感じだと思う。 虫唾が走るアメリカ兵の戦争犯罪に、怒りを覚えて途中で観るのをやめたのだ。 正直、最低で最悪にして、身勝手。 戦友のテロによる死亡が理由という、復讐を建前に使った極めて卑劣な戦争犯罪だ。 この犯罪を犯す事で、戦友の名誉を守れるのか? 仲間の死を汚している。 ストーリーが最悪なのだ。お話として嫌悪する。 この事件を使った問題提起が、製作者たちの想いだろう。その想いを受け止める前に、1度目の鑑賞はリタイアしたらしい。本当に腹立たしい戦争犯罪だ。 映像としても、あまり好きじゃない。兵士が残したハンディカム、ホームページに投稿された動画、現地メディアのカメラ、スカイプの映像…多種多様なカメラを使った感じで編集しているが…わざとらしく、微妙に拙い。 多様なカメラを使用する事は内容に合致すると理解するが、手法的にはオカルトホラーなんかじゃ結構洗練されてきている技法なので、もう少し見やすい編集が出来たのでは?なんて思う。2007年作品か…。当時の技法は、どうだったかなぁ…。RECが同年なんだよなぁ…。残念ですね。 反戦というメッセージでは、結構なお釣りが出る内容。 怨嗟が連鎖するのは普通にあり得る事。そもそも、戦争が無ければ、こんな事も起こらないし。 この消化しがたい腹立たしさこそ、映画としての価値かもね。

  • blue

    4.0

    忘れちゃいけない

    カッコイイ戦争映画がヒットを飛ばす中で、その闇の部分を描いた異色の映画。 本作でレイプされ殺されたイラク人家族だけじゃなく、戦争になれば民間人が必ず巻き込まれる。 いくらカッコ良く描いても、そのことだけは忘れちゃいけない。 かく言う私もカッコイイ戦争映画は好きです。その内容は決まって良いものアメリカ軍、悪者アラブ人というもの。 そして、少数のアメリカ兵がアラブ人の大軍から命からがら生き延びるという筋書きばかり。 その中でアメリカ兵は死んでも数人ですが、アラブ人は何十人じゃきかないくらい殺されます。 確かに、殺されるアラブ人は銃でアメリカ兵を襲ってくるので、殺されて然るべきかもしれません。 しかし、問題は何故あんなに大量のアラブ人がアメリカを憎み、銃を取り立ち上がったかということです。 それには宗教や人種などの問題が絡んでくるとはいえ、アメリカに一片の非の無かったとは到底言えません。 私達、日本人は洋画と言えばハリウッド映画がメインです。つまり、アメリカ目線の映画しか知らないんです。 しかし、アラブ人にはアラブ人の言い分がきっとあるはずです。それを映画や本にできないのは、発信力がないからです。 本作の監督、ブライアンデパルマはアラブ人の立場寄りで映画を作った、言わば少数派です。 戦争は絶対にあってはならないことです。しかし、現実には人類史で戦争がなくなったことはありません。 つまり、リアリスティックな目でみると世界ではいつの時代も食うか食われるかの関係が続いているということです。実際、これら中東での戦争も石油利権を狙った欧米の思惑が少なからず原因となっています。 であるなら、安易な反戦思想では逆に無用の戦争を生みかねません。チベットが丸腰であった為に、簡単に中国に侵攻されました。昔の話ではなく、ごく最近のことです。 その後のチベットの様子はご存知の通り。武器もない為、自らに火を放ち焼身自殺をユーチューブを通して世界に発信するくらいしか対抗手段がありません。 本作から日本人が学ぶべきことは、安易な反戦、厭戦ではありません。 中国がいよいよ活発化しています。中国軍はアメリカのように優しくはありません。ウイグルの虐殺で証明されましたが、中国軍は一晩で5,000人を虐殺し、レイプする連中です。 本作の中での虐待されるアラブ人は、将来の日本人かも知れません。 本作が目覚めの一作になることを願います

  • y_shop

    4.0

    世界の現実に目を背けてはいけないと思った

    映画的なカタルシスは無に等しい。絶望感と虚無感だけが残るが、現実を知るという意味では鑑賞するに値する作品だろう。 公開から10年経過しているがこの映画に描かれている状況はいまだ改善されていないし、むしろ世界中に広がり悪化していっているように思える。 しかしエンディングに流れる女性や子どもの実際の遺体を見て涙しているだけでは何も始まらない。 「傍観者になるな!」がこの映画のメッセージだ。

  • hiy********

    2.0

    星2

    30点

スタッフ・キャスト

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パトリック・キャロル上等兵 リノ・フレーク
ロブ・デヴァニー特技兵 マッコイ
イジー・ディアス上等兵 エンジェル・サラサール
マイク・フィゲロア軍曹 ジム・バスケス
タイ・ジョーンズ上級軍曹 スイート
ケル・オニール兵卒 ゲイブ・ブリックス
ダニエル・スチュワート・シャーマン特技兵 B・B・ラッシュ

受賞歴

ヴェネチア国際映画祭第64回

監督賞

基本情報


タイトル
リダクテッド 真実の価値

原題
REDACTED

上映時間

製作国
アメリカ/カナダ

製作年度

公開日

ジャンル