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イースタン・プロミス (2007)

EASTERN PROMISES

監督
デヴィッド・クローネンバーグ
  • みたいムービー 624
  • みたログ 1,703

4.07 / 評価:626件

もっと長く観ていたい気にさせる!

  • ポルティ さん
  • 2017年12月17日 14時07分
  • 閲覧数 1359
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

面白い!ストーリが非常に良く出来ていて、グイグイ話に引き込まれた。クローネンバーグは「カルト監督」という印象が強く、あまり熱心に見てきたわけでもないが、ここでは作風を変えたシリアス路線でロシアンマフィアの闇の世界を描き、ただのアクション映画やマフィア映画でない社会派ドラマにまで見事に昇華させている。(とはいえ、死体や胎児の質感描写に監督の趣味は出ているが)
とにかくヴィゴ・モーテンセンが秀逸!彼がこんなに良い役者だとは思わなかった。孤独を無言で表現する押さえた演技が素晴らしく、全裸での格闘シーンはここまでやるか!というほどの体当たり演技を見せてくれる。その役者魂には敬服だ。このシーンは彼のキャリアを通じてこれからも語り継がれていくことは間違いない。
ヴァンサン・カッセルやイェジ・スコリモフスキなど脇を固める役者陣も良い味を出しているし、ナオミ・ワッツがこの作品に出演していることが個人的には嬉しい(彼女のファンだからというミーハーな理由で)。
原作がなく、オリジナル脚本である点もポイントが高いが、俄然面白くなってきたと思った矢先に唐突に迎えるラストだけは少し消化不良・・・むしろ100分では足らず、その後の展開をもっと観たかった気さえする。この内容ならたとえ130分でも飽きないだろう。こんな風に思わせる作品はそうそうない。逆に言えば、100分でこれほどストーリが語れている点は完成度がそれだけ高いということか。クローネンバーグ、あんた、やれば出来るじゃん!
実は不覚にもこの映画のことは最近まで知らなかったのだが、つくづく知って良かった、観て良かったと思えた。こんな良作映画を知らずにこの先も生きていったなら、映画ファンとして危うく人生の損をするところだった。

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物語
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