2008年5月10日公開

ハンティング・パーティ

THE HUNTING PARTY

1032008年5月10日公開
ハンティング・パーティ
3.4

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

紛争から5年、未だ危険地帯のある2000年のサラエボ。かつては花形戦場リポーターだったサイモン(リチャード・ギア)、彼とともに戦火をくぐったカメラマンのダック(テレンス・ハワード)、そして新米テレビプロデューサーのベン(ジェシー・アイゼンバーグ)は、国連にもCIAにも捕らえられない戦争犯罪人“フォックス”を追うことに……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(121件)

勇敢15.9%恐怖10.3%かっこいい8.5%切ない8.5%悲しい8.2%

  • bat********

    4.0

    ネタバレユーモラスを交えた社会派サスペンス作品

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • dkf********

    3.0

    軽いタッチの社会派エンターテイメント

    ジャンル的にはボスニア紛争の裏側をえぐったジャーナリズムをテーマにした社会派作品だが、やや軽めのタッチで描いているので、肩の力を抜いて観れるという意味では間口は広い。実話とフィクションを意図的に混ぜたプロットも面白いが、緊張感やスリルは薄いので、喰い足りなさが残るのも事実。特にラストは無理矢理一気にまとめ過ぎた印象が強く、あまりにあっけなかった。この「軽さ」をどう捉えるかが評価の分かれ目か? リチャード・ギアって、今ではどんな作品にでも「昔の名前と顔」でちょこっと出るだけの俳優に落ちぶれたと思っていたが、本作では適役のキャラクターを与えられ、実に楽し気に演じている。こんな生き生きとしたリチャード・ギアは初めてだ。(こういう役って、ジョージ・クルーニーが良くやりそうだ) セットや別の場所でなく、実際にボスニアでロケしている点も評価すべきポイント。 世界情勢を映画で勉強したいと言う人にはオススメといえるかな。

  • obi********

    2.0

    こいつぁー確かに社会派だ!

    映画予告=BGMはCRASHの曲。銃弾飛び交う戦場をくぐり抜け指名手配中の戦犯者をレッツ・ハンティング!とノリノリの感じなのですが、実際観賞してみるとそうでもない。紛争から月日が経っているサラエボが舞台なので、個人的に期待していた戦場シーンはオープニングの回想場面のみ。でもこの映画ってアクションじゃなくて社会派エンターテイメント(Yahoo!映画の解説より)なんですね。 主人公たちが国連軍の兵士にCIAと勘違いされたことがきっかけで思いもよらぬ事態に展開するというストーリーは良いです。CIAを装った主人公たちが短期間で指名手配犯に接触する展開は、未だに指名手配中のテロリストを逮捕できない現実のCIAに対する皮肉でしょうか?エンディングでは、CIAの近況について解説されます。あれはあきらかに皮肉ですがウケます。それと、劇中の真実の部分についての説明も面白い。 物語の中盤はあんまり印象に残ってなくて☆3つ止まりと思いきや、エンディングの解説とCIAに対する挑戦的態度で☆4つ。この映画を観れば必ずCIAに対する興味は深まるハズ。ヘタしたらこれが今までに1番影響を受けた社会派映画かも。

  • www********

    3.0

    リチャード・ギア頑張ってます

    国連やNATOなどの平和組織を、ジャーナリスト目線でタップリ皮肉った映画です。内戦終結から5年経過したサラエボが舞台ですので、必要以上に戦闘や虐殺シーンは入っていませんでした。 実話と脚色されてるであろうと思える箇所を見分けながら観ると、ジャーナリスト達が追いかけた戦犯者の捜索を十分に楽しむ事が出来ました。

  • ss1********

    5.0

    力作が実際の殺戮者を追い詰め逮捕させた

    ■数年前にテレビのドキュメント番組で、東欧のボスニア・ヘルツェゴビナでかつておこなわれた大逆殺の真相をじっくりと眺める機会がありました。 このユーゴスラビア連邦の各地で展開された戦闘は、軍隊同士の激突というより、軍隊による一般市民の虐殺に終始しました。 3民族による殺戮は、【民族浄化】という恐るべき言葉さえ生み出し、流行させました。 ■3年半にわたるセルビア人、クロアチア人、ムスリム人の三つ巴の殺戮で、死者は20万人以上にも及びました。 セルビア人の戦争指導者は、精神科医出身の《ラドヴァン・カラジッチ》という政治家です。 『大セルビア主義』という身勝手な理論をふりかざし、セルビアの領土拡大のために、共存しているムスリム人、クロアチア人の抹殺を繰り返し、彼の唱える【浄化】を実行しました。 《サラエボ包囲戦》とともに有名なのが、1995年の《スレブレニッアの虐殺》です。ムスリム人の男性8000人が【浄化】の名のもとに集団殺害され、女性たちは暴行などこれ以上ないほど極悪非道な仕打ちをうけました。 ■私が、TVドキュメントを観ていて、一瞬、息を呑むほど驚かされたのは、【民族浄化の悪魔】であり、最高の戦争指導者《ラドヴァン・カラジッチ》が、いまだに逮捕されることなく、ボスニアの山間部で、のうのうと生き長らえていることです。 カラジッチを信奉するセルビア人に護衛されながら、国連軍やCIAの探索をやすやすとかわしているというのです。 映画では、さらに驚愕の事実を知ることになります 【5億円】を超える懸賞金がかかっているにもかかわらず、祖国のカリスマ的存在を売ろうとするセルビア人はいません。 云いようのない【もどかしさ】が私をいらだたせました。その【いらだち】と【もどかしさ】を癒してくれたのが、まさに、この映画『ハンティング・パーティー』だったのです。 ■殺伐とした臨場感、今にも命を奪われそうな危機感、ボスニアの寒々とした山林や荒野…103分間は短すぎる…あと30分は観ていたい秀作でした。 書きたいことが多すぎて困ってしまいます。 主人公のリチャード・ギア演じる、堕ちるところまで堕ちながらも、執念で戦争犯罪者《カラジッチ》を追い詰める、かつての花形ジャーナリストの【なれの果て】のボロボロの姿ががなんとも魅力的です。 地位も金もなく、よれよれの中年男が、やけくそに近い執念と、愛した女性に捧げる復讐心のために、危地と言うより死地そのものの中に飛び込んでいくさまは、観る者を強烈に惹きつけて離さないのです。 主人公たちジャーナリストは、一丁の拳銃さえ身に帯びていません。まさに丸裸。幾度も殺される寸前までゆき、こちらはハラハラ、ドキドキの連続です。 思わず、「早く、逃げろ」、「もっと、隠れなきゃ」と胸の中で叫び続けていました。 ドンパチばかりの拳銃を振り回すだけのアクション映画には決してない臨場感、危機感、迫真のリアリズム…「そんな、無茶な!」と心配しながら最後の最後まで、彼らの後を追いつづける私がいました。 ■リチャード・ギアの長年の相棒、戦場カメラマンを演じた黒人俳優テレンス・ハワードが最高にすばらしかった! 凋落した相棒と逆に、NYで成功したカメラマン。 しかし、昔、命を共にしたギアの無謀な頼みを断りきれない。 男の優しさと友情…テレンス・ハワード特有の【瞳】の演技、【視線】の芝居が、観る者の心を締め付けてしまう。なんという素晴らしい役者だろう。 『ブレイブ・ワン』の刑事役より、さらに良くなっている。 ボスニアのロケ地でギターを弾いて戯れていると、一人の娘が聴き入ったという。話を聞けば、まさにその場所で父親が殺されたというのだ。父は11歳だった娘にサクソフォンを買ってくれると語り、果たせなかった。 ハワードは、娘を楽器店に連れてゆき、幾度も固辞する娘の手にサクソフォンを持たせて帰らせたそうです。 ■《カラジッチ》の逮捕を切に願っていたら、この作品上映1年後の2008年7月23日、セルビアの首都ベオグラードで、この殺戮者はついに逮捕されました。 ■現在、オランダのハーグの国際法廷で、民族大虐殺の主導者カラジッチは、無実を主張しているそうです。罪なき何万もの他民族を殺戮しておきながら、おのれ独りの命が惜しいばかりにカラジッチは12年間も潜伏し続けました。 罪なき被害者と残された家族たちのことを思えば、カラジッチのあまりの見苦しさに身震いするほどの怒りを覚えずにはいられません。 ■『ハンティング・パーティ』は、映画制作者、スッタフ、役者たちの執念がついには天に通じ、カラジッチに【天誅】をくだした会心の一作でした。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ハンティング・パーティ

原題
THE HUNTING PARTY

上映時間

製作国
アメリカ/クロアチア/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

製作年度

公開日