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譜めくりの女 (2006)

LA TOURNEUSE DE PAGES

監督
ドゥニ・デルクール
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  • みたログ 281

3.77 / 評価:78件

少女の流した涙が、復讐の始まりだった。

  • kun***** さん
  • 2008年5月20日 0時40分
  • 役立ち度 9
    • 総合評価
    • ★★★★★

 物静かで繊細な少女・メラニーの夢はピアニストになること。
自信を持って臨んだ音楽院の入学試験の演奏中に、無神経な女性
ファンが試験会場に入り、審査員の人気ピアニスト・アリアーヌ
にサインを求めた。それを見たメラニーは集中力を失い、それまで
の自信を持った演奏が出来なくなり、試験は不合格、ピアニスト
への夢は絶たれてしまう。

 十数年後、成人したメラニーは、弁護士事務所の実習生として
働き始める。そこで、弁護士が息子の世話係を探していることを
知り、自ら申し出た。
 パリ郊外の弁護士宅は、妻と息子の3人家族でした。
弁護士事務所での仕事振りから信頼を得たメラニーは、すぐに妻の
信頼を得るようになった。

 弁護士の妻こそ、メラニーにピアニストへの夢を絶たせた審査員
のアリアーヌでした。
 アリアーヌは、数年前にひき逃げ事故に遭い、嘗ての輝き・自信を
なくしていた。三重奏での演奏でエージェントの契約を控えていたが
上手く演奏が出来ない。その時、現れたメラニーが譜めくりを行うと
精神的に落ち着き演奏が上手くいった。やがて、メラニーがいないと
上手く演奏が出来なくなり、愛情を抱くようになった。
 大事な演奏会の時、メラニーはわざと身を隠しアリアーヌの演奏家
としての立場を陥れた。
 また、息子には2人の秘密としてアリアーヌが禁じていた難しい曲を
速度を徐々に上げさせ、もっとも気をつけるべき腱鞘炎にしてしまう。

 息子の世話係に期間が終わり、別れるを告げる際にメラニーはアリアーヌ
サインを求めた。アリアーヌはサインとともにメラニーに対する愛の告白
を書いてしまった。

メラニーは、弁護士の書斎にそのサインを置いて去っていった。

メラニーの復讐は達成されたが、無表情な彼女の姿に凄みを感じた。

アリアーヌをひき逃げしたのもメラニーの仕業か?

メラニー役のデボラ・フランソワが素晴らしい演技でした。
 

詳細評価

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