2008年4月12日公開

伊藤の話

742008年4月12日公開
伊藤の話
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

女子高教師の伊藤則資(温水洋一)は、執筆した本が売れて八戸大学に教授として招かれる。助手の寺島(田丸麻紀)に町を案内してもらった帰りに、不思議な少年(市川男寅)に出会う。伊藤は放心したように少年の後を追いかける、ある屋敷に到着する。そこには美しい姫(加藤夏希)が待っていた。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(9件)

不気味27.8%不思議27.8%ファンタジー22.2%セクシー5.6%恐怖5.6%

  • saw********

    4.0

    声が小さい静かな映画です

    ラストは、もやもやして不思議な感じでした。江口のりこさん演ずる女性教師は印象的でした。卒業スピーチを侮辱されたと食って掛かる所は、とても好きな場面です。時折、見返しては楽しい気分になる映画です。

  • WXYは知ってても、それだけじゃ

    2.0

    蟷螂

    怪異譚と当地物の組み合わせ、なんかちぐはぐな感じがつきまとう。 飲食店が素人感丸出しでの現実感、それと幻想的な怪異感とがすれ違う、 おまけに観光案内風の場面と怪異な場面もすれ違う。

  • taj********

    2.0

    八雲の想像力と映画の想像力

     原作は小泉八雲の「伊藤則資の話」(『天の川幻想』所収)。温水洋一さん演じる大学教授が、高校教師や助手、そして謎の若い女に翻弄され、身の破滅に向かう様子を描きます。結論からいうと、幻想的なシーンとその他の部分の落差が大きく、かえって安っぽさが否めない出来でした。残念ながら、撮影地・八戸に思い入れのあるか、八雲や温水さんに強い興味のある方しか観る価値はないでしょう。  まず配役について、温水洋一さんの主演は面白いところ突いてきたなー、という印象。彼の実年齢は43らしいのですが、ご存じのとおりアレであります(笑)。演じる伊藤も「妻帯者という話はない」ご本人ぴったりの(?)四十男ですから、前任地熊谷での女教師(江口のりこさん)から八戸大の助手・寺嶋美耶子(田丸麻紀さん)、彼を大学に招いた琥珀館館長(烏丸せつこさん)、そして平重平の娘と名乗る若い女(加藤夏希さん)まで年代も容貌も多彩な美女が現れたことで、彼がふためき慌てる様子はやけに説得力がありました。温水さんは脇役で光るタイプ(ここ、深読みするなよ・笑)だと思いますが、本作ではその立ち位置がかえって女性経験の薄い(頭髪も薄…以下検閲削除)伊藤役に活きていた印象です。  じつは加藤夏希さんとのキスシーンがあります。彼はめちゃめちゃ意識していたらしく、「加藤さんのファンに申しわけないな」と。しかもこのインタビュー、FRASH誌掲載。どこまでもぬっくんですね。  また、伊藤が相手…いや、伊藤“を”相手に振り回す女優陣も妖艶な魅力を醸しだせていました。最高点は田丸さんに与えられるべきでしょう。伊藤教授付という公的な立場ゆえ親切心と、玉の輿にも似た何かを狙う下心、容貌の冴えない中年男に対する母性など、さまざまな感情で伊藤を翻弄する姿が怖いやら美しいやら。加藤さんは出番が少なすぎるうえに画面が暗く、主演級の役どころを取り逃がしていた印象もありますが、日頃のイメージとは違うミステリアスな姿を見せていて、女優としての可能性は大きいと感じました。  で、演技はかなりいいのに、なぜ総合点が☆2かといいますと、  <これ、八戸の観光案内ビデオですか?>  <余計な物語が多すぎて、短編小説の雰囲気ぶち壊しですよ>  という理由からであります。  八戸を初めて訪れた伊藤のために助手寺嶋が街を案内する部分が、じつは映画の半分以上を占めます。「いちご煮」を出す割烹「太一」から「八戸ラーメン」の「千成食堂」グルメリレー、市内中心地のバスセンター兼ショッピングセンター「ラピア」、ウミネコの「蕪島」とリアス式海岸の「種差海岸」、近郊久慈の「琥珀博物館」、しかも赴任先が「八戸大学」と、全部実在の施設・地名を露骨に羅列します。おかげで、原作が求める幻想的な要素が皆無。八戸を撮る必然性はひとつも感じないばかりか、街の紹介が主で、伊藤と女性の物語は従にしか見えませんでした。ご当地映画の悪い面ばかりが鼻につきます。「伊藤則資の話」に具体的な土地のイメージはないはずですが、たとえば八雲に縁のある松江や熊本で撮影する方法もあったのではないでしょうか。  このことが原因で、小泉八雲短編原作にふさわしい文学的想像力が、本作からは完全に削がれていた印象です。原作は短編、しかも男の妄想ありきの実像のない物語なので、僕らが読む際はとくに想像力がいると思います。同じ短編でも「羅生門」などは芥川が映像的なスペクタクルを練りあげた小説なのですが(だからこそ黒澤映画が成立したわけで)、今作は狐隠し的なイメージから逃れられませんので、映像化のハードル自体も高かったと思います。  整理すると、小説は文字から読者に任せる想像力、映像メディアである映画は「見せた」うえでの観客の想像力を前提にしていると思うのです。ところがこの映画は、その「見せる」部分で(すくなくとも分量的には)観光ビデオ路線に完全に逸れてしまった。田舎の観光施設で見せられる地域伝承紹介映像とまではいきませんが、本作に限っては原作に忠実に撮ってほしかったと思います。

  • ********

    3.0

    骨抜きにされない幽霊映画なんて

    2008年。秋原正俊監督。ラフカディオ・ハーン原作のミステリアスな物語の映画化。大学で教えることになった男(温水洋一)が、美人の助手(田丸麻紀)となかよくなる一方、過去の亡霊のお姫様(加藤夏希)にほれられてしまう、という話。名だたる名作と同列にレンタル店に並んでいる公開された映画なのだから、監督も知らないけど、なにかひっかかるものがあるかもしれない、という根拠のない期待は見事に裏切られてしまいました。そんな「出会い」はなかなかないのだと再確認。だから名作へとつい手が伸びる。 役者のレベルは問わないとしても、心の中とか説明とかを安易なオフの声にしてしまうことや、時間短縮以外に効果が見出せない対話場面のカットの極端な少なさなど、映画的にどうなのだと頭の中は疑問符だらけ。デジタルな画像処理がまったく美しくない。一番よくないのは、主演の温水さんが二人の美女に骨抜きにされているように見えないことです。幽霊のほうはほとんど顔が見えないからまだしも、田丸さんの方はロボットのように人工的で自然さのかけらもないから、温水さんといえども惚れるわけないんだけども。。。全編通して意図的に雨が降っていますが、それさえ、怪談=水の連想を詰め込んだだけのように見えてしまいます。 運悪くこの映画を見てしまった人は「雨月物語」を見て、幻想の美人と狂気、現実の妻の末路、美しい水の撮り方に感動しましょう。カメラは動くのです!

  • 笑福亭つるびえ

    2.0

    観光ブイ

    母校の大学がロケ地で懐かしかった。 ただ、話の内容がサッパリでした だから なんなんだろ?て感じ。 解決があるわけでもなく、 納得があるわけでもなく、 不思議感をかもしながら ただ かもしてるだけで 名産を紹介した観光的なものになってました

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
伊藤の話

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日