魔法使いナナちゃん
- Jackie さん
- 2009年10月25日 22時57分
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- 総合評価
『少林サッカー』でチャウ・シンチー映画のファンになりました。
もともとジャッキー・チェンやサモハン・キンポーの香港映画が大好きだったんですが、「新テイスト」が感じられる香港生まれの映画。今回も期待してレビューや予告編などしっかりみて下準備をして楽しみにしていました。
おもしろかったというよりも観てよかった、気持ちがあたたかくなりました。
でも、思っていた映画とは良い意味でちがいました。
それでは今日はいつものようにネタバレしないように気をつけます。^^;。。。
ロケっていうか、舞台が香港ではなく、寧波(ニンポー)、上海に近いところ。湿気がなくてカラっとした感じです。緑が美しいことと昔の町並みをこわしての高層ビルなど建築ラッシュな町。びんぼっちゃまとなでつけテカリのおぼっちゃまくん。
場面の切り替えが余計に格差を感じさせます。
子供たちの笑顔が最高です。まるで3チャンネル、最近のNHKの教育テレビでもやってもおかしくないような内容です。っていうかNHKが作りそう。お下劣さはあんまり感じませんでした。私もゴールデンタイムに家族みんなで観るのもいいなって思いました。
これが、「思っていた映画」と一番ちがうところです。
おとうさん、息子のディッキー、そしてななちゃん。お友だち、大人たち。
その存在がありがたく思えます。みんな好きになります。まるで教育映画みたいですがここがはまるツボだと思います。
「え~?これが香港映画~?」って思うところが、他にもあり、それはやはりCGが使われているところです。不自然さもなく思ったより高度なデキ。もちろん、ありえね~!!の「チャウ・シンチー・ワールド」は顕在です。
「ななちゃん」がとってもかわいかったです。おちり(お尻)も、とってもかわいいでちゅ♪ディッキーがななちゃんを扱う様子、子供の心理をよくよんでいると思いました。
子役たち、一昔前の日本の子供みたいな感じでよかったです。特にテカリなでつけおぼっちゃまくんがサイコーです。日本の「こども店長」も負けていると思いました。
チャウ・シンチー。おもしろくてやさしい、わたしにとってイケメンな男性。
このほのぼの、だけど、涙がでちゃうぅ(ちょっとだけ)映画ともども、「昭和」ではないけれど、なつかしさや癒しを感じるあたたかい人だと思いました。
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