とにかくド直球
- chu***** さん
- 2017年2月19日 23時32分
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チャウ・シンチー監督の作風が色濃く出ている本作。
とにかくド直球。
少林サッカーでもカンフーハッスルでもそうだが、この監督はひたすらにド直球な表現をする。貧乏ならひたすら貧乏。金持ちなら嫌味なくらい金持ち。壊す時はひたすら壊す。飛ばす時は吹き飛ばす。殴る時はブン殴る。
ある意味裏も表もない一枚板な作風だ。
そして本作もかなり異色な作品。SF・・・かと聞かれたら結構違うかな。初めはドラえもんみたいな「冴えない少年の元に万能ロボットがやってきた」みたいな物かと思っていたが、その設定が夢オチで終わるというまさかの展開でびっくりした。
しかしミラクル7号、そもそも本当に生き物じゃないのか?
作中では正体に言及しないため全く不明。しかしもし生き物だとしたら、相当に酷な目に遭っている(登場人物達は皆ロボットか何かだと思い込んでいる)。
ミラクル7号を生き物だと思うか、ただのロボットだと思うかでまた違った印象になる。
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