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マンデラの名もなき看守 (2007)

GOODBYE BAFANA

監督
ビレ・アウグスト
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3.94 / 評価:238件

世界中の “名もなき看守たち” の勝利

  • 百兵映 さん
  • 2016年7月7日 14時17分
  • 閲覧数 708
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 マンデラ氏については『インビクタス』で、解放後の彼の爽やかな政策を見せてもらっている。こちら『…名もなき看守』は解放までの過程を描いている。これもまた爽やかに描いてある。抵抗-投獄-迫害の苦難の道のりは我々の想像では及ばないものがある筈だが、それは極力抑えて、むしろ彼の周辺の友情物語風に、温かさや爽やかさを強調してある。それでいいのだ、と思う。

 社会の体制が大きく変動する時、この“看守”のような役割の人物が必要だ。どちらかの側に立てば、相手方に通じる裏切り?スパイ?諜報員?のような、油断のできない人物だ。“名もない”人物がいい。日本でいえば幕末の坂本龍馬のような(彼が名を成したのは、死後、維新後のこと)。名を成し始めると切って捨てられる。

 マンデラ氏を救出したのは必ずしもこの看守(だけ)ではない。国際世論だ。それこそ世界中の“名もなき”一般市民の声援だった。世界の人々が、アパルトヘイト政策を「看」視し、獄中のマンデラ氏を看「守」していたのだ。“名もなき看守たち”の勝利だったのだ。

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