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神様のパズル (2008)

監督
三池崇史
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  • みたログ 821

3.43 / 評価:330件

そりゃ、宇宙は作れないよ、流石に・・・

  • bon***** さん
  • 2009年5月27日 17時54分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 宇宙を作るという話

三池監督も自分がそうだからよく分からないといっていたが、やはり同じく文系の私も興味が湧く。
天文学と言う分野はギリシャ神話や、歴史の遠い延長、SFのような荒唐無稽な話にまで広げることの出来る唯一の理系学問に思える
だからこそ結構多くの人でも難しい話に耳を傾けたりするのではないだろうか。この映画の着想はそんなところにありそうだ

理論の話を主人公のチャラチャラした青年が必死に理解しようとして、哲学のように展開する辺りは面白かった
独自の着眼で宇宙の生成を捉えていくという地に足の着いた発想に好感がもてたし、そもそも「理解」という行為自体が独自の世界を作ることだと気付かせてくれる作品にも思えた。

インドが出てきた時には、このまま宇宙と言うものを物理学と少し距離を置いて想念のなかでとらえ、
ゴダールの「パッション」とかブニュエルの「銀河」とかフェリーニの「ローマ」みたいなストーリーのない、とりとめのない映画になっていくのかと思い、それもまぁ面白いかとも思えた。

しかし、あの結び方は何だろう。
「宇宙を作る」と言うテーマはやはり重かったのだろうか。

本当に創ってしまえれば、実も蓋もない話になるし、
できなければ何がしたかったのか分からない映画になるし。

上手く逃げてしまうのがその手の映画の定石だと思ったけれど、この映画は逃げるのもやめて放り投げてしまった感じ。

途中から見え透いたクライマックス、パニック映画、後はギターで第九弾いてチャンチャン。

乱暴すぎると思わざるを得ない作りだ。
そして、安い青春映画みたいな終わり方。

え?宇宙は?

「妖怪大戦争」も大分乱暴に終わったけど、あれとは違う。
あれには確信犯的な遊び心があった。
この映画はもう途中でやっていることを投げ出している感がある。

何となく腑に落ちない。三池監督は最近実験的だが、実験するなら、結果、考察までちゃんとやりきろうよ。中学生の理科くらいのことはさ

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