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神様のパズル (2008)

監督
三池崇史
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3.43 / 評価:330件

まるで教養番組のタレント教授ですね

  • cyborg_she_loves_me さん
  • 2018年7月4日 23時23分
  • 閲覧数 485
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 本物の大学の先生は、大学で学んでる人たちのことを「生徒」とは呼びません。「学生」です(「生徒」は小学校から高校まで)。

 そいで、この穂瑞沙羅華という子。
 最先端の物理学者にすら一目置かせ、不登校で人間嫌いの超天才……というわりには、物理学が全然駄目な綿貫に最新の宇宙論を説明するのに、数式をいっさい使わず、サボテンだの、ベートーベンの「運命」だの、サイダーの泡だのの比喩ばっかりを使って、そのわかりやすいことったら、まるでテレビの教養番組ににこやかに出てくる売れっ子のタレント教授みたいな説明ぶりですね。

 この、ゼミで討論しているシーンも、まったく同じ。
 素人相手の市民講座じゃない、ゼミ生の討論のシーンですよ。なのに、なんで全員が、数式というものをまったく出さずに、壁に貼りつけた絵を裏返したり、指を開いたり閉じたり、火をかけた鍋の絵を出したり、最初から最後まで比喩だけで議論してるの? この大学はそんなので単位くれるわけ?

 万事がこの調子。
 要するに、本物の大学も、ゼミも、物理学も、まったく知らないただの物理学オタクが、最先端の科学とか、大学のゼミとか、天才科学者とかについて抱いているイメージを、映像化しただけの映画です。
 べつに、そうだとわかった上でなおかつ、面白い、とお感じになるなら、どうぞ存分にお楽しみになればいいと思います。
 ただ、へえ最先端の物理学ってこういうことやってるのか、と、あんまり安易にお思いにならない方がいいとは思いますけれど。

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