2008年6月14日公開

ぼくの大切なともだち

MON MEILLEUR AMI/MY BEST FRIEND

962008年6月14日公開
ぼくの大切なともだち
4.3

/ 176

45%
40%
12%
2%
1%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(105件)


  • モナリザパーキング

    3.0

    テンポよくサラリと観れる

    ぼくのの大切なともだち フランス この主人公が知り合いのお葬式をdisった事で、仲間に自分には友達はいるのか?と問われ、10日以内に証明をする為、友達探して奮闘し成長していく頑固な主人公と友情を講義するタクシー運転手のバディオシャレコメディー映画。 ◉74D点。 オシャレで緊張感のあるバディムービーでした。不器用な主人公が友情を見つける展開が テンポよく展開し、サラッと見れました。 後半はは緊張感が高まり、ラストはほっこりしました。 ︎調べました! 割と映画の軸にもなっていた劇中の大道具で壺が出てきましたが、トロイの戦いの時代の英雄を描いた、古代ギリシアの壺。20万ユーロ(約2400万円)

  • たいし

    4.0

    気取りのない、心温まる映画

    真剣に友達を作ろうと動き回る主人公。それを親身にまたは皮肉っぽく見守る取り巻きたち。日本ならそれだけで十分に作り事めいた映画になりそうだが、外国ではこんな話があってもおかしくない、話に見えてくる。僕は前半は見ていて身につまされ、後半になって親友というものを子供の頃どう考えていたか思い出した。結末はむしろ自分が自分に答えを出すことになると思う。

  • Obst

    4.0

    今、目の前にある関係

    幼馴染も学友も懐かしいものだけど、5年に一度会えばいい。 長年、腐れ縁でも壊れる時は一瞬。 今現在の関係でその人が好きだったらスマホなんか見ないでたくさんお話ししたらいい。 美術商のフランソワの他者への思いやりの無い不愉快さを演じてる人のうまさ。本当、嫌な奴なんだけど魅力があるのだろう。心を開かず自分を見てくれないからみんなフランソワが嫌いなんだと思う。誠意は大事だ。性格悪くても。

  • jir********

    4.0

    友達の条件

    おじさんが友達作りに奔走する話し。 なのですが、普通根倉なコミュ障が主人公だと思うじゃないですか。 それでオタオタしてしまって笑いが起こるコメディかな、と。 そしたら違くて主人公は美術商のセレブなオッサンで、物にしか興味を示さない冷徹なクズ。 周囲の人間も彼には強烈で「お前なんか友達じゃねぇ」とか皆口々に言うわけ。 お前どんだけ嫌われてんだよ、って(笑) で、このオッサンも、親友を期限までに連れて来られたら賭けに勝てる、というただの現象での勝負を仕事のパートナーとしてるだけだから当然友達なんて出来ない。 しかし、そこでいつも利用していたタクシーの運ちゃんと関係を持つことになるのだが・・・ これが二転三転するストーリーで、クライマックス部分になると伏線が次々と回収されていくので心地好い。 予定調和の針の穴を通すような奇跡に近いやらせ展開になっていくのだが、作品のテーマを伝えるには効果的だし無理矢理涙を誘うようなものでもないので、私は全然許せた。 作品を観た後の爽快感が高いので、上から目線で言えば「うまく騙されてやるかな」という気持ちになる。 古代ローマ人は友情が最も貴いと考えていたらしい。 気になってたけどついそのままにしてしまっている久々の友人にでも連絡してみようかな、という気持ちになる。

  • kan********

    5.0

    色んな事を考えさせてくれる作品

    観てて色んな事を考えさせられました。 友達ってそこまでして必要? 友達にイチイチ定義なんてあったっけ? 全く損得を考えない友情? ・・・等々。。。 この映画を観て思ったのは、友達作りに形なんて求めてはいけないという事。 主人公のフランソワは「頭」で「意識的に」友達を作ろうとするのに対し、 ブリュノは「心」で、しかも「無意識に」人と仲良くなれる。 フランソワが形を求めてるのに対し、ブリュノは自分の気持ちに なんて素直に動いてる事か。 そこに友達作りのヒントが隠されています。 そりゃいきなり仕事関係の人達に「あなたには友達が誰もいない」とか 「お葬式には誰も来ない」なんて言われる事自体 大人の世界ではあんまりないとは思ったんだけど、 それを言ってしまうとこの作品は何も始まらない。 みんな心では思ってる事を、あえて口に出して言っただけの事、 ですよね。 ラストはほんわか終わりますけど、まさにその自然でシンプルな仲こそ 本当の友情なんじゃないかと思います。 損得も言わない、考えない。 そういう自然な関係。 そこに形なんかイチイチつけない。 まぁ、難しいですけどね。 特にこんな今の社会で大人になると全く損得考えないで誰かと 繋がるなんて・・・ 結構難しいんじゃないでしょうか??? 子供の頃は心に忠実で素直。 汚い損得勘定で友達は選びません。 単に自分の直感や、気が合いそうだなと普通に思ったら 自然と仲良くなっていくと思います。 もちろん各々の性格とかもあるので、またそこから色々あるとは 思いますが、大人ほど変な理由でくっついたり離れたりはしないですよね。 この作品ではブリュノがまさにピュアな心を持った大人そのもの。 なかなかこんな人いないと思います。 でも、こちらが誠意や敬意を持つようになれば、また自然と そういう同じような心から優しい人と出会えるんだと思います。 この作品を観てて、本当に色んな事を考えさえられました☆ 素晴らしい映画だと思います☆ オススメ♪♪

  • hir********

    4.0

    今日はアイツと飲みにいこう。

    おっちゃん映画好きのそこのあなた! 要チェックですぜ。 淋しいおっちゃんたちの心あたたまる友情コメディ。 『最高の人生の見つけ方』にかぶる人もいるかもしれませんが、全くの別物。 どの辺がかぶるのかというと、 ・お金持ちの男と貧しい男。 ・貧しい男は博識。 ・人生の大切なものをみつける。 このあたりでしょうか。 でも、テーマはもっとシンプルに『友情』。 友達の作り方って、呼吸と一緒で普段何気なく付き合っていても、意識するととたんに難しくなっちゃう。 いや、友達と思っている相手だって、はたして向こうも友達と思ってくれているやら… お金持ちのフランソワは始めそんなに友達ができないタイプに見えない。 だから彼が友達を作ろうと奔走する姿は、『いや、もっと普通にしてみなよ』と微笑ましい。 『もっと周りを見てごらん。 あなたと友達になりたいと思っている人はいるんだから。』 でも中盤、コイツはとんでもない失敗をする。 ネタバレになるから書けないけど、このときタクシー運転手のブリュノのせりふはちょっと忘れられない。 ブリュノはブリュノで、人当たりはよく親切な男なのだけど、ちょっと空気が読めなかったり緊張しぃでやはり友達がいない。 この2人はお互いにともだちになりたがってるんだけど、ほんの少し角度が違ってなかなかわかりあえない。 そのあたりも絶妙。 けっこう笑えるし、男からすると少し気恥ずかしいけどちょっと泣ける。 エンドロールになっても、ほとんどの人が席を立たなかった。 うん。 小品だけど、いい映画でした。 最近、レイトショーにばかり行ってるもんで、メシ誘ってくれる友達をフイにしちゃってるんで、今日はアイツと飲みに行こう。 そういうヤツがすぐ浮かんでくるおれは幸せモンだな。

  • sav********

    5.0

    ネタバレフランス映画で、初めて寝なかった(苦笑)

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • pbx********

    3.0

    似たり寄ったり

    誕生日の席で「君に友人はいない、葬儀だって出る気はない」なんて言い出す共同経営者達もいかがなもんだと思いますが・・・ それにしても、主人公が「あんた、なにやったんだ?」って位、人を怒らせ、嫌われてる、そこまで悪い人じゃなさそうなんだけど?

  • kan********

    4.0

    ともだちとは

     主演は、フランス映画界の名優ダニエル・オートゥイユ  この人の出演作品を観るのは、「あるいは裏切りという名の犬」以来  重厚なヒューマンドラマかと思ったら、フレンチコメディだった。   終盤、クイズ・ミリオネアのフランスバージョンが出てきて不覚にも笑ってしまった。司会がみのもんたじゃないだけで、ルールもライフラインもBGMも何もかも一緒なんだね。(笑)そういえば、この時期、世界共通で「クイズ・ミリオネア」が放送されてたんだっけ!?  当たり前のことだけど、「ともだち」は、何かのために搾取する存在ではない。ってこと。

  • tsu********

    4.0

    フランスのみのもんたには笑わしてもろた

    ミリオネアーはフランスでもやってたんだ、これもドラマのネタのひとつになっている。 軽妙のすするすと、時に大人の毒を交えながら話は進む。 ラストまで一気によそみない語り口は軽そうで、実は考えさせられる、バターは使ってないがコクのあるフレンチ料理のような一品でした。 人生にワインと友達は必要だと実感するよい作品です。 星四つ。

  • じゃむとまるこ

    5.0

    ともだちの定義って・・・何?

    ぼくの大切なともだち・・・原題の直訳ですが、これって小学生のような言葉ですね。 中年男二人が友情をはぐくんでゆくお話なればこそ、この題名に微笑ましさと生きることの奥深さを感じ取れます。 パトリス・ルコント監督、フランス映画界の鬼才ですが、本作は程よく灰汁が抜けて、誰でもが感動できるユーモアとセンスある、大人向けの佳作に仕上げています。 「仕立て屋の恋」「髪結いの亭主」ほどの切れ味はありませんが、その分丸くなったルコントの描く中年男二人の育む友情は、大人なればこその空気を読めない痛さ、失くした友情に気づく切なさほろ苦さ、ラストシーンで感じる安堵と爽やかさなど、大きな共感を感じさせてくれました。 ともだちとは?この意味は難しいですね。 どの程度のお付き合いを友達と言うのか、子供の頃なら答えは簡単ですが、大人になると友達の定義などというものはなく、自分がそうだと思っていても相手もそうだとは限らないし、昨日までそうだと思っていても、ほんの少しのことで今日は違うかもしれない実体のないものです。 ともだちの意味? そんなものはわかりません、ただ感じるだけ。 いつまでも余韻の残るラストシーンからはそんなメッセージを受け取りました。 ともだちとは・・・主人公フランソワが手酷く傷つけてしまった”ともだち”ブリュノの部屋で手にした本「星の王子様」の一節・・・ 僕はたくさんのキツネの中の一匹 君はたくさんの人の中の一人 でも互いに馴じめば、掛け替えのない存在となる 僕は君のただ一匹のキツネ 君は僕のただ一人の人 なんだか感動的、そう思える人のいるしあわせ。 友情は実体のない幻想かもしれないけれど、人にとってかけがえのない大切なもの。 【余談】パトリス・ルコント監督も丸くなって成熟したなぁ、と感じた本作ですが、主演のダニエル・オートゥイユもずいぶんとご年配に・・・一瞬誰かわからないくらいでした。 ルコント監督の女優の趣味は大変に素晴らしく、どの映画でも魅力的ですが、本作でも、そのセンスの良さは女性の私から見ても遺憾なく発揮されていました、女優を美しく撮ることもこの監督の魅力の一つでしょう。

  • enm********

    5.0

    面白い! おやじの友情がすがすがしいとは

    みごとに感情移入してしまいました。普段中々言葉に出来ない気恥ずかしい台詞がごろごろ(中学生の頃には真剣に考えていた事だったのに~)そこにはただ愛があるだけ 無償の行動 無関心の寂しさ 相手を思いやる気持ち ウ~人間の本質、何が大切かを改めてきちんと紐解いて教えてくれています。ということで世の親父同士!子供に手本を見せるためにもっと友と遊びましょう正々堂々と(笑) 親を見て子は育ちますから。まじ大事。 そうだ嫁にも進めよっとってなる映画です。 もちろんいつも寝てしまう私が飽きる事なく軽快なテンポと音楽によりしっかり笑い、楽しみました。すがすがしい映画でした。ご馳走様 おかわり5杯です。

  • jul********

    5.0

    ともだちの作り方

    そういえば 友達の作り方 考えたことありませんでした。 いつもその場その場で つるんだり 離れたり 私に「ともだち」・・・いるかしら? 午前三時に電話できる友達 ミリオネアに出場したとき 電話で助けを求められる友達 いないかも(汗) お葬式には、、、何人か来てくれるかな? でも死んだあとのことだから 誰も来なくても・・・ と 思ってみたり。 生きてこの世に居る間 気の合う友人がいてくれることは 何よりの安らぎです。 「あなた 私のともだちよね?ね?」 と 敢えて友人には 聞きませんが 友だちと思ってる(思ってくれてる)ひととは 大事な関係を築いていきたいもんだと 改めて思いました。 掘り出し物の良い映画でした。

  • jaz********

    5.0

    うん、これは観てよかった☆

    今日は久しぶりの2本立て鑑賞♪ これは以前から観たいと思っていた作品。 パトリス・ルコント監督ってあまり得意じゃないんですけど、 これは誰が監督したとかそんなの忘れてしまうくらい集中できました。 前半はわりと滑稽な場面が多くて少々笑ってしまいました。面白い! 人生半ばも過ぎれば、自分の欠点をズバリ指摘してくれる人もそうそういませんよね。 フランソワは、友だちは沢山いると思っているのに彼を友だちだと思う人間は…? 『あなたの葬式に来る人間は誰もいない…』まさかの言葉にショックを受け、 必死の友だち作りが始まりますが… 友だち…う~ん、人によって定義が違いますよね。 私の場合、つるみ系の友達は昔からいません。子供の時からそういう付き合いが嫌いだから。 基本、その人間が大好きだというのが前提ですね。その人みたいになりたいな…とか ここを尊敬できるとか、人として好きでなければ友だちにはなれません。 個人的には若い時は好き嫌いが激しく、だいたいどっちかに当てはまったのですが、 気づけば周りに嫌いだと思う人間は存在しなくなってます。 みんないい人に見えるんですよね~♪ああいう人になりたいなぁとか いつも自分を反省することばかりです。 友だちかどうかっていうのは形ではなくて、気持ちの問題ですから 人が自分をどう思っているかより、まず自分が相手をどう思うか、どれくらい大切に 思うかですよね~♪ 自分がどう思われているか気になっているうちは、自分の心も確かじゃないのかも しれません。 友だちが欲しいなら、自分が人を好きになればいい。 タクシー運転手のブリュノさんの、繊細であり陽気な人柄はよかったです♪ 常に他人に興味を持ち、ちょうどよい距離を保てるんですよね(^^) それも、ひどく傷ついた経験や孤独を知っているからこそ、なのかも。 常に誰かとつるんでいても人間は基本孤独なものです。 孤独だからこそ、人を大切にしたいと思えるんですよね。 最初クスっと笑っていたのに、最後は思いっきり泣きました。 めっちゃ涙流してる時に「宅配便で~す」って来るなー(笑) これは好きです。お気に入り☆

  • cyo********

    4.0

    好きだなぁ、こういう作品

    ミックマックでダニー・ブーンが好きになり、サンダンスで評価されている作品ということで、見ないわけにはいかない!と思っていました。やはり期待通りの作品です。 一言で表しますと、非常におしゃれで安らぎを与えてくれるような作品です。そこにフランス映画の気品の良さもあらわれています。 親友と呼べる相手がいないダニエル・オートゥイユ演じるフランソワが、親友探しのために必死になって友達を作ろうとするなんとも憎めない姿に癒されます。 考えてみれば、今の親友と仲良くなったきっかけって何なんだろう。友情には作り方などありません。そして時には繊細なものでもあり、ちょっとしたことで崩れてしまうこともあります。人間関係ほど、築いたあとに維持していくのが難しいものはありません。 そうしたメッセージを柔らかく伝えてくれる作品です。私の親友、そしてこれから出会う人とのつながりを大切にしていきたいと感じました。

  • sou********

    5.0

    軽いタッチだけど深い映画です!

    すっごくいい映画ですね! 最後はまさかの涙まで流れました! 本当の親友とはいったい何でしょう? この映画はさらっとしていてかなり深いです。 身につまされる思いがします。 果たして私の葬式に 本当に悲しんでやってきてくれる友達が何人いてくれるんでしょう? いやあいつとあいつは・・・とは思いますけど・・・? 見返りを求めない・・・そうですよね! 見返りを求めていたら友情なんか成立しませんよね! ただ心からこいつの為にやってやる! それが友情であり人の最高な高貴の精神ですよね! この映画は極端ではありますが、うまくその事を描いた、いい映画です。 コミカルであり泣かせてくれます。 友情とはそんなものだよなとしみじみ思い知らされます。 そして終盤の展開に目を奪われます! 古い友人に電話でもしてみようかな・・・

  • hin********

    4.0

    "友情"の定義

    考えてみれば"友情"というものほど曖昧なものはない。恋人関係であれば「付き合おう」の一言でカップル成立だが、「友達になろう」の一言で友人関係が成立するとはなかなか言えない。 おそらく大半の人は人生の中で友人関係の悩みを抱えたことはあるだろうが、「友達をいかにして作るか」という悩みはあまり持たなかったのではないか。筆者もそうで、むしろ"恋人"をいかにして作るかに四苦八苦している。しかし本作でむざむざと見せつけられたのはその「友達の作り方」の途方もない困難さである。恋人を作ろうとするなら出会いを求めて行動すれば良いし、結婚相談所などは素晴らしい場所だと香取君が身を粉にして示している。いわば出会いの数だけチャンスがある。ところが友達となってくると少し話が違ってくる。多くの出会いがあるのはもちろん良いことだが、そうなると「広く浅く」という関係になり、いざという時に誰にも頼れないという状況が発生してしまう。つまり交友関係を広げれば広げるほどその密度は薄くなるのである。だからこそ友情は出会いの"数"ではなく、出会いの"質"が大きな鍵になる、と本作は語っている。 "友達"の定義は人それぞれだろう。すれ違いざまに会釈がてら少し立ち止まって世間話をするいわゆる「ヨッ友」を友達と認識する人もいれば、二人で杯を交わしたり街へ遊びに行けるような仲でなければ友達とは言えないという人もいる。友情というのはそれほど曖昧なのである。恋人たちにはお互いの愛情を確認する手段がいくつもあるが、友情を確認する手段はあまりないこともそれに起因するであろう。しかし確かなことは恋愛でも友情でも全ての人間関係において、社会に対して常にオープンにしておき、自己を他者に知らせようとする姿勢が重要であるということである。

  • f_k********

    5.0

    隣に立って歩いてくれる喜び

    [A] 素直に良かったと。 いつまでもエンドロールを観ていたいと。 そう感じさせてくれる素晴らしい映画でした。 そんな気持ちに高確率でさせてくれる映画を紹介しますね。 +-+-+-+-+-+-+-+-+-+ 『ぼくの大切なともだち』 誰も信じず人を傷つけてきた男(ダニエル・オートゥイユ)と、 人を信じすぎて傷ついた男(ダニー・ブーン)の男の友情を描いた作品。 (秀逸な予告編を参照にしました。) なんともシンプル。 これを撮ったのがパトリス・ルコントなんだからビックリ。 『橋の上の娘』という何とも回りくどい彼の作品を観て、 翌週にこの作品に出会った。 さすが巨匠ですね。 やれば出来るじゃない←何様?(笑) 僕はこんな作品待ってましたよ!! 何度も言うけどシンプルです。 でも、匠の技を感じる作品。 「10日間で親友をみんなの前につれてこれるか」という賭けに乗ったフランソワ。 こんなの簡単じゃん。 そう思うでしょ? でも自信家気質の美術商で頑固者のフランソワは友達がいない。 さてどうしよう。 「10日間で親友をつくろう!」 でも無理なんです。 お金や下心じゃ人は着いてこない。 「あの気さくなタクシー運転手に友達作りを教えてもらおう!」 笑顔で、感じよく、そして誠実。 彼はこれだけで充分だと言う。 でもそれが出来ないフランソワ。 可笑しな師弟関係だったいつしか気づけば2人は友達に。 しかしブリュノは自分が賭けの対象になってることなどいざ知らず。 僕はブリュノが大好きだ。 人に知識をひけらかすも話を聞いてもらえず。 ときにうっとうしく感じられたり。 タクシー運転手という職業柄ゆえに、人と短い時間で表面的な付き合いしか出来ない。 クイズ番組で自慢の知識を活かしたいが、アガリ症のためにうまくいかない。 「友情とは無償だ。  証明なんて出来ない。  そこにあるだけだから。」 ありふれた友情というものにあたりまえの答えを出すだけ。 でも、ここまで直球で来られると絶賛するしかないです。 巧い!そして素晴らしい!! 一般人にはくだらないように見える壷の使い方なんてまさにツボです。 フランスの名優ダニエル・オートゥイユの威厳たっぷりの姿がユーモラスにも可愛くも見え、いじらしい気持ちにさせてくれます。 特に買いものに行って店員に優しくされただけで喜ぶダニエルが、良い! 自分の父より年上の彼に自分を投影させてしまいます。 そして、ダニーブーン。 彼もまた素晴らしいキャスティングです。 コメディアンとしてフランスでは有名らしく映画も撮っています。 ちなみに『アメリ』で知られるJ=P・ジュネの新作『ミック・マック』で主演張ってます。 本作が気に入った方がおられましたら、あちらもオススメです。 ラストはほっこりしました。 年齢や職業といったあらゆる垣根を超えた友情。 その大切さを立派な地位をもった監督が撮るなんて素敵だ。 フランス映画だからと敬遠せず、楽しんでいただきたい作品です。 最後に ダニー・ブーンの監督作品が『タイタニック』を超えて、フランス歴代興行収入1位になったみたいです。 日本での公開はあるのだろうか…

  • ghu********

    3.0

    ネタバレ皮肉たっぷり

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • tom

    5.0

    かつて私にも“友だち”がいませんでした。

    小学6年生の時、私には友達がいませんでした。 小6当初、私はA君・B君といつも一緒に遊んでいました。 でもある日、A君と私は、B君を仲間はずれにすることに決めました。 理由は、いまはもう覚えていません。 いずれにせよ、つまらない理由でした。 残酷な話です。 その日からB君は一人ぼっちになりました。 しかし、数ヶ月後。 今度は私がA君に“絶交”されました。 そして、A君はB君と仲直りし、私は一人取り残されたのです。 私が“絶交”された理由は覚えています。 それは私が、ある日の別れ際、A君に「バイバイ」と言ったからでした。 当時、私たち小学生の中では、仲間同士の色んな取り決めがあったのです。 そして、私とA君、B君とのあいだにも幾つかの取り決めがありました。 その1つが、「バイバイ」は永遠の別れ(すなわち“絶交”)を意味するという取り決めでした。 別れ際に「じゃあな」とか「またね」とかは言っても良いが、「バイバイ」だけは言ってはいけなかったのです。 けれどもその日、私はうっかり忘れていました。 そして、何も考えず、明るく「バイバイ」と言ってしまったのです。 今振り返ると、しかし、あの「バイバイ」は、単なるきっかけにすぎなかったのではないかと思います。 単にA君は私のことがイヤになっていて、あの「バイバイ」がちょうどよいタイミングだっただけでしょう。 あの時すでに、私は嫌われていたのだと思います。 その後、私は他のグループにまざりました。 が、どうやら私は彼らにも好かれていませんでした。 理由は、私がごう慢で偉そうな性格だったからだと、今では知っています。 けれども、当時の私はまだ、自分が人から嫌われているとは思ってもいませんでした。 それを思い知ったのが小学6年生の冬休み。 正月でした。 その年の元旦。 私の所には、同級生から、年賀状が1通も送られてきませんでした。 もちろん私は、その年も例年どおり、たくさんの同級生に年賀状を送っていました。 けれども、私が入っていたグループの子たちは、誰1人年賀状を返してはくれませんでした。 3学期も始まろうとする頃。 ようやく、さほど親しくない同級生から「年始に送らなかったおわびの言葉」が添えられて、1通届きました。 小学6年生の、お正月。 私は、自分には友達がいない、という事実を知りました。 大人になった今では、私にも幾人かの親友がいます。 ただし、それは大学、そして社会人になってから出来た友人です。 私には、「幼なじみの友人」なるものが、一人もいません。 パトリス・ルコント監督作品、『ぼくの大切なともだち』。 この映画はある日、自分には友達が一人もいないという事実に気づく、中年男の物語です。 とても面白い“コメディ”ですが、私には“笑いごと”ではありませんでした。

1 ページ/6 ページ中