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おくりびと (2008)

監督
滝田洋二郎
  • みたいムービー 4,508
  • みたログ 1.2万

4.25 / 評価:3748件

姿勢が美しい映画だった

  • lma***** さん
  • 2020年3月10日 12時10分
  • 閲覧数 798
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

映画の中の殆どの部分で、主人公は「悩んでいる」。
映画自体に大きな山場は無くて、一点思い出すとしたら、妻が夫の仕事の内容を知って非難するところだろうか。
考えてみれば
夫の就職・転職を教えて貰えなかったらそりゃ怒るよなぁと思う。
夫も、悩んでないで黙ってないで もっとうまく出来ないものかとも思うが
妻の反応は予測(確信)していただろうし、喧嘩になるもの解っていたから
言えなかったんだろう。
そうは上手く生きられないのが 人というものだ。
誰だって 本当は嫌な事は避けれたら避けたいと思っているのだから。
で そうやって悩んで(考えて)いるうちに時間は過ぎてしまう。

「死」というものもまた 避けられない事でしかも誰にでもやってくる。
正直、考えるのを無意識に避けている部分だろう。
(そして時間は過ぎて行く)

そうは簡単にはいかないけど
でも、避けている事に 向き合っていく綺麗な姿勢。
これがこの映画から得られるところだと思う。

そして終盤、「おくりびと」の夫の姿勢がとても美しい。
背筋が伸び、静寂の中に凛としたものを含み、なんとも厳かで真摯な儀式だ。
彼はきちんと向き合うことが出来たのだろう。

映画の序盤と終盤で 見事に成長した主人公を演じた本木雅弘氏の演技も美しかった。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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