レビューがなかったら・・・
- ほし★ママ。 さん
- 2009年4月6日 18時02分
- 閲覧数 3596
- 役立ち度 11
- 総合評価
観始める事も観終る事もなかった作品です。
お気に入りレビュアーさんのレビューで
この作品を知りました。
独身時代の会社の同僚に
「手洗いを繰り返す」方がいて
当時は、全く理解を示せず
「気持ち悪い人」とながめていた記憶が鮮明だったので
DVDをレンタルして観ようと思いました。
で、昨日観はじめましたが~
最初に登場する担任教師と父親の言動に
どうもなじめないまま、ウトウト。
気がついたら、繭子ちゃんとおじさんが笑っていました。
そして、今日は仕切りなおし。
まずは、再び「レビュー」を・・・
そこで、「ウザイと思っても、土手のシーンまでは」と
書いてらっしゃるレビューを読ませてもらって
よし!と、始めから観なおしました。
ジーンと来ました、土手のシーン。
何気ない会話、何気ないしぐさ
親子ってこんな感じなんだ!
本当に「見守ってる」ってこう言うことなんだ!って
同じ事を「うるさい!」と言われるまで言い続ける教師も
もっと他の事に心を砕けよ!と、言いたくなった父親も
本当に繭子を見ているの?と心配になった母親も医者も
みんなそれぞれに「個性豊か」な
そして、その人なりの愛情を持ってることが
いつの間にか伝わってきました。
佐藤二朗さん、時々俳優さんとして
スクリーンで拝見していましたが
スゴイ方なんですね。
繭子ちゃんとふたりのシーンは
ドキュメントか舞台か~とにかく迫力がありました。
「病」として向き合ったり、特別視するのではなく
「癖」や「個性」として受け入れる事・・・
大切な事を学ばせてもらいました。
江戸樹さん、レビューを有り難うございました。
詳細評価
イメージワード
- 笑える
- 切ない
- コミカル
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