2008年8月2日公開

赤んぼ少女

1042008年8月2日公開
赤んぼ少女
2.7

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(30件)


  • cyborg_she_loves

    4.0

    気持ち悪いです、いい意味で(笑)

    まず、この映画に限ったことではありませんが、原作のある映画について、原作と比較してどうのこうのという評価の仕方は、総じてやめた方がいいと私は思います。  だって、「原作より映画の方がいい」と言ってる人って、見たことないと思いません?  そういう比較をする人は最初から、原作ワールドからちょっとでも逸脱したらそれだけで非難するという人なわけで、そういう人は最初から実写映画化なんぞはご覧にならないことをお勧めします。見ないうちから失望することがわかってるんですから。原作を完全に忠実に実写映像化することなんてありえない以上、どっかで必ず原作ワールドを壊すことになるのは最初からわかってるんですから。  楳図かずおさんや伊藤潤二さんの漫画は、絵柄が不気味なのでホラー漫画に分類されていますが、じつは非常に鋭い人間洞察を含んでいて、ただの恐怖ではない深々とした感銘を残してくれます。  対するにこの映画は、単純明快かつ完全なるグロテスクホラーです。観客に、「怖い」というより「気持ち悪い」思いをさせてやろうという魂胆で作られた映画です。  これは、楳図かずおさんの漫画からは、アイデアを借りただけで、本質はまるで別物の映画です。  で、私はそれでいいと思います。そう割り切って、存分に気持ち悪さを楽しめばそれでいいと思います。気持ち悪いのが嫌いな人は、見なければいいだけの話です。  それにしてもこのキャストやスタッフの豪華さはすごいですね。俳優陣は、ゴールデンタイムのテレビドラマ並だと思います。こんなヲタクでカルトな映画の出演者リストじゃない。  みなさん、遊び心の持主でいらっしゃる。  存分にグロテスクな映像を作るのを、楽しんでいらっしゃる。  そういう心意気が、私は大好きです。  エンドロールの最後に、「長澤つぐみ」「井口昇」って名前が出てくるのは、どういう意味だろう? 画面に映ってるようには見えなかったんだけど、スタッフとして協力してたのかな? 板尾創路さんも、画面だけ見ててもよくわかんなかったけど、多分タクシー運転手役ですかね? ぼーっと見てるとわかんないところで、すごい人たちが協力してるんですね。みんな遊び心の持主さんたちです。  あと余談ですが、冒頭とか随所にオルゴールの子守唄的な音楽が流れるのは、「サスペリア」を連想しました。  タマミの造形は、「フェノミナ」を思い出します。  山口雄大氏はダリオ・アルジェントの世界を作ろうとしたのかな?  もしそれが図星なら、その点では失敗してると思います。  ダリオ・アルジェントの世界は、ただグロテスクなだけじゃなくて、美しいです。ダリに似た美の世界がある。  残念ながらこの映画には、美の要素はまったくありません。ひたすら、気持ち悪いです(笑)。

  • yuma101

    2.0

    ようこが

    梅図かずおの描く可愛い女の子の実写は難しいと思う。思い当たる女優さんがいない。タマミはまぁ漫画に近いかな。怖さが足りなかったけど。漫画を読み返すことした。

  • Medusa

    2.0

    ネタバレタマミちゃんの最後の言葉が

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • どらドラゴン

    4.0

    タマミちゃんの乙女心

    最初の『赤んぼ少女』の映像化である『蛇娘と白髪魔』から実に40年ぶりの、そして連載時タイトルでの映画化(本作は単行本化の際『のろいの館』や『赤んぼう少女』と改題されていた)。戦時中に生き別れた両親に15年ぶりに引き取られた(昭和35年設定)薄幸の美少女葉子(主人公)だったが、そこには赤ん坊の容姿のまま成長できない奇形の姉がおり、周囲に不気味な事件が頻発する、という受難物。邪気のなさそーな水沢奈子はいじめられる葉子役に適任(大事にしている薄汚い人形を隠す仕草が可愛い)。やや地味で、楳図ヒロインはもう少し華美なお人形感も欲しい気もするが、時代設定を考慮すると、古風な雰囲気で良いのかも。 原作では人前に出ても「ちょっと気持ち悪い」程度だった赤んぼ少女ことタマミは、とても人前に出れない(西洋ホラー映画のクリーチャー並の)化け物に造形されてしまい、原作と違い言葉を喋らない等、大きく印象が異なる(ラストに一言喋るが、三人殺しといて「御免なさい」かよ)。喋らない設定は山口雄大監督の狙いらしいが、失敗では?孤児院から葉子を引率してくれる役の堀部圭亮は相変わらずハンサムで良い人感が溢れていて好ましいが、酷い殺され方。そもそもこの人が殺される理由がないのだが。 原作での「好きな男の子に少しでも可愛く見られようと、口紅を塗ってみるものの、あまりの不出来に泣いてしまう」というタマミの乙女心はほとんど描かれない(一応口紅シーンはある)。あの容姿で乙女心を持っているのが最も悲しい点だし、タマミの凶行が劣等感と嫉妬を原動力とする原作と違い、獣の条件反射のように襲いかかるのでは、原作の趣旨を汲んでいないのではなかろうか。原作では(美しい妹に対する嫉妬なので)もっと陰湿でネチネチしたいじめ方だったのに、映画では狂犬のように襲いかかるシーンばかり。可愛い娘はもっと逃げるに逃げれない状況にしてジワジワ追い詰める方が絵になるのに。映画でも腕ギロチンにかけるシーンがあったが、原作では「安全装置が付いている」ことを知らせず、恐怖のあまり失神する葉子をあざ笑う陰湿さ。嫉妬からくるイジメはそーでなくっちゃ。 嫉妬のメインとなる葉子のボーイフレンド高也にタマミが恋する描写がないのも痛い(そもそも映画では葉子のボーイフレンドですらない)。さらに高也の「本当に醜いのは容姿ではなく君の心だ」というタマミに対するセリフがないのもいただけない(このセリフこそ、タマミにとって最も聞きたくないセリフだったろう)。そう、本映画では、肝心のタマミの心情が描けていないのだ。ただ、絵本の王子様に憧れるも自分の顔を見て落胆する場面と、硫酸を葉子に浴びせる際にためらった場面ではタマミの心情が垣間見えたが、もっと盛り込むべきだった。 肩から腕を切り落とされた高也が救助活動をするのも無理がある。またハッピーエンドの原作と違い、アンハッピーな終わり方。野口五郎は相変わらずうまいし、タマミを偏愛する終始狂った母親を浅野温子が歪んだ目力で見事に演じていた(ヘビ女に化けそうな異様さビンビン)だけに、色々と残念。とは言え、原作漫画が好きなだけに辛口評価となったが、これまでの楳図映画の中では比較的良作ではないかと思う。

  • 九曜

    2.0

    ダメかな

    タマミちゃんの造形はいいと思ったけどタマミちゃんがただのモンスターに成り下がってしまった。 声を変に変える必要もなく ただ彼女の心の闇を原作通りに表現すればよかったのに なんで改悪するのかなとしか思えない作品です

  • nekome

    2.0

    コンパクトに仕上がった感じ

    楳図かずおの名作だけど すべて屋敷内で終わらしちゃう。タマミは喋れない設定だし、お手伝いさんは優しいはずなのに冷たい人、タカヤの祖母でもないし、まだまだいろいろ原作とは違うが、予算が足りなかったんだろうね。日本版チャイルドプレイみたいな感じでした。

  • fur********

    1.0

    がっかり。

    原作知らないけど、つまんなかった。 肝心のタマミさんがあれじゃあ。 ETのぬいぐるみか何かにしか見えなかった。 しかも、男の子腕がもげてるのに助かっちゃうし。 設定とか雰囲気とか浅野温子さんの怪演はよかっただけに、とっても残念!!!

  • nya********

    5.0

    天才【楳図】の作品は最高!

    何人かで行きました。みんな満足してました。が、楳図ファンの私としては、やっぱりタマミが最後に「タマミは悪い子でした・・・」という名台詞が聞きたかった!映画でよく聞かないとわからない「ごめんなさい」はNGでした。あと、楳図作品は【恐怖】=【あとで考えさせられる】なのですが、それがなかった。タマミは本では、みんなの前では赤ちゃんだけど、葉子の前では普通に会話する不気味な赤ちゃん、これがあるともっと怖くてよかったかも・・・です。でも、ここまでよく映画にしたなって言うのと、楳図先生の作品なので☆5つです♪

  • みなみ

    4.0

    ネタバレおどろおどろしい少女ホラー漫画の世界

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • hir********

    3.0

    低予算なら頭を使え!

    山口雄大監督の、無駄なスプラッタ描写に、そろそろウンザリしてきた。 「のろいの館」は、初期楳図作品(少女漫画時代)の中でも傑作と言われるマンガ。 確かに、オープニング~前半は、「おっ!」と思ったのだ。 出だしは、かつての「蛇娘と白髪鬼」プラス、アルジェントのノリ。 逃げる女の子に迫りくる「影」なんか、良かった。 主役の女の子は、文句無し。少女漫画の世界です。 浅野温子の「へびおばさん」を彷彿させる役づくりは流石です。 堀部も板尾も斎藤も作品の邪魔はしていない。 生田悦子の裸と、「レベッカ」風味のお手伝いさんの意味と、 野口五郎の死に方の意味がわからない。 楳図作品の「画の怖さ」は、映画で越える事は不可能と知って欲しい。 むしろ、初期作品の「核」とも言える、「美」と「醜」。「異形の哀しみ」。 このテーマこそ、ふかく突き詰めて欲しかった。 せっかくのタマミちゃんが、アレじゃ「バスケット・ケース」と一緒。 それと、なぜ、予算も無いのにチャチなスプラッタを入れるのか? アレが作品の格を下げる事になるのが、わからないのだろうか? 「血」なんか見せなくたって、死ぬほど怖い映画は創れるだろう。 現に黒沢清監督は「トウキョウ・ソナタ」でやっている。 せっかくの役者陣も、コレでは報われない。 後半の片っ端から、死んでゆくスプラッタ描写には閉口した。 タマミが、口紅を塗る最も悲しい場面も、あのスプラッターで台無し感情移入できず、 ただただ、監督の未熟さが、露呈した。 もう少し、「ホラー」を勉強しておく様に・・・・

  • mad********

    3.0

    ネタバレ私はどっちかというとタマミ側の人間

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • jas********

    1.0

    タマミ、君は単なるモンスターか?☆0.5

    楳図かずお原作「のろいの館」の映画化。 小学生の時に読んで、 楳図作品の中でもかなり印象に残っている作品です。 単純なストーリー、 キャラにインパクトがあって見せ所も判り易い、 単行本全1巻分の内容ということで、 制作者側にとっては 映画にし易い条件が揃っているはずなんですが、 何でこうなっちゃうの?というくらいひどい出来。 冒頭のじっくり見せる雰囲気に、 「これは中々か」と思ったんですが、 じっくりし過ぎでいつまで経ってもお話が先に進みません。 お化け屋敷に迷い込んだ ヒロインの怖がる姿をずっと見ているような感じで、 しかもタマミは言葉をしゃべらない設定になっており、 感情移入もできなければ、 その正体もきちんと説明してくれない、 単なるスプラッター映画と化しています。 ヒロインの女の子は学芸会レベルの演技、 メイド役の生田悦子以外もパッとせず。 「怖い」「切ない」のキャッチフレーズも ただ虚しく聞こえるだけの映画でした。

  • ako********

    2.0

    う~ん・・・

    やっぱり楳図作品は実写できないんですね・・・ かなり期待していたので、その分がっかり度が大きいです・・・

  • mag********

    4.0

    ネタバレ深い内容でした。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 3.0

    ネタバレ浅野温子は今

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • agu********

    5.0

    ネタバレ西村井口作品が好きな人は必見の本作

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • あちゃちゃ

    3.0

    タマミたん超強えー!

    印象に残ったのはジェイソンばりのタマミの強さ。 跳躍力、握力、あの小さな体でありえへん強さ! 本来そこを印象づけたい映画ではないと思うんですけどねえ。 あれだけの化け物だと醜く生まれたタマミの悲しみとか吹き飛んでしまう。 後半タマミの姿があまりにも露わになり、終盤は出ずっぱりなのも、恐怖感を削いでしまっているのではないだろうか。 昔なら半魚人の姿を見せるだけで観客は怖がってくれただろうが、今はそういう時代じゃないし、スプラッタな表現も同じ。 この素材は調理の仕方でもっと怖くできたんじゃないかと思いますね。 映画全体から楳図ワールドを実写でやるんだ、という意気込みが伝わってくるので、そこに敬意を表して星三つとさせて頂きました。 浅野温子が、マンガから飛び出して来たような「楳図ワールドの奥様キャラ」を怪演。

  • dja********

    2.0

    ネタバレ化け物が出過ぎて、怖くなかった

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • jig********

    2.0

    赤んぼが怖くないという・・

    赤んぼなのか少女なのか・・ そんな不気味なモンスターが襲ってくるお話。 あれ、どこかで聞いたような・・ 『悪魔の赤ちゃん』もそんな話だったようなと 思い出しましたが、 今作では養子に行った先で死んだとされていた子供が 生きている?生きてない?どっちなの!?と そんなところから始まるのでちょっと違う話ですね。 でも、化け物の造形はちょっと似通っていたりするので 『悪魔の赤ちゃん』を観ていた人には懐かしいか。 序盤~中盤くらいまでは 赤ちゃんが姿を現さずで見えないものへの恐怖みたいな 雰囲気かなと思ったら、 後半は出るわ出るわと出まくりです。 これでもかというくらい人を襲いまくりで、 チラ見恐怖を味わいたい人には残念な感じ。 モンスター具合がもうちょっと恐ければ 姿を現してもよかったのですがね・・ 見た目、このお姿では恐くないぜよと言う 感想しか出てこないのでホラーとしての怖さは むしろ前半部分で味わうのが粋なホラー好きと思われます。 いっそのこと赤ん坊にモザイクとかかけてみたら・・ 怖さより気になってしょうがないか。 この手の話を目新しく感じないのは おそらく何度も参考にされて別の形で観ているから なんでしょうねと思います。 そういう意味でも今この作品を観て怖いかというと、 怖くは感じないな~と思います。 ホラーが苦手な人にはいいかもしれません。 浅野温子さんが赤んぼの母親役で出ていまして、 雰囲気怖いところはよかったです。 なんか、顔がテカってたりして目もどっか虚空を 見つめていたりとなんか怖いオーラ出てました。 むしろ彼女の話にしてしまった方が怖かったか。 養女にやってきた子の役、水沢奈子は 初見ですが(見たけど忘れてるのかも)最初の頃のシーンと 後半のシーンとで雰囲気違っていていい感じですね。 ホラー意外の作品で見てみたいかもと思わせるなにかがありました。 野口五郎氏も久々見たのですが、 「今、何時ごろ?」 「野口ごろう」 そんなしょーもない駄洒落を言ってる人を思い出したので、 駄洒落好きな彼に進呈したいなぁと思いました。

  • rat********

    3.0

    楳図ワールド全開・・・

     『い・か・に・も』な楳図かずお原作のホラー漫画です。  やっぱり楳図さんの漫画は昭和テイストでないと映像化できないんでしょうか?この作品も懐かしい・・・というよりも、めちゃくちゃ古臭い感じの映画です。  クリーチャーも最近のCG全盛の中で思いっきり手作り感覚です。  面白いかっていうと正直う~~~んって感じです。後半の追いかけっこを含めた怒涛の展開はそれなりに楽しめました。あくまで『そ・れ・な・り』ですけど・・・。  それにしても、脇を固める俳優さんがすごい。浅野温子さん、野口五郎さん大熱演だと思います。余計なお世話ですが、なぜ出たんでしょうか?  

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