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まぼろしの邪馬台国 (2008)

監督
堤幸彦
  • みたいムービー 114
  • みたログ 503

3.06 / 評価:221件

まぼろしの吉永小百合。

  • しょーん。 さん
  • 2008年12月6日 23時07分
  • 閲覧数 156
  • 役立ち度 16
    • 総合評価
    • ★★★★★

実在した宮崎康平の人となりに興味はあったものの、
竹中直人&吉永小百合ということで…どうしようかと
実はけっこう迷ってしまった作品。。
演技・実力ともに申し分ない活躍をしている二人だが
なんというか(爆)なにを演じても…のオーラが強く、
竹中のアクの強い演技と、小百合さまの若返り演技が
あ~またか。とならなければいいけど…と不安だった。

…結果。観て良かったと思った。
確かに↑演技はあったけれど…今回はそれ以上に、
いかにも破天荒極まりないクソ親父(すいません^^;)を
好きで好きでたまらない妻の献身愛に満ちた話だった。
鑑賞前に読んだレビューのほとんどが
「こんな男に尽くした女の気が知れない」とか
「私だったら絶対にこんな夫はイヤです」というのが
ほとんどで^^;確かに今ではそう言われるだろうな~
と思った。でも私くらいの歳(いくつだよ^^;)になると、
これも愛なんだよな。と分かってきたりもする。

あんなに傍若無人に振る舞っている康平ではあるが、
かなり頭が良く、ヒトを見る(心の)目にも長けていた。
決して弱者を痛めつけるような鬼社長ではなかった。
例えば突然辞めさせた秘書の才能を早くから見抜き、
自分の会社よりもっと力のある会社で働かせてやろう
などと、親切なんだか大きなお世話なんだか^^;の、
心づかいが出来た人物でもあった(やり方は悪いけど)
ただ無用にヒトをこき使うのではなく、適材適所を
いち早く見抜く目があり(彼女を妻に選んだのも正解)
世間の注目や流れを的確に把握できる逸材でもあった。
だからそんな彼の人となりを理解する友人知人たちが
こぞって彼を助け、応援してくれたのである。

そして妻の和子も、とどのつまりは(成り行きでも^^;)
彼に惹かれていったのだと思う。
やたらと彼女の献身ぶりばかりが取り沙汰されるのかと
思いきや、後半…夫婦二人の旅路の果てで、ポツリと
康平が和子にいう一言が秀逸だったので泣けてしまった。

さだまさしの「関白宣言」のモデル。らしい(笑)
発売された当時、世の女性陣が挙って文句を言った
その歌詞を思い出してみる…
これって今から尻に敷かれようと覚悟を決めた男が、
最後に目一杯の大見栄を張っているところなのだと、
私には聴こえる…^^;
だから、ハイハイそうですね。と受け流すのが正しい。

結局、彼の卑弥呼は一番近くにいたんじゃないかな。

(シワやくすみが幻のように消えるといいんですけど^^;)

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物語
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