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まぼろしの邪馬台国 (2008)

監督
堤幸彦
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  • みたログ 503

3.06 / 評価:221件

NHK大河脚本家、大石静さんの影響大

  • せぷたか。 さん
  • 2008年11月22日 13時09分
  • 役立ち度 23
    • 総合評価
    • ★★★★★

シネコンの2番目に小さな劇場にて上映。

日曜日なのに、劇場は、明らかに60歳以上と思しき
おじいさま、おばあさまで、ほぼ満席。わたしと同年齢に
見える人は、誰一人いない。おそるべし、シニア割引パワーだ(苦笑)。

鑑賞前は、だからこその心配も。
「堤監督の作風に、あうのかなぁ。怒って帰るかもしれないなぁ」

#   #

心配は杞憂でした。
ラストシーン、私含め、鼻を啜って、泣いていました。
ハンカチやティッシュを、ポケットや鞄から出す音が、ゴソゴソと聞こえてきました。

堤監督、やればできるじゃん!!
( ↑ ↑ すみません、メチャ上目線で)

と、思ってエンドロール見ていたら、
脚本は大石静さん。近い所だと『功名が辻』、
私の好きな作品だと『ふたりっこ』の脚本家さん。
だから、素直に感動できたんだ、と妙な納得をしてしまいました。


完全に、吉永小百合・竹中直人ショーです。
ただし、前半は竹中さんの力みすぎな演技が、うざかったです。

中盤以降、そんな竹中さんを吉永さんが献身的に支えていき、
作品全体も、どたばたした感じはなくなり、落ち着いて観られました。

そして、ラスト。
幾つかの雑誌を読んでいると、賛否両論のようですが、
私や、私と同じ会で鑑賞された方々は、大感動されていました。
あの演技、あの役は、吉永小百合さんでないと、絶対にできません。
少なくとも、日本国内には、1人もいないでしょう。


この作品、今、記憶の紐を辿ってるのですが、
かなり小粒にはなるのですが『ニューシネマパラダイス』と
ストーリーのメリハリの付け方が、似ているかもしれません。

それは、ラスト、もう一段階、同じくらいの山がある。
そこは、吉永さんよりも、余さんに、皆さん落涙。

感動の山が、二つ連続で、やってくるんです。
冒頭にも触れたとおり、堤さんが監督でしたし、
まさか、こんなストーリーになっているなんて、
思いもしていませんでしたので、終盤は涙が止まりませんでした。

#   #

とある、舞台挨拶。
作品のモデル、宮崎康平・和子さんのお孫、宮崎香蓮さんが手紙を朗読。
「私は祖父が亡くなった後に生まれた。でも、この映画のおかげで祖父に会えた」と。

コレを隣で聞いていた、吉永小百合さん、竹中直人さん。
「感動しました」と、お二人とも声を詰まらせてしまったそうです。

ちなみに、このお孫さん。
オスカープロダクションに所属の女優さん。
この映画にも、幼少の頃の吉永小百合さん役で出演されています。


堤監督作品が苦手、嫌いなかたでも感動できる作品です。
ストーリーの設定からは、是非、シニア割引が利用できる世代に近い
ご夫婦にお勧めいたします。笑顔で見つめあい帰られる方が目立ちました(笑顔)

◆   ◆

【 補記 】

 私の後ろの老夫婦。
 「どうして、みんな。エンドロールが終わったらすぐに帰られるのかしら。
  しばらく、座っていて、余韻を楽しむのが映画なのに」と嘆かれてました。
 
 そうです、そのとおり!拍手!!

詳細評価

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配役
演出
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音楽

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