2008年7月26日公開

ホウ・シャオシェンの レッド・バルーン

LE VOYAGE DU BALLON ROUGE

1132008年7月26日公開
ホウ・シャオシェンの レッド・バルーン
3.6

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

パリに住む人形劇師のスザンヌ(ジュリエット・ビノシュ)は新作の準備で忙しく、留学生のソン(ソン・ファン)に息子シモン(シモン・イテアニュ)の世話を頼むことにする。友人や夫との関係に悩みを抱えていたスザンヌが2人と過ごすうちに平穏な心を取り戻す姿を、赤い風船はパリの空から見守っていた。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(6件)

かっこいい66.7%知的33.3%

  • rec********

    5.0

    不謹慎な抒情も感傷も必要ありません。

    不謹慎な抒情も感傷も必要ありません。なぜならそれが候考賢のオマージュなのだから。 影にも日向にも赤い風船は舞います。 ラモリスの風船をもう一度飛ばした勇気にただ言葉を奪われるのみです。 そして真の意味のオマージュとはこういう事。 周防正行が「晩春」へのオマージュを「変態家族 兄貴の嫁さん」に込めたのを発見した時以来の喜びでした。

  • まるたん

    4.0

    カメラ技巧の贅をつくす小品

    自然光のガラス反射を利用した映像がすばらしい。 いくつか出てくるそのシーンを見るだけでも自分には価値があった。 うまい!と拍手したくなるようなカメラ技巧である。 ストーリーはほとんどないなかで、彩られる都市風景と父と別居している子供と母親の生活が、さりげない日常描写だけで構成される。 このあっさりさを映画監督としての余裕のなせるわざと感じるか、不満に思うかはそれぞれと思う。 自分は楽しんだ。そして、あえてこの映画を小品と書かせてもらう。 赤い風船の描写の数々は、元作品の「赤い風船」本編を見なければ疑問に思うかも、知れないが、実際はそれほど気にするものではない。 中国人ベビーシッター役の女子の自然な演技も、とても好感がもてた。 わかる人間のみ見てもらいたい作品。

  • ********

    5.0

    風船との距離

    2007年。侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督。1956年のアルベール・ラモリス監督「赤い風船」へのオマージュ。この50年間で子供たちから何が失われたのかがよく分かる映画です。なにより、赤い風船を見かけた少年が、それを取らないことが大きな違い。 ほとんどセリフのない原作の詩情あふれる映像に対して、リアリティのあるパリの日常会話を描くために、母親のジュリエット・ビノシュが人形劇のアテレコをしているってところがミソ。声を入れること。昔の、音声のない8ミリビデオを見ながらでもアテレコする彼女が「想像力よ」というように、原作では見る側が行使するべき「想像力」を、侯監督は声にする。だから彼女はやたら早口でせっかちにすべてを声に出すのです。そしてそれは必ずしもいいことではないらしい。 中国から映画を勉強しにきているベビーシッターが少年を主人公に「赤い風船」を撮るように(そこでは少年は風船を持っていて、そして放す)、侯監督による50年前の映画の忠実な撮り直し。風船をとらなかったことが、少年の周囲の多すぎる声が、いかに少年の自由を奪っていくか。時代で仕方がないとはいえ、大人たちの事情に巻き込まれる子供に(親の離婚、金銭トラブル)ぜひ風船を取ってほしい、あまり声に惑わされるな、という侯監督の願いがひしひしと伝わります。ぜひ原作も見ていただきたいものです。 中を透かしつつ外も反射する「窓」の描き方はあいかわらずすばらしいの一言です。

  • ykv********

    1.0

    え、オマージュ?

    アルベール・ラモリス監督の『赤い風船』がよかったので、それのオマージュということで楽しみにしていました。そして最初のシーンは一瞬、『赤い風船』のオリジナル映像を挿入しているのかと思ったぐらいの色、光線加減。が、その後はストーリーなんてなくってもへっちゃらな私にしては珍しく、ひたすら眠かったです。救いはジュリエット・ビノッシュとイッポリート・ジラルドの存在感とパリの景色ぐらい。

  • taj********

    3.0

    ネタバレ日本語題名が変かも、、、

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ホウ・シャオシェンの レッド・バルーン

原題
LE VOYAGE DU BALLON ROUGE

上映時間

製作国
フランス

製作年度

公開日

ジャンル