作品レビュー(13件)
- gor********
3.0点
オスカー・ワイルド戯曲が原作の、 アーネストという架空の人物をめぐる、 イギリスらしい品のあるコメディ映画ってとこですね。 80年代の『アナザー・カントリー』という 同性愛を描いたシリアスな作品でも友人同士として共演してる、 コリン・ファースとルパート・エヴェレットが、 今度は女好きの色男で友人同士というのが、 ちょっと面白いですね。今度はコメディだし。 今作のように自分の行動を正当化するために、 いもしない架空の人物をでっちあげて、 都合のいいように日常を演じわける…なんてこと よくやりますよね! ってそんなことホントにやってるの僕だけ!?
- ぴ
4.0点
19世紀のイギリスお金持ち社会。都会で遊ぶために偽名を持っている男と、田舎で遊ぶために偽名を持っている男。それぞれが恋した相手たちは、偽名のせいで大混乱。威厳ある伯母様や召使たちをも巻き込んで、どうなっちゃうの~っていうお話。。 コメディだとは思うけど、ラブコメじゃないですね。主演(男2人)の名前を見てアッチ系?って思った方、いる?原作もオスカー・ワイルドだしねぇ。。私はお顔を見て思い出したんですけど、、、、、でも、アッチ(どっち?)系では無かったです。。 ☆コリン・ファース・・・この時代のお衣装が似合うね。流石っイギリス国王だわ(←チガウ)。。イギリスの上流ってイメージもぴったり。他の作品でも演じているから、なんだか、、、混ざっちゃう。。。 ☆ルパーロ・エヴェレット・・・かっこいいか?う~ん。。。ピアノ弾けるのはイイけど、ね。 ☆ジュディ・デンチ・・・さすが、流石、サスガっ!!!!ドレスの豪華さに負けてません。。 皮肉あり、ナンセンスあり、イギリスっぽい(?)お話ではありますね。社交界では顎が重要なのよってセリフがあるとはいえ(←ホントにあります)リース・ウィザースプーンはどうかなぁ。。。キーラ・ナイトレイでも良かったでしょ。顎が立派だし。。イギリス人だしね。。 ドタバタだけど、ぐちゃぐちゃじゃなくて、伏線もみんな回収して、めでたしめでたし、、、ってこれでイイのか?まぁ、、、、、いいかぁ。。。 田舎のお屋敷の様子や、ティータイム・家庭教師などなど、THEイギリス!!!でした。
- kar********
3.0点
見所は何と言っても、コリン・ファースとルパート・エヴェレットの共演でしょう。「アナザー・カントリー」でこの2人にヤラれた世代としては、ここに尽きます。 なので、ストーリー的にイマイチピンと来ずとも、評価ポイントを高くせざるをえない(笑)。 イギリス人にとっては面白いんだろうか、コレ?ってな感じで「アーネスト」ネタのツボが分からないために全編通してどうリアクションしていいのかビミョー。しかしそれでも繰り返し見ることが苦痛にはならない、気軽に楽しめる小品で良いです。 ビクトリアン時代のファッションを身にまとった色男2人をうっとり眺めていると、あっという間に過ぎますよ、94分。 そして、ジュディ・デンチの存在感は流石。彼女が画面に登場するとビシっと空気がしまります。彼女がいなかったら、結構たる~い感じになってた気がします。
- おおぶね
4.0点
この映画は僕にとっては宝塚の原作である。 観たのは二組だが、他にはないと思う。 ☆花組 アーネスト(ジャック)樹里咲穂 グウェンドレン遠野あすか アルジャノン蘭寿とむ セシリイ桜 一花 ☆月組 アーネスト(ジャック)瀬奈じゅん グウェンドレン彩乃かなみ アルジャノン霧矢大夢 セシリイ城咲あい で、こちらはアメリカのミュージカルなので、とっても楽しくて音楽性も高く、宝塚にぴったりなのだ。 どちらがいい公演だったかというと、甲乙つけがたいのである。 瀬奈さんのアーネストはかっこよすぎる。きりやんも最高だ。 でも、芝居としてしっかりまとまっているのが、花組だったりする。 セリフはミュージカルから来ていて、分りやすくなっていてとってもいい。 宝塚に比べると、楽しさに欠けるというと、ないものねだりだが、4点だなぁと思う。 プリズム先生も瀧川末子が一番いい。プリズム先生にジャックの名前を聞く場面があるのだが、映画にはなかった。 映画は英文学のお勉強にはぴったりだ。調べたら英光社から『嘘から出た誠』というテキストが出ている。 会話は、というか演劇はワイルドなので、見事なものである。 ワイルドへの入門書としてもおすすめします。
- tt1********
5.0点
ロングコートとジャージで取り合いさせるか?
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