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ウォンテッド (2008)

WANTED

監督
ティムール・ベクマンベトフ
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3.45 / 評価:2,360件

解説

マーク・ミラーのグラフィック・ノベルを、『デイ・ウォッチ』のロシア人監督ティムール・ベクマンベトフが映画化。ごく平凡な若者がセクシーな女スナイパーの指導のもと、秘密の暗殺組織の一員として命がけの戦いに身を投じる。主演は『Mr.&Mrs.スミス』のアンジェリーナ・ジョリーと『つぐない』のジェームズ・マカヴォイ。スピンしながらカーブしてターゲットを射止める弾丸など、従来のアクション映画の常識を超えたビジュアルワールドが堪能できる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

恋人にも捨てられ、人生にうんざりしているウェズリー(ジェームズ・マカヴォイ)。そんな彼の前に突如現れた謎の美女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)は、ウェズリーの亡き父が秘密の暗殺組織をけん引するすご腕の暗殺者だった事実を彼に知らせる。しかも父亡き今、ウェズリーは組織を継承する立場にあると言い……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

「ウォンテッド」ヤリ過ぎであることを恐れないロシア人監督のハリウッドデビュー作

 ティムール・ベクマンベトフ。この名前の持つエキゾチックな響きは、彼の「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」が発する「異質なもの」と共鳴する。自国ロシアで驚異的ヒットを記録、日本でも公開されたこのSFアクション連作の夜の気配は、明らかにハリウッド製の夜とは異なる質感を持っていた。

 ベクマンベトフ映画の手触りは、粗い。ハリウッド映画が無意識のうちに目指してしまう「洗練」とは無縁。ヤリ過ぎであることを恐れない。だからだろう、言葉にすれば既視感のある「ナイト・ウォッチ」の疾走するトラックを片手で突き飛ばす男や、「デイ・ウォッチ」の高層ビルの壁面を疾走する自動車が、彼が描くと初めて目にする事件に変貌するのだ。

 そんな彼をハリウッドが放っておくわけもなく、さっそくハリウッドに迎えられて撮ったのがこの「ウォンテッド」。なのだが、少しもハリウッド化されてないのがこの人のスゴさ。ハリウッドの編集マンが2名も投入されて、映像のリズムはタイトになったのに、その荒々しさ、野蛮さは不変。原作コミックのブラックなジョーク風味も、ベクマンベトフと相性がよかったようだ。今回の新ワザは「アサシン・モード」。ジェームズ・マカボイ演じる特異体質の暗殺者の体内感覚を、視覚だけでなく「聴覚」を刺激するという演出法で描き、暗殺者のアドレナリン増量心拍増加気分をたっぷり体感させてくれる。(平沢薫)

映画.com(外部リンク)

2008年9月11日 更新

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