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近距離恋愛
2008年7月12日公開

近距離恋愛

MADE OF HONOR

1012008年7月12日公開

yut********

5.0

ネタバレ友情の垣根の向こうに

10年前、ひょんな事から、友達どうしになったトムとハンナ。 プレイボーイの彼が、ハンナへの想いに気づいたときには、 ハンナは、婚約者を連れてきました。 相手は、スコットランドの貴族! あろうことか、トムは、ハンナの花嫁付添人を、頼まれました......。 原題は、『筆頭・花嫁付添人』を意味し、挙式までの間、 ハンナに、べったり密着できる立場を生かして、 トムが挽回する奮闘ぶりを、 パトリック・デンプシーが、涙ぐましくも、力強く、魅せてくれました! 邦題の『近距離恋愛』は、 近くにいる幸せの青い鳥には、気づきにくい、と言っているように思えました。 いえ、気づきにくいだけではありません。 気づいたとしたら、そこからどうしましょう? 男友達が、友達でなくなる”その時”は、 いつなのでしょう? 女友達に、それを気づかせるには、どうしましょう………? 男女の間に友情は成立するか、という永遠のテーマに相対するような ”成立したはずの男女の友情が、垣根を越えるとき” を、見せてくれたように、思いました。 印象的だったシーンを挙げます。 ▼▼▼▼▼▼ ?キスシーン☆   劇中、何度も何度も、キスシーンを見せられます。 ・ハンナと婚約者の、人目をはばからない、熱~く濃~いキス☆  と、それを見ているトム....。 ・花嫁になる人がキスを売るという行事で、ハンナが、誰かれかまわず、して回るキス☆ ●その行事のなかで、トムと交わしたキス☆ この食傷気味なキスの雨を見た後で、なにげなく、ハンナがトムと交わしたキスは それが、単なる行事ではなく、挨拶でもなく、 婚約者と、あれだけ交わしたキスよりも、 ハンナに、気付いていなかったものを気付かせた、大切なキスとなったようです。 その前のたくさんのキスシーンが、あればこその 生きたシーンだったと思います。 ?シドニー・ポラック演じたトムの父。 何度も、再婚を重ねるトムの父が、プレイボーイだったトムに、 恋愛観、女性観を語るシーンは、 父として、男としてのトムへの助言という意味合いだけでなく、 ポラックの存在感が ストーリーに安定感を与えながら、転機となっていて、 作品を、締めたシーンになっているように感じました。 ?スコットランドの背景 婚約者の故郷が、スコットランドということで、 お城や風景、行事も、目新しく楽しめました。 スコッチウイスキーや、スコッチテリア....も、 スパイスになっていました。 ?教会での結婚式 結婚式までに、挽回できなければ、教会で奪い去れ!ということで、 トムが、結婚式に乗り込むシーンは、 『卒業』を思い出させます。 が、トムは入り口で、コケちゃうのですよ....。 痛いな~トム。 でも、もっと痛い目があとで待っているのも、お約束でしょう!(笑) 最後まで、白馬の王子様でないトムが、 いいのですよ~♪ ▼▼▼▼▼▼ 一目ぼれの御曹司より、10年来の腐れ縁.....。 友情の垣根の向こうにあった、幸せのゴールに ダンクシュートしたような元気を もらった作品でした☆ PS:お皿のジャグリングは、スゴイです☆!!

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