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マーゴット・ウェディング (2007)

MARGOT AT THE WEDDING

監督
ノア・バームバック
  • みたいムービー 39
  • みたログ 453

3.67 / 評価:175件

家族の修羅を覗く憂鬱

  • ultra_kandenchi さん
  • 2008年10月4日 13時30分
  • 閲覧数 204
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

最初の10分ぐらいでものすごく飽きるんだけど、最後まで見てもやっぱり面白くなかったです。

人間は弱いもので弱いからこそ依存しあって自分の弱さを他の人に補ってもらおうとする。依存しあうことと裏腹な憎悪も生じますが、それでも依存から抜け出せない。そういうネガティブなまなざしで家族を見つめていて、基本的にヤな感じですが、最後にバスを追いかけるニコール・キッドマンの姿には、依存から抜け出せなくたって人間は人間なんだからいいじゃないか?という開き直りが感じられました。

不幸の本質についてはよく迫っていると思います。つまるところ自分を愛せない人間は不幸になり、そればかりか周囲、特に最も身近な家族まで不幸にします。それは賢いインテリでも同じというか、むしろ頭の切れるインテリだからこそ、現実と折り合いをつけられずに粗探しばかりして、その憂鬱は深刻で抜け出せない闇に落ちていく。

モノカキのようなインテリ層に対して、アメリカの大衆はルサンチマンにも似たある種の嫌悪を抱いています。身体を張ってなんかやってこそ一人前でしょう?言葉だけで生きているようなインテリは信用できませんと思っているわけです。だから、こういうインテリ層の内幕を暴露するような映画は痛快に感じられコメディとして成立するんですが、日本人にはそのセンスはちょっと理解が難しいです。

詳細評価

物語
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音楽

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