2008年8月9日公開

コレラの時代の愛

LOVE IN THE TIME OF CHOLERA

PG121372008年8月9日公開
コレラの時代の愛
3.2

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

1897年、コロンビア。郵便局員のフロレンティーノ(ハビエル・バルデム)は配達先の令嬢フェルミナ(ジョヴァンナ・メッツォジョルノ)と恋に落ちる。しかし、身分の違いから引き離され、フェルミナは医師のフベニル(ベンジャミン・ブラット)と結婚。フロレンティーノは何年でも彼女を待ち続けると心に誓う。

シネマトゥデイ(外部リンク)

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作品レビュー(51件)

ロマンチック18.1%切ない14.2%コミカル11.0%セクシー10.2%不気味8.7%

  • yab********

    5.0

    愛を求める気の毒で無害な男

     50年もの間初恋の女性を一途に追い求めて、心の旅を続ける男。しかし、この作品はそんなピュアな話では終わらない。   彼は心と肉体を完全に分離させている。そこがとても嘘っぽい男に見えるのだが、なぜか不思議な共感を呼ぶ。それは、男という性(さが)がそもそもそういうものだという納得感があるからだ。  男は好きな女性にふられると、それを紛らわすために他の女性の身体を求めるものだ。そこにおいて、心と身体は完全に分離している。心は好きだった女性のことが離れないのに、身体は別の空間のごとく女性の身体を求めるのである。  この作品の主人公も、結婚を誓った女性からの、「私の目が曇っていました」というひとことで、そのやるせなさを、すべて女性の身体に向け、600人もの女性と身体を重ね合うのである。体内から放出することによって、身体は一瞬快楽に充たされるが、心はけっして充たされることはない。  この作品はそれを、かなり大袈裟に描いただけのことである。  それは、男の哀しい性(さが)ではあるが、同時に男のずるさでもある。ずるさの部分で男はなんとか均衡を保っていくのである。  主人公の男はこう自分を語る。  なぜあなたは女性にもてるのです?  きっと私が哀れな脱殻だからだろう  愛を求める気の毒で無害な男だから  愛とは?幸福とは? 陳腐と言われながらも、もう一度考えてみたくなる不思議な作品である。

  • stanleyk2001

    4.0

    笑えない笑いに満ちた近代史

    マルケスの小説の映画化。だから真面目に受け止めてはいけない。ホラ話として受け止めなくては。 幽霊も出なければ昇天する美女もでてこないけれど「ンな、アホな」という言葉を飲み込まなくては。 一目惚れした美少女を一生恋い焦がれる主人公は同時に世之助のように1000人近い女性とSEXしまくる。それで純愛かーい?と突っ込みたくなる。 オフィスで性交してるような社長が船舶会社をまともに経営できるのか? 70歳を超えてついに結ばれる二人。垂れた乳房に禿げ上がった頭。そんな二人のSEXは感動すれば良いのか笑えば良いのか分からない。 「ハックルベリー・フィンの冒険」や「素晴らしいアメリカ野球」や「キャッチ22」の様に笑えない笑いに満ちた近代史。 外輪船が遡行する南米の光景は船が山を登る「フィッツカラルド」の様に美と狂気に満ち溢れている。

  • kps********

    4.0

    生と死、愛と孤独

    郵便局員のフロレンティーノは配達先の令嬢フェルミナと恋に落ちる。身分違いから引き離されるが、51年9カ月と4日後に純愛が成就するという奇跡のようなお話でした。 ガルシア・マルケスの作品は、『100年の孤独』だけ読んだ記憶がありますが、ああいう魔術的なリアリズムは鳴りを潜めて、真っ当でリアルなお話だったんですが、一途な純愛が折れ曲がってしまうと、51年9カ月と4日の間に622人の女と寝てしまうという奇想天外なお話となっていて、さすがマルケスと唸るような面白いお話でした。 51年9カ月と4日待ち続けるほどの愛=孤独に対して、コレラや内戦という死の不安が介入してくる時代、生に対する抑圧が高まると行き場を失った生(愛)への欲動が、反転・暴走して622人の女を選択してしまうという、成就されない生(愛)の深さを描いている訳ですが、片や医者と結婚したフェルミナは、本当に愛しているかも分からない結婚に対して問題を抱えながらも幸福を感じているという、愛の虚実のようなものが表現されている作品かと思います。 最終的に成就するお互いの純愛に感動のようなものを覚えましたが、マルケスの作品は終始「時」を強く主張してくるので、こんな奇想天外なラブストーリーに対しても深く突っ込ませないところが良いです。 過ぎ去る「時」を前にして、人間の営みや愛の形などは不確かで幻想のようなも のではないでしょうか? 力強くシンプルに、生や死・愛や孤独が響いてくるところが極めて文学的で好ましかったです。 と、そんな感想で個人的には面白かったんですが、下の方のレビューでマルケスの作品を映像化なんてできるのか?というご意見があります。 確かに、内容に対して素晴らしい映像作品であったかと言われると、かなり疑問はあったかと思います。 もう少し芸術性が欲しかったですし、両者の老けメイクなんかも、題材の深みをぶち壊してる感じはしました。 映画としてどうであったか?と問われると疑問なところは多々あるかと思いますが、個人的に原作の素晴らしさが伝わってきたので、自分は良しとしたいと思います。 男も女も、異性と寝まくる奴らは意外と純なのか? と思ったりしました(笑) ★4つにしておきます。

  • lov********

    2.0

    ネタバレこれって純愛か?無理ある

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • www********

    2.0

    筆まめは一番の口説き上手

    あ~、俺の人生もっと筆まめに生きてくれば良かった!!と、反省させられる映画でした。文芸ロマンとか、この手の作品はほんと理解に苦しむ私です。疲れた。。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
コレラの時代の愛

原題
LOVE IN THE TIME OF CHOLERA

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日