2008年7月5日公開

バカバカンス

782008年7月5日公開
バカバカンス
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

小さな洋食店で働く美智男(須田邦裕)は、半年前に出て行った亜衣(奥田恵梨華)のことで頭がいっぱい。ある日、店のオーナーが金を持って失踪(しっそう)してしまい不安な思いで帰宅すると、新しい恋人にフラれた亜衣が突然現れる。翌日、オーナーの居場所を突き止めた先輩に連れられ、美智男だけでなく亜衣もオーナーを探す旅に出る。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(6件)

切ない26.7%かわいい13.3%楽しい13.3%悲しい6.7%勇敢6.7%

  • hir********

    5.0

    ちっともバカじゃないじゃん!

    どーも、今日は「深川東宝2」も開いてなく、彼女も仕事。 ひとり、近くの清澄庭園ブラブラして、100円DVD借りて、 ブック・オフで、国仲涼子写真集(なんと100円!)と、 シュワの「コラテラル・ダメージ」(なんと250円!)買って帰りました。 なんか・・・・ノンキな一日でした・・・・ で、家に帰って、「焼きそば」食いながらビール飲んで、この「バカバカンス」 この映画、コックが主人公のせいか、邦画では珍しく、 「食い物」のシーンが、多かった。 「シチュー」で始まり、「オムライス」で終わる映画。 コレが、何を意味してるか?・・・わからない人には、ダメな映画だろう。 女房を裏切ってまで、「捨てられた女」を助けようとする男と、 自分を裏切ってまで、「出て行った女」を許す事ができない男。 「みんなバカばっかりだ・・・」 先輩の渋川清彦(ガレッジセールのゴリ似)は、そう呟いて出てゆく。 要するに、この二人の男は、「自分に嘘をついて」生きている。 だから、主人公は、失踪したオーナーが、「愛人」といる家では、 「オムライス」は、創りたくなかった。 「オムライス」という料理は、「独りもん」の料理である。 「カレー」や「シチュー」と違って、一人前で完結してしまう料理なのだ。 だからこそ、主人公は、妊娠している女性と暮らすオーナーに、 「オムライス」は創れないと、かたくなに拒み、 元カノに、「シチュー」の件で、なじられてキレたのだ。 映画は、この主人公の、ある種「決意表明」で終わる。 題名こそバカあつかいだが、ちっともバカでは無い。 「男」というのは、こーゆー生き物だ。 頭の中で理解はしているが、ソレを良しとしない「プライド」なのだろう・・・ 許すには、映画に出て来る「赤い亀」の如く、時間がかかるのだ。 個人的に、面白いと思ったのは、元カノと主人公が、 二人して「ラブホ」でカップ焼きそば「ペヤング」を夜中に食うシーン。 俺、知らなかったけど、「ペヤング」って関西には無いんだってね。 関東のラブホには、なぜか、このペヤングが置いてある確率高し!! ただね・・・夜中に二人で「ペヤング」ずるずるススッテルってカップルは、 正直、もう終わってるか、結婚したかのドッチか。 少なくとも、熱いカップルは、夜中に割り箸二つに割って「ペヤング」食いません。 この延々と続く「ペヤング焼きそば」のシーンは、最高だった。 「焼きそば」ずるずる食いながらの「セリフ」も、泣けました。 「俺達、もうダメだろうなぁ・・・」 と、思いながらも、相手にもう一歩、踏み込んでいけない男。 やっぱ、世間じゃ、こーゆー男を「バカ」と呼ぶのかなぁ・・・ 「俺さぁ、悟ったんだよ・・・人は独りぼっちだって・・・」 「ハァ?独りぼっち?・・・ソレさぁ、悟ったんじゃなくて、諦めただけじゃねーの?」 先輩のこの返しが、「すべて」ですな・・・

  • kur********

    5.0

    いい映画

     もう、上映終わっちゃってるけど、書きたいから書きます。  正直、ふらりと立ち寄った、みたいな感じで観にいったんですよ。上映時間だけ確認して、終電に間に合うから行くかと。  で、観ました。結果は、当たり。  内容は、別れた彼女に未練たらたらの、町のちょっとはやっている洋食屋のコック(留守電の彼女の声を消せない辺りがダメすぎで好感が持てる。男って、よっぽどモテる奴以外、こーゆー所あるよね。また彼は、彼女からのプレゼントであるワインをいつまでも取ってあるし。食い物だぜ?開けないでとっておくか?)が主人公。  ある日、店のオーナーが夜逃げ。彼は職を無くす。その日の晩、元カノがやってくる。男にふられて、放浪の果ての最後の選択だったらしい。(でも、元カレの家に来るか?男の気持ちを考えろ(苦笑)。実家に帰れよ、実家によう)  戸惑う彼。そんな主人公を尻目にマイペースに暮らす準備をする彼女。大切な思い出のワイン(笑)を躊躇無くあけるし。  その晩、緊張して眠れない彼。(どこまでイイ奴なんだ。可愛い奴め!)明け方、やっとウトウトしていると、先輩コックがやってくる。”オーナーの逃亡先がわかった。給料を、ぶん取りに行こう”とカレを誘い出すことから、軽快なギターのBGMに乗って、物語は動き出す。・・・各駅停車のスピードで。  ”幸せの黄色いハンカチ”と”せかいのおわり”のテイストを抽出するとこんな感じになる、かな?(高倉健を今風にするとああなるのか・・・。)  町の片隅で暮らす人々の、ちょっとした事件とその解決までを軸に、若き日の恋愛のほろ苦さをちりばめた、好感の持てる小品。  あなたの町で(例 十文字映画祭関係者の方、いい映画ですよ?いかが?)公開されることがあれば、足を運んでみては?  (ただし、セレブ志向の強い人やエリートさん、慎ましくも生真面目に生きている人を嘲る人は見ないほうが良いです。シネコンでハリウッド映画だの大資本系邦画で満足しておいてください。)        

  • ぷー

    2.0

    期待してたけど

    ロードムービー、3人、海など 好きなテイスト満載だったのに 何も感じないままエンディング。 何かが足りない!? 単館系の地味めの邦画は好き。 でもこの作品は地味すぎたかな。 バカンスって題名にあるんだから もう少しはじけたシーンがあったらよかったかも。

  • kin********

    4.0

    良かったです

    サラリーマンNEO→奥田恵梨華さん→映画→バカバカンス→吉祥寺見逃す(くっ)→検索→横浜舞台挨拶つき(しかも2日間) 行くっきゃないでしょ! 見逃したら二度とみれないかも(自主映画だし)と思い、見知らぬ街、横浜黄金町へ2日間行って参りました。 映画はなかなか面白かったです。主役(須田邦裕さん)がほとんどしゃべらないで、友人が代弁している感じなんですが、でもああいう人って普通にいますよね。でも友達にいたらむかつくと思う。優柔不断で未練たらたら。ああもう、なんか言えよ!大人になれよ!ってね。 それにしても奥田さんはきれいでかわいかったです。超ファンになってしまいました。 彼女の役も、もし友達にいたら振り回されそうでやだな。 渋川清彦さんがよかった!なんかガレッジセールのゴリみたいで、とても自然な演技でした。 みなさんそうでしたけど、とにかく自然。素でやってる感じ。監督さんのおかげですかね。 また、大好きなピーズ(ビーズ B'Zじゃない。PIね)がエンディング曲。 これだけで私にとっては行く価値がありました。 舞台挨拶 1日目・・・監督と奥田さん 監督さんはかなり頑張ってましたが、緊張のせいか、かなりグダグダ。(奥田さん、もっと監督を助けて!) 質問コーナーは良かった。 ファンの方が渡したプレゼントのセンスの良さに脱帽・・・ 2日目・・・監督、奥田さん、須田くん、安齋 肇さん 4人になり、かなりスムーズに進行。安斎さんは須田くんと同じ事務所であり、奥田さんは大ファン。 楽屋落ちの話が多く、よくわからなかったが、みんな楽しそうに笑ってました。 なんか良かった。 また吉祥寺で舞台挨拶付きでやってほしいです。 至福の時でした・・・・。

  • taj********

    3.0

    はしるグドグト。

     「針の穴場」的な映画です、いや、「的」じゃないぞ。針の穴場。  穴場映画を得意とする(自分で言うな!)僕はブラウザのお気にいり欄に都内のミニシアター入れて巡視してるのですが、この吉祥寺バウスシアター、自宅からの遠さもあって「間に合わせ」的なブックマーク。「みたいムービー」にも載せずに急襲した作品、あれは忘れもしないいつだったか(←おきまり)ぶりです。そういうわけで(どういうわけだ)まとめると、   ? 公開のロケーションが怪しさ大爆発(吉祥寺のみ。武蔵野市の皆様ごめん)。   ? 一般公開日を過ぎてもレビューが一本もない。  ? 作品タイトルと紹介文の間に、なにやら怪しい乖離感が漂っとる。  であるからして本作「バカバカンス」、かんじゅーす認定「怪しい映画三連単」でございます。  で、三連単は大抵当たらない(笑)。  ところがこの一週間、僕「負ける」ことには慣れていたので、9日ぶりの勝利を収め(何が負けて勝ったかはあえて書かない)意気揚揚と千葉マリン球場から吉祥寺へ関東平野横断して観てきたのさ奥さま。ちなみに海浜幕張から吉祥寺まで590円で行けるんですよ。みどりの窓口のお兄さんが発券に10分くらい悩んでたけど。  …ぬお、グドグドしてるぅ。  感想、これに尽きます。ただ、グドグトなりの正直さみたいなものを強く感じる不思議な映画でした。  「バカバカンス」は、トホホな若い男女3人のロードムービー。忘れられない彼女・亜衣(奥田恵梨華さん)に会ってしまった失業中のシェフ・美智男(須田邦裕さん)、その元同僚の隆司(渋川清彦さん)、この3人が失踪したレストランのオーナーを追って、美智男のおんぼろオープンカー(赤いシティ・カブリオレ!)で伊豆下田まで向かうお話です。監督は1971年うまれの宮田宗吉さん。風間志織監督や冨樫森監督の下で助監督として働き、本作で監督デビューとのこと。ちなみに「バカバカンス」を強く意訳すると「釣りバカ日誌」になるとかいうのは、まったくの妄想です。なら書くなよ。  今作を拝見するかぎり、たとえば冨樫監督のような耽美的で落ち着いた描写は宮田監督にも通じている、という気もします。しかし、それ以上に「グドグト」している。長回しを多用し、脚本にこれといったサプライズがあるわけでもなく、わずか78分という上映時間もさして短いと感じないくらいでした。少なくとも、シネコンに掛かるようなテンポいい映画に慣れた大半のお客さんには違和感あるでしょう。  でも「グドグド」だからジメジメしてるとか、妙に自省的だとか達観しちまった空気感の映画だとは、まったく感じませんでした。グドグトだけど走っている、素晴らしく情けない、そんな言葉が僕のメモ帳に残っています。映画の3人は特技もなく、むしろ「負け組」然してますが、そこに留まる雰囲気は一切ありませんでした。ダメなことは承知のうえで、でも走ってゆく「正直さ」とでもいいましょうか。それは、この作品が宮田監督の自伝的要素を含んでいることとも関係しているようで、外枠の三連単だろうが何だろうが、とにかく「映画」というカタチにしてみて初めて見える地平もあったのでしょうね。客観的な出来は別にしても、宮田宗吉という男の「顔」が垣間みえる一本という点では間違いありません。  つくり手の「顔が見える」こと、実は僕がミニシアター系に惹かれる(表向きの)理由でもありまして、ゆえに、吉祥寺くんだり(武蔵野市民の皆様ごめんなさい・Part2)まで行った甲斐はあったと感じています。他人様にもひろくおすすめ、とはいきませんが…。  主人公3人の役者さんたち、「知ってる人は知っている」級揃いですね。奥田恵梨華さんは、これからもっと有名になっていく予感があります。今年はもう4本くらい彼女の作品に当たりましたが、声が低めということもあり、今作のように、明るくはないが繊細で等身大の女性役が一番はまり役です。「TOPLESS」「実録・連合赤軍」「Sweet Rain 死神の精度」いずれもそうでしたね。須田さんは「真夜中の少女たち」で見ているはずなのですが、いかんせんあの映画はおにゃのこしか目に入らなかったので記憶なし(笑)。ただ、「ここに、幸あり」という自身の出身地(玄界灘のある島)で撮った映画に出演されていて、かなり興味を抱きました。奥田さんと同じく、等身大の雰囲気が素敵な俳優さんだと感じました。  またマギー司郎さん(師匠のほうね)と森下能幸さん、この2人をピンポイントで配したのは監督のセンスを窺わせるニヤリどころ。  ちなみにエンディング曲はThe ピーズ。僕、いまいち彼らの魅力がわからなかったのですが、「はしるグドグト」という言葉が思いついた瞬間、なんか感覚の変わった気がしました。ピーズを強く意識した映画たち、「逃亡くそたわけ」に「日が暮れても彼女と歩いていた」―あ、そういえば…。

スタッフ・キャスト

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須田邦裕中田美智男
奥田恵梨華栗原亜衣
中島陽典オーナー
小林沙世子オーナーの妻
マギー司郎大家さん
森下能幸給水車の男
猫田直そば屋の妻
川屋せっちん不動産屋

基本情報


タイトル
バカバカンス

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日

ジャンル